「ハーフってかっこいいよね」「ハーフっぽい顔になりたい」。これらの言葉をどこかで聞いたり、実際に口にしたりしたことがある読者もいるのではないだろうか。 テレビや雑誌でハーフのタレント・モデルを見ない日はない。ハーフは、容姿端麗、語学堪能というイメージがあるが、たとえポジティブなものであっても、こうした固定観念に対して、差別の意識を感じるハーフの人は少なくない。 5月23日、都内にて「身近な多文化共生を考える~『日本人』『外国人』『ハーフ』って誰?~」と題したワークショップが開催された。登壇者は、チェコと日本のハーフであり、小学生を対象に多文化教育を行うCulmony(カルモニ―)の代表でもある岩澤直美氏。ゲストには、アメリカと日本のハーフであり、ミス鎌倉としての活動経験もあるコーリア留奈氏を迎え、トークセッションを行った。 岩澤氏は「大人になってからわざわざ、お金と時間をかけて『差別をなく
![「ハーフってかっこいい」に潜む「差別」。「身近な多文化共生を考える」ワークショップレポート « ハーバー・ビジネス・オンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/92c35556cafff947468eee901bf342da33e0d6e3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fhbol.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F05%2F0523event02.jpg)