コンサルタントをやっていた時、「この人、コンサルタント向いてないよなあ」という人が何人も中途で転職してきた記憶がある。 例えば「本を1か月に10冊読む」という課題をやらない人。 いつも時間ギリギリにしか行動せず、重要な会合に遅刻する人。 自社の「目標」の達成度合いを気にせず、お客さんの成果にも無関心な人。 別の仕事や、前の会社では許されたかもしれないが、たいてい「コンサルタント」としてはうまくいかない。 私が在籍していたコンサルティング会社は、上のような「問題行動」には非常に厳しく、該当者には「コンサルタントとしての活躍は難しい」と、はっきりと告げていた。 「勤勉さ」は身につかない こうした事例を何度も見るにつけ、私は 「勤勉さ」 「時間を守る」 「目標遵守」 などの行動特性は、たとえ厳しく注意をしても、ほとんど身につかないか、改善したとしても、結局一時的なものにとどまる、という事を知った
性染色体同士の血塗られた歴史がみえてきました。 デンマークのオーフス大学(Aarhus University)で行われた研究によって、今から5万年前に出現した変異X染色体はY染色体を持つ精子を殺し、女性だけしかうまれないように誘導していた可能性が示されました。 人間の性別はY染色体を運ぶY精子が受精すれば男性に、X染色体を運ぶX精子が受精すれば女性がうまれてきます。 変異X染色体はY精子を選択的に殺し女性だけうまれるようにすることで、X染色体を1本しか持てない男性よりもX染色体を2本もてる女性を増やし、人類集団での勢力拡大を狙ったようです。 しかし、もしそうであるならば、人類はいかにして絶滅の危機を乗り切ったのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年9月20日にプレプリントサーバーである『bioRxiv』にて公開されています。
先月、山梨県道志村の山中で見つかった人の頭の骨の一部について警察はDNA鑑定の結果、3年前に近くのキャンプ場で行方不明になった、当時小学1年生の小倉美咲さんの母親とミトコンドリアのDNA型が一致したと発表しました。 警察は母親と親族関係にあることに矛盾がないとしていて、今後、近くで見つかった骨の鑑定なども進めることにしています。 先月23日、山梨県道志村の山中で人の頭の骨の一部が見つかりました。 この骨について警察は、当初行った鑑定で個人を識別するDNA型が検出できなかったことから、その後、母方から遺伝するDNA型を検出して親族関係を調べる「ミトコンドリアDNA型鑑定」を進めていました。 そして12日、3年前に近くのキャンプ場で行方不明になった、当時小学1年生の小倉美咲さんの母親とミトコンドリアのDNA型が一致したと発表しました。 警察は今回の結果から先月、見つかった頭の骨の一部について小
ヒツジの世界にも権力が横行していたようです。 UAEM大学(メキシコ)、ラ・レプブリカ大学(チリ)の最新研究によると、メスのヒツジは、自らに選択権がある場合、支配的なオスよりも従順な下位のオスとの交配を好むことが判明。 メスは大抵、支配的なオスに独占されていますが、本当は大人しくて優しいオスが好きなのかもしれません。 研究は、3月23日付けで『Applied Animal Behavior Science』に掲載されています。 Female sheep found to prefer less dominant males when mating https://phys.org/news/2021-04-female-sheep-dominant-males.html Nice Guys Come First If Female Sheep Get To Choose https://w
このブログをご覧の方は将棋が二人零和有限確定完全情報ゲームであることはご存知でしょう。これは、ゲーム理論や探索アルゴリズムの教科書にでも載っています。「二人零和有限確定完全情報ゲームって何?」って方は、Wikipediaでも見ていただくことにして話を先に進めます。 零和とは? この「零和」というのは、和が零。英語で言うとゼロサムです。 零和(「ゼロ和」と読むのが一般的だが「レイワ」とも読む):プレイヤー間の利害が完全に対立し、一方のプレイヤーが利得を得ると、それと同量の損害が他方のプレイヤーに降りかかる https://ja.wikipedia.org/wiki/二人零和有限確定完全情報ゲーム つまり、自分が勝ちなら、相手は負け。相手が勝ちなら自分は負け。勝ちを+1点、負けを-1点、引き分けを0のように定めるなら、(ゲーム終局後に)自分と相手の点数を足すと0になる。なので、ゼロサムゲームと
ウイルス🦠とは、 『極端に少ないDNA(概ね100以下でエイズウイルスも9つしかない)で構成され、 自立的な自己複製機能はなく宿主に寄生して増殖する無生物。めちゃくちゃ小さくて電子顕微鏡じゃないと見えないよ』 ざっくりとそんな感じ?で習った気がするけど、 光学顕微鏡で観察できる細菌並みにデカい『巨大ウイルス』ってのがあるらしい こいつらはデカいが故に他のウイルスに寄生されそうになるみたいなのだけど 寄生されると外来DNAをほどいて切断することで、感染を阻止するらしい つまり『自己』と『それ以外』の認識がある さらに巨大ウイルスにはDNAの翻訳機能を宿主の細胞に頼ることなく自前で持ってたりするヤツもいるらしい もはやこれは生きものと呼んで良いのでは? そもそも元はもっと自律的な生物で、俺ミニマミストでノマド突き詰めるわと、どんどん不要なDNAを捨てていったのが今日目にしているウイルスの可能
by alexbowmore スコットランドで製造されるスコッチ・ウイスキーは世界中で大きな人気を集めていますが、中でも数十年以上昔に製造されたビンテージもののスコッチ・ウイスキーは、コレクターの間で非常に高値で取り引きされています。そんなビンテージ・ウイスキーを炭素の放射性同位体を用いて分析した結果、「多くのビンテージ・ウイスキーはラベルの表示ほど古くない偽造品」であることが判明しました。 USING CARBON ISOTOPES TO FIGHT THE RISE IN FRAUDULENT WHISKY | Radiocarbon | Cambridge Core https://www.cambridge.org/core/journals/radiocarbon/article/using-carbon-isotopes-to-fight-the-rise-in-fraudul
「科学的根拠はありません」とか専門家が発言するたびに いや実験方法考えて検証するのがお前らの仕事じゃないの?とか思ってしまうな 「科学的根拠はありません」って言うだけなら誰でもできるんだよな
哺乳類が子どもにおっぱいを与えるように子どもに乳を与えて育てるクモがいることを中国の研究グループが発見しました。哺乳類以外で乳を与える生き物が見つかったのは世界で初めてだとしています。 このクモは「ハエトリグモ」の一種で、母グモの体から分泌した乳をふ化したばかりの子どもに吸わせ、育てているということです。 乳の成分を分析したところたんぱく質の量は牛乳のおよそ4倍にのぼり、クモの卵の栄養分が乳に変わったと考えられるということです。クモはふ化後、およそ20日間は乳だけを飲んで大きくなっていました。 研究グループは、哺乳類以外で乳を与えて子育てする生き物が見つかったのは、世界で初めてだとしています。 子グモは、その後、徐々に昆虫などを捕まえて食べるようになり、およそ40日で乳離れしますが、母グモとは離れず、一緒に暮らすということです。 親と子が長期間一緒に暮らすのは、寿命が比較的長く高度な社会性
福島原発事故前後のカリフォルニア産ワインを放射能鑑定してみたら…2018.08.04 18:00144,896 satomi ワインは究極の長期保存食。 ヴィンテージワイン。何十年も昔のぶどうに含まれていた、微量で無害な放射性炭素を測定することで、その年代はかなり正確に鑑定できます。この手法が一躍注目を集めたのは、世界で一番高いワイン、ジェファーソン・ボトルの鑑定で使われたことがきっかけでした。 ワインの鑑定はハイテクの出番初代大統領ワシントンのためにワインの買い付けなども行っていた第3代大統領トーマス・ジェファーソンは、アメリカ初のワイン収集家としてその名を知られます。そのイニシャル「 Th.J 」が刻印されたシャトー・ラフィット1787は、「革命前のパリで在仏大使当時に購入したものがパリで見つかった」として1985年に競売にかけられ、経済誌フォーブス発行人マルコム・フォーブス氏が16万
伊藤忠彦副環境相のツイッターへの投稿。「EM菌団子を半田運河に投入しました」と書き込んでいる=ツイッターから 20年以上前から水質浄化などに効果があると宣伝されながら、科学的な裏付けがないと指摘される「有用微生物群」(EM菌)について、伊藤忠彦副環境相(54)=自民、衆院愛知8区=がフェイスブックやツイッターに「(イベントで)運河に投入した」と投稿したところ、研究者を含む多くの人から批判が寄せられ、伊藤氏は一部の投稿を削除した。 EM菌は1990年代に琉球大教授(当時)が有用性を提唱したが、2016年2月、当時の丸川珠代環境相が国会で「水質浄化に効果があるとの科学的検証データを承知していない」と答弁している。伊藤氏は毎日新聞の取材に「恥ずかしいが、過去の対応を知らなかった」と釈明した。
先日「本当はスゴイ!血液型 統計から新事実が見えてきた」(ビジネス社 武田知弘)という本を読みました。 以前から、血液型占いを懐疑的というか疑似科学であると考えていた私としては、是非とも揃えておきたい本です(今回は敵に塩を送る太っ腹 Amazonで新刊本正規購入)。 スポーツ選手はある血液型が多い説、これかなり危うい話ですこの本の第3章タイトルは「サッカー日本代表にB型がいない不思議」です。 ナイスタイミング的に日本サッカー協会が2018年5月31日にワールドカップ(W杯)ロシア大会の代表選手23人を発表されました。ところがどっこいB型がいない不思議説、見事破れました❗B型の選手が3人しっかりと入っています。 上記円グラフは2018年ワールドカップに日本代表に選ばれたサッカー選手の血液型の割合です。代表選手名は時事通信の「W杯2018 日本代表メンバー発表」等を参考にしました。血液型に関し
徳島県に公文書の情報開示請求をして、「平成23年度 畜産関係業績発表会 発表集録」を入手しました。この中で、EM菌で鶏舎を消毒していたら「鶏舎内環境からのサルモネラ検出率」が年々上昇してしまった農場の事例が報告されています。 「鶏卵衛生事業におけるサルモネラ検出率の推移と疫学調査について」 徳島家畜保健衛生所 id:warbler の 平成23年度 畜産関係業績発表会.pdf 【問題の発覚】P11 【原因調査】P11 ※原因は、EM菌の効果の過信であった。 【殺菌力の検証】P11 ※EM菌液はpH4以下を維持しているが、実際にこれを鶏舎に散布した場合の殺菌効果とは異なることに注意 【効果の検証】(実用性)P11 【結論】P12 【農家への指導】P12 (重要ポイント) ※検証データを示すことで、EM菌では効果的に殺菌できない事実を農家が納得して、殺菌効果が高いと確認されている方法を取り入れ
2018年03月20日08:00 【悲報】科学を根幹から破壊したこのコピペが話題に Tweet 1: 風吹けば名無し 2018/03/19(月) 14:35:53.33 ID:b6x8nOTB0 あるニワトリ小屋で、飼育員が毎日、エサを決まった時間に同じ量だけを与えていた。 飼育員は、非常に几帳面な性格だったらしく、何年間も正確に同じことをしていた。 さて、小屋の中のニワトリたちは、なぜ、毎日 同じ時間に 同じ量のエサが放り込まれるのか、その原理や仕組みをまったく想像しようもなかった。が、とにかく、毎日、決まった時間に同じことがおきるのだ。 いつしか、ニワトリたちは、それが「確実に起きること」だと認識し、 物理法則として理論化しはじめた。 そして、その確実な理論から、関連する法則を次々と導き出していき、 重さや時間の単位も、エサの分配についての経済や政治の理論もすべて、 毎日放り込まれるエ
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