矢部善朗弁護士のブログのコメント欄で,相変わらず「?」な議論が続いています。 あそこに常駐する医療系コメンテーターの方って,結局,医療従事者を優遇し,特権を付与する,患者側はどんな目にあってもそれを甘受するという方向のお話しか受け入れられないのですから,いささかでも前向きのお話をするのは無理だと思うのです。 複数の救急患者受入病院内の複数の医師および病床の稼働状況を適時に集中管理するなんていうのは現代のIT技術から言えばさほど困難な課題ではありません。もちろん,腕の悪いSEに作らせると使い勝手の悪いものができる可能性はありますが,「誰が,どうやって,どの程度の情報を,どの段階で」入力するのかを工夫すればよい話です(Choirさんという方が,「1日2回更新なんてシステムではなくて」というエントリーのコメント欄に投稿された文章の中で,「業務系システムで飯食ってるSIerの端くれ」として,結局の
中日新聞の文化欄にこんな記事があったとのこと。 筆者は東大教授と名乗ってはいるものの、全編これ思い込みのみで書かれているため、恥ずかしいことこの上ない文章。 ssd先生なら、ここまで豪快な馬鹿は清々しい、と表現するんでしょうね。 題して 「出産時の帝王切開に思う」 詳細が書かれていないので、何か別の事情があるのかもしれない。だから一般論として述べたいのだが、アメリカなどでは主に医療の効率性のため、すべての出産を帝王切開にしているという。 どこの異次元のアメリカだか知りませんが、少なくとも世間一般的にアメリカと呼ばれている合衆国ではそんなことはありません。高く見積もって帝王切開は20%弱ですね。ちなみに日本は15%弱です。世界で一番高いのは中国で8割くらいとも言われてましたがはっきりしません。明らかに高いのはブラジルです。統計によって差がありますが50%〜70%くらいでしょうか。韓国も結構高
アナリストとはなんぞやになりますが、 精神分析医。 企業や産業界の動向を調査・分析して、投資家に役立つ情報を提供する専門家。証券分析家。 社会情勢分析家。アナリストの前に「経済」をつけた場合、2.に該当する職業と考えられます。投資の助言屋みたいなものでしょうか。辞書の定義からは自分で投資する職業とは思えませんから、印象としては競馬場におられる予想屋の投資版としても大きな間違いはなさそうです。どちらも自信たっぷりに予想を語り、その予想で商売を行い、さらにその結果について責任を負わないのは非常に類似しています。 競馬の予想屋が競馬場で予想を売る事には競馬ファンも文句を言いません。その予想を買うか買わないかも勝負の内です。同じように投資家が経済アナリストの予想を信じて投資を判断するかどうかも投資家の自己責任です。共通しているのは予想屋や経済アナリストの予想には天気予報程度の信頼しか寄せておらず、
駄目な日本語を斬る。いい加減な発言も斬る。文化、科学、芸能、政治、暮しと、目にした物は何でも。文句は過激なくらいがいい。 99年に東京の杉並区で起きた、喉に割り箸が刺さって死亡した杉野隼三君の両親が求めた損害賠償訴訟で、東京地裁は請求を棄却した。 これは割り箸が脳に突き刺さっていた事に担当医が気が付かなかった事に原因がある。十分な診療をしていなかった、と当時の東京地裁の判決は認めている。しかし担当医は無罪。たとえ十分な診療を受けていたとしても、延命の可能性が薄かったから、だと言うのである。しかし可能性は薄かったのであって、絶対に無かった、ではない。 こうした裁判では、きちんとした診療をしていれば、助かった可能性が大いにある、との診断を下す事が出来なければ被告の罪を認める事が出来ない。そしてそれは出来なかった。 しかしながら、当時の診療内容を知るのは、担当医ただ一人しか居ないのである。後から
ペーパーレスで日記も簡単。Macの白い機体で我が逝くはネットの大海。妊婦が救急車で運ばれても病院から受け入れてもらえなかった事件が起き、それがきっかけで、産科の医師や設備が不足している実態が指摘されている。 この問題で、医師を名乗る者のサイトがデタラメを言い散らしていたことは既に指摘した。何かあれば、医師が悪くなくても裁判を起こされ、無知な患者と利権目当ての弁護士によって高額な賠償金をふんだくられるから、医師になり手がいなくなってしまうというデタラメだ。 少し考えればそんなことがあるはずないくらい簡単にわかるのだが、だまされる人がいるのは、そんなサイトは医師が運営していると信じてしまっているからだ。こうなると、インチキに騙される者にも責任がある。 まず医師は法律の専門家ではないから、よほど本業をサボって法律の勉強に日夜励んでいない限り、法律の高度な議論などわかるはずがない。それどころ
早い者勝ちとは思わないけど、ストックしていたニュースをどこか大きなブログなどで先に取り上げられると、ちょっと悔しい気分。まぁ私は何をするにしても周回遅れなところがあって、世間のほとぼりが冷めた頃にどれどれと覗いてみるのが性に合うらしい。 で、勝谷誠彦オフィシャルサイトで取り上げていた、医師の偏りのニュース。かなり詳細な記事なので一部を抜粋し、全文は最後尾に掲載します。 たった1人の常勤医が当直勤務を毎晩こなす総合病院、出産の受け付けを中止した産婦人科。医師不足が深刻だ。とりわけ不足しているのは、勤務の厳しい診療科や地方の病院。一方で、医師総数は毎年3500人以上も増えている。医師たちは一体どこにいるのか。 ◇「幸せな職場」求める若手…臨床研修の現実 医師不足の原因の一つとされるのが、04年に始まった臨床研修制度だ。医師免許を取った若手医師はそれまで、すぐに専門診療科を決め、卒業した大学の医
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