九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属。自作パソコン好きで、ハードウェア選定の仕事を与えると喜ぶ。最近は何でもコンテナにしたい教に入信し、コンテナ化の機会を虎視眈々と狙っている。 こんにちは、九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属のy-morimotoです。 コンテナ使いたいけど、今までの構築手順がそのまま使えないので、いまいち導入できない。 そんなあなたにお勧めのコンテナ「仮想マシンのように使えるコンテナ」が実はあるんです。 それは「Linux Containers (LXC)」です。 1.LXCとは Docker が アプリケーションコンテナ化 だとしたら、LXC は OSコンテナ化 といったイメージになります。 (Kernelプロセス部分は共用で独立していないので、実際はOS丸ごとでは無いのですが) OS丸ごと風なので、使用感が仮想マシンに近くなるというわけです。 ただ、コンテナ
現在開催されているWWDC22のセッション「Create macOS or Linux virtual machines」によると、今年リリース予定のmacOS 13 Venturaでは、このVirtualizationフレームワークが大幅にアップデートされるそうです。 macOS 13 Venturaでの仮想化 AppleでVirtualzaiotnエンジニアを務めるBenjamin Poulainさんによると、macOS 13 Venturaでは、AppleがmacOS 11 Big Surで導入した仮想マシンの作成や管理を行うことができるハイレベルAPI「Virtualizationフレームワーク」がアップデートされ、 The Virtualization framework provides high-level APIs for creating and managing vir
WebAssembly製のx86仮想マシン「WebVM」が登場、Webブラウザ上でLinuxや各種コマンド、アプリがそのまま実行可能 Leaning Technologiesは、Webブラウザ上でx86バイナリをそのまま実行できるWebAsesmbly製の仮想マシン「WebVM」を発表しました(同社による紹介記事「WebVM: server-less x86 virtual machines in the browser」)。 Google ChromeやMicrosoft Edge、Firefox、Safariなどのモダンブラウザであれば、上記のURLにアクセスすることで誰でもWebブラウザ上にx86仮想マシンを走らせることが出来ます。 WebVMではx86仮想マシンの上でLinux OSのDebianがバイナリが変更なしにそのまま稼働し、さまざまなコマンドも実行可能。 Linuxアプリ
Amazon Web Services(AWS)がオープンソースとして開発し、コンテナの実行に特化した軽量な仮想マシン「Firecracker」がバージョン1.0に到達しました。 Firecrackerは2018年11月に行われたAWSのイベント「AWS re:Invent 2018」でオープンソース化が発表されました。コンテナのために作られた仮想化技術で、同社が「マイクロVM」と呼ぶセキュリティにフォーカスして設計されたスリムな仮想マシンです。 AWS Lambdaのような高速なサーバレス環境を実現するために同社が開発しており、実際にAWS LambdaやAWS Fargateで利用されていると説明されています。 基本的な特徴として、小さなメモリフットプリントとオーバーヘッドに加えて、外部から攻撃可能な部分を最小限にするなどのセキュリティ対策を実装しています。 速度にもフォーカスしており
VMware FlingsでESXi Arm Edition がリリースされました ESXi Arm Edition | VMware Flings https://flings.vmware.com/esxi-arm-edition flings.vmware.com これを使用するとARMアーキテクチャーのハードウェア、Raspberry PiなどでESXiを実行することができます。 さっそく手持ちのRaspberry Pi 4 (RPi4)にインストールしてみました。 スクリーンショット 検証機:Raspberry Pi 4 Model B(8GB RAM) 使用したイメージ、バージョン UEFIで起動 インストール手順 ゲストOSインストール Fedora CoreOS (aarch64) Red Hat Enterprise Linux 8.3 beta ARM64 所感 スクリ
原文:https://circleci.com/blog/its-the-future/ ヘイ、ボスが君と話せっていうんだ。Webアプリに詳しいんだろ? ああ、俺はもうわりと分散システムガイだぜ。ContainerCampとGlueonから帰ってきたばっかりで、来週はDockerconに行くんだ。業界が進歩するのを目の当たりにしてワクワクしている。全てがシンプルになって信頼性が高まるんだ。これが未来さ! すごいね。僕は今シンプルなWebアプリを作ろうとしてるんだ。Railsの普通のCRUDアプリで、Herokuにデプロイしようと思ってる。今後もこの方法でよさそうかい? オー、ノー。それは古いやり方だ。Herokuは終わった。もう誰も使っていない。今はDockerを使う必要がある。それが未来だ。 OK、それは何だい? Dockerは新しいコンテナリゼーションの手法さ。LXCみたいなもので、パ
Docker、MacOS X対応の軽量な仮想化ツール「HyperKit」をオープンソースで公開。Docker for Macの仮想化機能を取り出したもの Dockerは、MacのOS Xに組み込まれている「Hypervisor Framework」に対応した軽量な仮想化ツール「HyperKit」などをオープンソースで公開しました。 DockerはMacで仮想マシンを立ち上げ、そこで軽量なLinuxを起動することで、Macで手軽にDocker環境を構築できるソフトウェア「Docker for Mac」を3月に公開しています。 このDocker for Macの仮想化機能は、MacのOS Xに組み込まれているHypervisor Frameworkを用いています。 今回オープンソースとして公開された「HyperKit」は、このDocker for Macの仮想化機能部分を取り出したもの。オープ
日本アニメ初の快挙!海外アニメ賞を受賞した『スキップとローファー』海外ライセンス部長&プロデューサーが語る、奮闘の舞台裏
さくらの専用サーバーで Windows Server を使ったシステムを構築すると、Active DirectoryのドメインコントローラーもHyper-V の仮想マシンとして構築したいと考えるのが一般的だと思いますが、ドメインコントローラーの仮想化についてはいくつか注意が必要です。今回はドメインコントローラーの仮想化の注意点についてご紹介します。 ドメインコントローラーの仮想化対応は Windows Server 2012 から Active Directory のドメインコントローラーは従来仮想環境をサポートしていませんでしたが、 Windows Server 2012 から特定の仮想環境での実行をサポートしています。その特定の環境とは ハイパーバイザーが GenerationID をサポートしていることです。この機能は Windows Server 2012 以降の Hyper-V
5月14日17:05更新 5月14日18:55更新 5月15日10:00更新 5月15日11:30更新 5月15日18:10更新 お客様各位 さくらインターネット株式会社 平素よりさくらインターネットに格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。 2015年5月13日、CVE-2015-3456(VENOM)という脆弱性情報が発表されました。 ▼Common Vulnerabilities and Exposures「CVE-2015-3456」 http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2015-3456 この脆弱性は、サーバの仮想化ハイパーバイザ KVM において発見されたもので、KVM を用いたゲストVM(お客様のサーバ)において特定のコマンドを発行することにより、 ホストサーバ(弊社が管理するサーバ)に影響がおよぶ可能性が
VENOM Virtualized Environment Neglected Operations Manipulation Discovered by Jason Geffner, CrowdStrike Senior Security Researcher _____________________ Vendor advisories, patches, and notifications available below in Q&A section. VENOM, CVE-2015-3456, is a security vulnerability in the virtual floppy drive code used by many computer virtualization platforms. This vulnerability may allow an attac
[速報]VMware、Dockerコンテナ並みのスピードで仮想マシンをプロビジョニング可能な「Instant Clone」機能を発表 米VMwareは、Dockerコンテナ並みのスピードで仮想マシンをプロビジョニング可能な機能「Instant Clone」をvSphere 6に搭載すると発表しました。 関連記事:[速報]VMware、vSphere 6を発表。長距離vMotion、マルチプロセッサVM用フォルトトレラント機能など これまで仮想マシンのプロビジョニングには、数分から数十分といった時間がかかるのが一般的でした。一方で最近注目されているDockerのようなコンテナ型の仮想化では、OSそのものをイメージに含める必要がなく軽量で、コンテナイメージの差分なども活用することにより、数秒といった単位で迅速にプロビジョニングが可能となっています。 VMwareは、vSphereにおける仮想マ
Software-Defined Data Centerは、あらゆるアプリケーションのためのプラットフォームになる。 VMware環境上でのDockerの対応、Kubernetesへの参加 VMwareとDockerは協力して以下のことなどに取り組むとしています。 VMware Fusion、vSphere、VMwareのクラウドサービスvCloud Airなどが、Docker Engingにとって優れた稼働環境になるようにする Docker関連のオープンソースプロジェクト、libswarm、libcontainer、libchanの開発 Docker Hubと、VMwareのクラウドサービスvCloud Air、vCenter Server、vCloud Automation Centerなどとの相互運用性向上 またVMwareはGoogleとの協業も発表。VMwareはすでにvSphe
高価な共有ストレージアレイを不要にする「VMware Virtual SAN」導入済みサーバ、主要サーバベンダから登場 仮想マシンによるシステムを構築する際に、コスト上昇の大きな要因になるのが共有ストレージアレイでした。仮想化の大きな特長であるライブマイグレーションは、共有ストレージアレイを通じて仮想マシンのイメージが物理サーバを移動する仕組だったため、高性能な共有ストレージアレイは仮想化システムに不可欠なものでした。 VMwareが今年3月から出荷を開始した「VMware Virtual SAN」は、物理サーバに内蔵されているストレージをネットワーク越しに束ねて仮想的な共有ストレージアレイを実現することで、物理的な共有ストレージアレイを不要にするソフトウェアです。 これにより仮想化システム全体のコストを下げるだけでなく、システム構成が物理サーバのクラスタというシンプルなものになることや、
ハイパーバイザによる仮想化とは異なり、OSの上にコンテナと呼ばれる分離したユーザー空間を作り出すことで、軽量で効率よく複数の仮想サーバを実現するコンテナ型仮想化ソフトウェアの「Docker」が、最新版の0.9をリリースしました。 Dockerはこれまでコンテナを実現するためにLXC(Linux Containers)に依存してきましたが、今回のDocker 0.9からはカーネルのコンテナAPIを直接コールするlibcontainerドライバを独自に開発し同梱。LXCがなくても稼働するようになり、安定性も向上したとのことです。起動オプションにより、従来どおりLXCを使うことも可能。 次バージョンは1.0のリリース候補 次のバージョンはDocker 1.0のリリース候補となる0.10であることも明かされました。1.0に向けて、安定性能向上、メジャーなOSのサポート、より小さなコア、ドキュメント
SDNのオープンソースプロジェクト「OpenDaylight」が、最初の正式バージョンとなる「Hydrogen」を公開。SDNコントローラ、ネットワーク仮想化、マルチテナントなどを実現 Software-Defined Networkを実現するためのソフトウェアをオープンソースで開発することを目的にシスコ、マイクロソフト、IBM、VMware、Brocade、Juniperほか、IT業界の主要なプレイヤーが集まり、The Linux Foundationがホスト役となった「OpenDaylight」プロジェクトが、最初のバージョンとなる「Hydrogen」(コード名)を公開しました。誰でも無料でダウンロードし、利用できます。 OpenDaylightプロジェクトが対象とするソフトウェアは、ネットワーク全体を制御するためのSDNコントローラと、そのSDNコントローラを活用するネットワークアプ
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