ブックマーク / p2ptk.org (10)

  • 資本家は資本主義を嫌う、そして「メタになれ」と言う | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Capitalists Hate Capitalism」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 今週のポッドキャストでは、Locus Magazineに書いたコラム 「資家は資主義を嫌う」を読んだ: https://locusmag.com/2024/03/cory-doctorow-capitalists-hate-capitalism/ 「資家は資主義を嫌う」とはどういうことか? それは、「利益」と 「レント」(rent: 一般的には地代や家賃、使用料を指すが、ここでは経済学の「超過利潤(企業が競争的市場で得られる以上に享受する利益)」を指す)の違いに尽きる。資家は資お金、またはそれで買えるもの)を労働者の労働と組み合わせて、利益(資家の取り分)と賃金(労働者の取り分)を生み出す。 一方、レントは、資家が利益を生み

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    Hohasha 2024/04/22
  • 資本家をビビらせろ | p2ptk[.]org

    以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Precaratize bosses」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 詩人アンジェロウの「人が性を見せたら、それを信じなさい」という言葉、政治における「すべての非難は自白である」という自明の理のを組み合わせると、次のようになる。「誰かがあなたを悪徳だと非難するたびに、その人は自分自身の性を見せているのであり、あなたはそれを信じるべきだ」。 そうした非難について考えてみよう。CARES法による対コロナ緊急経済対策の小切手をめぐる道徳的パニックを覚えているだろうか? 支配階級の代弁者たちは、ありとあらゆるケーブルテレビに出演し、「こんなことをしたら、誰も働きたがらなくなるだろう」と口々に不満を漏らした。労働者は、すべて――家、子供、冷蔵庫の料など――を失うことへの恐怖心のみに突き動かされて仕事に就くのだと彼らは考えている。 こ

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    Hohasha 2024/04/21
  • いにしえの「ビデオ録画」論争と生成AI | p2ptk[.]org

    以下の文章は、電子フロンティア財団の「What Home Videotaping Can Tell Us About Generative AI」という記事を翻訳したものである。 Electronic Frontier Foundation 1975年。アース・ウィンド&ファイアがパワープレイされ、映画『ジョーズ』が映画館のスクリーンを覆い尽くし、『オール・イン・ザ・ファミリー』が必見の番組とされ、ビル・ゲイツとポール・アレンがAltair 8800という初のパーソナルコンピュータを売り出していた。 だが、著作権弁護士にとって、そして我々市民にとって、もっと重要な変化が訪れていた。ソニーが初のビデオテープレコーダー(VTR)を販売したのである。そのお陰で、仕事で昼ドラが見れなかったとしても、録画しておけば帰宅後にゆっくりと見れるようになった。好きな番組と気になる試合中継が重なっても、なんの

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    Hohasha 2024/04/17
  • 米国政府によるTiktok禁止、何が問題なのか | p2ptk[.]org

    米国政府によるTiktok禁止、何が問題なのか投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2023/3/252023/3/25 Electronic Frontier Foundation 言論と自由と結社の自由には、コミュニケーション技術を選択する権利も含まれる。何を言うか、どこで言うか、誰に言うかを政治家に指図させてはならない。 多くの人が世界中の人々と情報交換するために選択した技術であるTikTokに対し、米国で規制を求める声が高まっていることを我々は懸念している。そうした踏み込んだ行動に出る前に、政府は少なくとも現実の問題とその必要最低限(narrow tailerd: 厳密に調整された)の解決策を具体的な証拠に基づいて提示しなければならない。今のところ、政府はそれをやっていない。 ソーシャルメディアプラットフォームをふくめ、ほぼすべてのオンラインビジネスが膨大な個人データを収集

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    Hohasha 2023/03/25
  • 「著作権フィルターに検出されそうな曲をかけてライブストリーミングを妨害しようとした警官」は氷山の一角に過ぎない | p2ptk[.]org

    「著作権フィルターに検出されそうな曲をかけてライブストリーミングを妨害しようとした警官」は氷山の一角に過ぎない投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2021/2/21 Electronic Frontier Foundation 窓口の警官とのやり取りをライブストリーミングで配信しようとしたところ、その警官は音楽をかけ始めた。2月5日、活動家とビバリーヒルズ警察とのやり取りの最中、サブライムの「サンテリア」が再生された。その警官は水晶玉を持ってはいなかったのだろうが、著作権フィルターには随分と詳しかったようだ。 撮影を察知した警官が爆音で音楽を再生し始めた理由はお察しのとおりだ。警官はInstagramの過剰な著作権フィルターに音楽を検出させようとしたのだろう。Instagramの著作権フィルターは、実際のコンテンツの内容ではなく、BGMを検出してストリーミングを停止してしまう。こ

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    Hohasha 2021/02/21
  • Facebook「Sonyがバッハの作品を所有しているため、Facebookではバッハを演奏できません」 – P2Pとかその辺のお話R

    Facebook「Sonyがバッハの作品を所有しているため、Facebookではバッハを演奏できません」投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2018/9/102018/9/10 BoingBoing ピアニストのジェームズ・ローズは、自身のFacebookアカウントにバッハの曲の演奏をアップロードした。しかし、それはうまくいかなかった。彼の演奏はFacebookの著作権フィルターシステムにより削除され、著作権侵害だと彼をなじった。彼の演奏は、300年前にこの世を去った作曲家の作品を所有すると主張するSony Music Globalの権利を侵害しているのだという。 Hey ⁦⁦@SonyMusicEnt⁩ – apparently you ‘own’ 47 seconds of my performance of Bach. He died 300 years ago. And

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    Hohasha 2018/09/10
  • だから著作権フィルターは怖いんだ――第三者に著作権を主張されたフリーBGMの件 | p2ptk[.]org

    だから著作権フィルターは怖いんだ――第三者に著作権を主張されたフリーBGMの件投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2018/7/82018/7/8 商業利用可のロイヤルティー・フリーBGM(自作自演)を配信していた方が、そのBGM音楽配信代行サービス「TuneCore」経由でリングトーン(着メロ)配信しようとしたところ、第三者の著作権を侵害している可能性があるとして、TuneCoreから配信申請をリジェクト(保留)されてしまったという。 昨今世間を賑わせているEU著作権指令案第13条の「著作権フィルターの義務化」とも関連する事案なので、少し補足したい。 TuneCoreで上記の自作BGMを配信しようとしたら、リジェクト(厳密には配信保留)されてしまったので、クレーム話ではなく「こういうケースもあるんだなぁ…」と実感したエピソードとしてここに書いておきます。 自作曲を配信しようと

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    Hohasha 2018/07/09
  • 日本では知られていない海賊版の新潮流 | p2ptk[.]org

    のオンライン海賊版の歴史をふり返ると、時代時代にさまざまなトレンドがあった。Warezに始まりNapster、WinMX、Winny、Share、BitTorrentなどのP2Pファイル共有、YouTubeやニコニコ動画などのストリーミングプラットフォーム、そしてMegauploadやRapidshare、Rapidgator、Uploadedなどのサイバーロッカーへ。 日でも昨年10月にリンクサイト「はるか夢の址」の運営者や投稿者が摘発され、サイバーロッカーへの注目(というか圧力)が高まっている。ただ、海賊版の世界を観察していると、サイバーロッカー型の海賊版はすでに過去のものになりつつある。たとえば、サイバーロッカー自体の人気は2012年のMegauploadの閉鎖前後にピークアウトし、根強い人気のBitTorrentですら下降の一途を辿っている。 Rapidshare、Megau

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    Hohasha 2018/01/23
  • 「フェアユースでも使用料を払え」というソニーミュージックの横暴と、それを許すYouTubeのコンテンツID | p2ptk[.]org

    「フェアユースでも使用料を払え」というソニーミュージックの横暴と、それを許すYouTubeのコンテンツID投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2016/5/232016/5/23 TorrentFreak ブルーグラスの音楽史講座が、YouTubeコンテンツIDなどのコンテンツ・フィルタリング・システムの新たな被害者となった。 デジタルミレニアム著作権法のセーフハーバー条項は、YouTube、Vimeo、Twitter、その他多くのサービスを著作権裁判に巻き込まれることから守っている。また、セーフハーバーは、自らの作品をインターネットに投稿するユーザのフェアユース裁判に巻き込まれないようオンラインプラットフォームを守っており、その意味では人びとのフェアユースの権利を守っているともいえる。しかし、YouTubeなどのプラットフォームの自動フィルタリングと削除システム――DMCAが義

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    Hohasha 2016/05/24
  • 「店でBGM流したいなら金払うのが義務」とかいう時代錯誤 | p2ptk[.]org

    JASRAC、というか著作権管理事業については一定の理解もあるし、その意義も理解しているつもりではあるが、なんとも腹立たしい記事を目にした。 紅茶専門店TEAS Liyn-an はJASRACに著作権料を払ってません 1999年以前、著作権(演奏権)料の徴収は、放送・有線放送に加え、音楽喫茶、ディスコやダンスホール、音楽を主体とした演劇、演芸、舞踊だけに限られていたのだが、1999年の著作権法改正以降、一般の店舗でのBGM使用などについても著作権料の徴収の対象になった。 上記の記事のお店は、1999年以降に開業し、当時JASRACからBGM使用について支払いの必要はないという説明を受けていたが、今年に入って突然、JASRACとの契約書と支払請求書が送りつけられたという。しかし、契約の必要性や請求の根拠などについてはほとんど説明がなかった。店舗BGMは著作権の切れたクラシック曲を使用していた

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    Hohasha 2016/05/10
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