今月17日、ラスベガスで開催された「D.I.C.E. Summit 2016」にて、スマートフォン・タブレット向けモバイルゲームを販売・運営するGlu MobileのCEO、Niccolo de Masi氏は、モデルで女優のキム・カーダシアンをテーマにしたスマートフォン向け基本無料アプリ『Kim Kardashian: Hollywood』が、2014年夏期のサービス開始から最初の5四半期(約1年と3か月)で、1億ドルの売上を達成していたことを明らかにした。スマホの波に飲み込まれた国内ゲーム市場のみならず、北米でも確実にシェアを拡大するアプリ業界。一部ではユーザーレビューを真っ赤に染めるほどの低評価も目立つセレブゲームが、いったい何故ドル箱として大成功を収めているのか。ソーシャルネットワーク時代がもたらした生きるコンテンツのマネタイズ戦略に迫る。 スマホとSNSが生んだセレブゲームブーム