11月4日告示、18日投開票の福岡市長選で、共産党福岡市議団などでつくる市民団体「市民が主人公の福岡市をめざす市民の会」は3日、新人で党市議団事務局長の神谷(かみや)貴行氏(48)を擁立することを決めた。神谷氏は近く正式表明し、共産党が推薦する方針。 神谷氏は愛知県西尾市出身で京都大法学部卒。共産党東京都委員会勤務などを経て昨年6月から現職。「“町内会”は義務ですか?」(小学館新書)などの著書がある。神谷氏は同日、市民の会の集会で「福岡市は開発事業ばかりで、大多数の市民は置き去りだ」と述べ、立候補に意欲を示した。 =2018/10/04付 西日本新聞朝刊=