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ブックマーク / realsound.jp (10)

  • ゼルダの“アタリマエ”を見直した『神々のトライフォース2』と、これからの2Dゼルダに思うこと

    12月26日で『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』(以下、トライフォース2)の発売からちょうど10年を迎える。 1991年11月21日、スーパーファミコン向けに発売された『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』(以下、トライフォース1)。その直接の続編として、ニンテンドー3DS向けに開発されたこの作品は、10年前の2013年からその先の『ゼルダの伝説』シリーズが掲げる、“新しい開発コンセプト”のもとに作られた最初の新作でもあった。 2013年以降の「ゼルダの伝説」シリーズが掲げる、新しい開発コンセプト。それは「ゼルダのアタリマエを見直す」である。『トライフォース2』の発売から10年が経つということは、「ゼルダの伝説」シリーズが「ゼルダのアタリマエを見直す」という開発コンセプトを掲げてからも10年が経ったことを意味するのだ。 「ゼルダのアタリマエを見直す」最初の新作だった『トライフォース2

    ゼルダの“アタリマエ”を見直した『神々のトライフォース2』と、これからの2Dゼルダに思うこと
  • 『マリオ』における“味方”としてのクッパの魅力と意外な軌跡 『マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル』新情報を機に振り返る

    任天堂とユービーアイソフトのコラボレーション作品で、国内では独特なCMソングも注目されたシミュレーションアドベンチャーゲーム『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』。 その続編で、2021年6月に発表された『マリオ+ラビッツ最新作(仮称)』改め、『マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル』の新情報が6月28日放送の「Nintendo Direct mini ソフトメーカーラインナップ 2022.6.28」にて発表。今冬発売予定であることが明らかになった。 あわせて、ゲームの最新映像も公開。ウリのターン制シミュレーションバトルを始め、様々なシステムが前作から大きくパワーアップしていることも発表されている。 また、マリオにラビッツたちといった仲間キャラクターも増え、そのひとりとしてクッパが加入することも明らかになった。 マリオの宿敵であるクッパが仲間で登場すると聞き、「おっ!」となった人もいるのでは

    『マリオ』における“味方”としてのクッパの魅力と意外な軌跡 『マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル』新情報を機に振り返る
    Potara
    Potara 2022/08/05
    "2020年代に移ってからその流れに変化が起きた。2020年発売の『ペーパーマリオ オリガミキング』にて、久しぶりに味方として登場したのである"
  • Creepy Nuts DJ松永が語る、“不安定な自分”との向き合い方 ターンテーブルと出会った気持ちが全ての根底に

    Creepy Nuts DJ松永が語る、“不安定な自分”との向き合い方 ターンテーブルと出会った気持ちが全ての根底に 去る11月11日・12日の二日間、日武道館での単独公演を成功させたR-指定とDJ松永からなるヒップホップユニット・Creepy Nuts。日語ラップとターンテーブリズム、それぞれの分野で頂点を極めた二人が繰り出すスキルフルかつ親しみやすい楽曲やパフォーマンスが評価される中、それぞれのキャラクターを生かしたラジオ、バラエティ番組などへのオファーも後を絶たない。Creepy Nutsとしてはもちろん、R-指定はドラマ『危険なビーナス』(TBS系)や『閻魔堂沙羅の推理奇譚』(NHK総合)に出演、DJ松永は『文學界』(文藝春秋)でエッセイ「ミックス・テープ」の連載を持つなど、個人活動も活発だ。 今回リアルサウンドでは、10月期に放送されているバラエティ番組『「任意同行」願えます

    Creepy Nuts DJ松永が語る、“不安定な自分”との向き合い方 ターンテーブルと出会った気持ちが全ての根底に
  • 『いだてん』がドラマ史に残る画期的な作品となった理由 “オリンピック”で重なった昔と今

    NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』が、12月15日、いよいよ最終回を迎えようとしている。それにしてもこのドラマは、当に驚きの連続だった。個人的には、その内容はもちろん、それがオンエアされるタイミングともども、「ドラマの概念を超えた」と言ってもいいぐらい衝撃的な作品だった。 そもそも、作の制作が発表された当初、誰がこのようなドラマになると想像しただろうか。かつて、NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』で一大センセーションを巻き起こしたとはいえ、大河ドラマは初執筆となる脚家・宮藤官九郎が、“オリンピック”を題材に描き出すオリジナル作品という触れ込みだった作。その物語は、大きく二部に分かれており、第一部は、まだ「スポーツ」の言葉もない時代、1912年に日人としてオリンピックに初参加した金栗四三という人物が、そして第二部は、1964年の東京オリンピックの開催に向け

    『いだてん』がドラマ史に残る画期的な作品となった理由 “オリンピック”で重なった昔と今
  • 前人未到の大河ドラマ『いだてん』はいかにして作られたのか 取材担当者が明かす、完成までの過程

    いよいよ最終局面に入った大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK総合)。オリンピックに関わった日人の姿を描いた作は、明治・大正・昭和という近代日を舞台にした歴史群像劇だ。劇中には実在した人々が登場し、一見荒唐無稽に見えながらも、ほぼ史実どおりに展開していくのだが、その背後では、気が遠くなるような膨大な量の取材が行われていた。 今回、リアルサウンド映画部では『いだてん』の「取材」を担当した渡辺直樹に、関係者遺族への許可取りも含めた取材現場の内幕について話を訊いた。渡辺が担った「取材」とは、宮藤官九郎の脚作り、その前段階の企画制作のための膨大な資料集め、および史実関係の事実確認など。前人未到の挑戦となったオリンピック大河はいかにして作られたのか?(成馬零一) 誰を主人公にするかも決まっていなかった ―― 渡辺さんが『いだてん』でもチーフ演出を務める井上剛さんの作品

    前人未到の大河ドラマ『いだてん』はいかにして作られたのか 取材担当者が明かす、完成までの過程
    Potara
    Potara 2019/11/24
    "「事実はこうだったけど、こう書き換えちゃった方が面白いよね」という形で作った話と「動かせない事実を枷にして、絞り出すように生み出した話」だと、後者の方がフィクションとして強い"
  • 『いだてん』制作の裏側は“もうひとつのオリンピック”だったーーチーフ演出・井上剛の挑戦

    明治から昭和にかけてオリンピックに関わった日人の姿を描いた大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK総合)は、そのスケールの大きさや斬新な映像表現において、テレビドラマ史上かつてない前人未到の大プロジェクトだ。 この度、リアルサウンド映画部は『いだてん』チーフ演出の井上剛にインタビュー。ドラマ史上かつてないこの巨大プロジェクトは、一体どのようにして生まれ、進められてきたのか? 膨大な取材のもとで紡ぎ出されたかつてない物語と、スポーツを見せるための斬新な映像表現を次々と産み出してきた『いだてん』制作の背後には、もう一つのオリンピックとでも言うような、果敢な挑戦の連続があった。(成馬零一) 緻密な取材によって生まれた物語 ――もうそろそろ、終わりが見えたという感じでしょうか? 井上剛(以下、井上):いえいえ。スケジュール的に終わりが見えているはずなんですけれど、仕掛けが多

    『いだてん』制作の裏側は“もうひとつのオリンピック”だったーーチーフ演出・井上剛の挑戦
  • 大根仁が大河ドラマにもたらしたものとは? 『いだてん』「前畑がんばれ」の裏側を解説

    オリンピックに関わった様々な日人の姿を描いた大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK総合)。第36回「前畑がんばれ」は1936年のベルリン五輪の200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した前畑秀子(上白石萌歌)の奮闘を描いた物語だ。 ラジオ実況を担当したNHKの河西三省(トータス松)が「前畑がんばれ! 前畑がんばれ!」と繰り返し絶叫した逸話が今でも語り草となっているベルリン五輪だが、同時にヒトラーとナチスのプロパガンダに利用されたオリンピックとしても知られており、第二次世界大戦へと世界が向かっていく不穏な気配が強く漂う仕上がりとなった。 この度、リアルサウンド映画部では、演出を担当した大根仁と制作統括の訓覇圭に話を伺った。 女性陸上選手・人見絹枝の苦悩と活躍を描き『いだてん』屈指の傑作回となった第26回「明日なき暴走」を手掛けた大根が、同じ女性アスリートの前畑秀子をフ

    大根仁が大河ドラマにもたらしたものとは? 『いだてん』「前畑がんばれ」の裏側を解説
  • 『いだてん』秀逸な「タイトルバック」はいかに生まれたか 映像作家・上田大樹に聞く

    回を重ねるごとに視聴者の熱が増し続けているNHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』。第一部金栗四三(中村勘九郎)篇が大団円を迎え、6月30日の放送より第二部田畑政治(阿部サダヲ)篇がスタートする。宮藤官九郎の緻密に練られた脚、オールスターキャストと言っていい出演者たちの適材適所の好演など、見どころは数多くあるが、第1回放送時より注目されていたのが「タイトルバック」だ。 大河ドラマの「タイトルバック」といえば、壮大なテーマ曲と、雄大な風景描写を組み合わせたものがこれまでのイメージだったろう。だが、作『いだてん』では、『あまちゃん』などでもおなじみの音楽家・大友良英の曲を背景に、主人公である四三が東京の街を走る姿、田畑が川を泳ぐ姿、そして過去のオリンピック映像などとのコラージュなど、実に凝った映像で視聴者をワクワクさせるものに仕上がっている。 リアルサウンド映画部では

    『いだてん』秀逸な「タイトルバック」はいかに生まれたか 映像作家・上田大樹に聞く
  • 【ネタバレあり】古沢良太が語る『コンフィデンスマンJP』の裏側 「都合の良い嘘の方を人は信じる」

    『コンフィデンスマンJP』の勢いが止まらない! 2018年にフジテレビ系でテレビドラマ化された作は、「ロマンス編」と銘打たれた劇場版が5月17日から公開され、現在大ヒット中。6月6日におこなわれた大ヒット御礼舞台挨拶では映画第二弾が制作されることも発表された。 作はダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)たちコンフィデンスマン(信用詐欺師)が毎回、各界の権力者を騙して大金を奪い取る姿を描いた物語。今回の「ロマンス編」では、香港を舞台に“氷姫”と呼ばれる香港マフィアの女帝・ラン・リウ(竹内結子)を罠にハメる。そこに、かつてダー子と恋仲だった天才詐欺師のジェシー(三浦春馬)と、ダー子に騙された日のゴッドファーザー・赤星栄介(江口洋介)が参戦。騙し騙されのコンゲームが展開される。 今回、リアルサウンドでは『コンフィデンスマンJP』シリーズの脚を担当した古沢良

    【ネタバレあり】古沢良太が語る『コンフィデンスマンJP』の裏側 「都合の良い嘘の方を人は信じる」
  • プラモ愛好者が驚愕した『Nintendo Labo』の“説明”ーー「わからないとは言わせない」任天堂の気迫

    『Nintendo Labo』の説明はあまりに「懇切丁寧」過ぎた 4月20日に発売された『Nintendo Labo』。おれも早速買ってひとしきり遊んでみた……と言いたいところなのだが、5月1日現在、「つり」だけを作ってそのままとなっている。理由は、『Nintendo Labo』が怖くなってしまったからだ。 『Nintendo Labo』では、段ボールの板を部品ごとに切り離し、自分で折って加工して部品を作って組み合わせ、Toy-Conというコントローラーを作成する。これに『Nintendo Switch』のJoy-Conを取り付けることでjoy-Con内部のセンサーが動作し、様々な反応を引き出すことができるというものである。 なので、『Nintendo Labo』で遊ぶ際には、まずこのToy-Conを組み立てる必要がある。この組み立て方の説明が怖い。「懇切丁寧」という概念に手足が生えて、棍

    プラモ愛好者が驚愕した『Nintendo Labo』の“説明”ーー「わからないとは言わせない」任天堂の気迫
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