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ブックマーク / www.vice.com (2)

  • リサイクルショップからゴミ置場まで 個人レコードディーラーの長い1日

    千億円を超える市場規模にまで復活したレコード。これはもはやブーム云々ではない。確実に私たちの生活のなかでレコードは回り始めた。そんなレコード市場は、レーベル、ディストリビューター、ショップだけで成り立っているのではない。個人レコードディーラーが、現在の市場を活気づけているのだ。 生ける屍と化していた愛すべき音楽フォーマットが復活しつつある。もう心配はない。数十年もの低迷期を経て、2016年、英国のレコード売上は320万枚を超えた。過去25年間で最高の記録だ。米国はさらに好調で、市場規模は10億ドル(約1095億円)に迫ろうとしている。スーパーにはレコード・コーナーが設置され、プレス工場はフル稼働している。Discogsではレア盤が高値で売買されている。この事態を誰が予測できただろう? しかし、音楽産業全体にとって、320万という数字は、まだまだ僅かなものである。例えば1986年、この年だけ

    リサイクルショップからゴミ置場まで 個人レコードディーラーの長い1日
  • マシュー・ハーバートが鳴らす「食べる音」

    マシュー・ハーバート(Mathew Herbert)によるパーフォーマンス『Edible Sounds』は、「べ物」について改めて考えるきっかけを与えてくれる、有意義で奇妙な試みだ。「べ物」製のレコード盤をつくり、それをターンテーブルにのせ、針を落とし、その音をべる。『Edible Sounds』、「べる音」と銘打たれたこのイベントでは、サツマイモ、トルティーヤは一体どんな音をべさせてくれるのか、好奇心をくすぐる音楽的実験が繰り広げられた。タイトルの「べる音」だけでは奇天烈なだけのイベントだが、実は、健康・品業界に蔓延する問題を明らかにするのを目的にした興味深いプロジェクトでもある。 ハーバートは、これまでにもたくさんのにまつわるサウンド・プロジェクトを実現してきた。Matthew Herbert名義の『Plat du Jour』(2005)では、3255人が一斉にリンゴを

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