もっとも、何かとモノを言いづらい中、世間の父親が悩んでいることを「代弁」しようと努力した後は伺える。最新作でも指摘したが、日本の男性正社員は仕事の絶対量が多いわけで。ネットではゴミ捨てを嫌がるな的なコメントがあったが、会社という戦場に向かう際には、些細な家事だとは分かっていても何かこう嫌な思いはするわけで。家庭から解き放たれて、のびのびと働きたい衝動だってあるのだろう。 ただ、率直にここも世の中の家庭像が分断している中、カスタマーのインサイトの掘り下げが雑で。何かこう、筋の悪いドラマを見せられているかのようになってしまった。「あぁ、言ってくれた」という感もなく。 一方、公開されてから2ヶ月経ってから燃えたというのも不可解だ。YouTubeならではの現象だとも言える。YouTubeCMはバズることが目的化されてしまい。一方、みんなが見るので、粗探し合戦になってしまう。燃えたというか、燃やした