株式会社電通(本社:東京都港区、社長:榑谷 典洋)は本日、日本の総広告費と、媒体別・業種別広告費を推定した「2022年 日本の広告費」を発表した。2022年(1~12月)日本の総広告費は、新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の感染再拡大、ウクライナ情勢、物価高騰など国内外の様々な影響を受けつつも、社会のデジタル化を背景に好調な「インターネット広告費」の成長に市場全体が支えられ、通年で7兆1,021億円(前年比104.4%)となった。 図表1 日本の総広告費の推移 (注)2007年に推定範囲を改定。2019年に「物販系ECプラットフォーム広告費」と「イベント領域」を追加推定(2018年以前の遡及修正は行っていない)。 <2022年 日本の広告費の概況> ◆2022年の総広告費は、通年で7兆1,021億円(前年比104.4%)となり、コロナ禍前の2019年を超え、1947年に推定を開始
《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》 公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所が発表した2022年コミック市場推計を元に、コミックを除いた書籍・雑誌(いずれも紙+電子)市場を算出した。コミック6770億円に対し、書籍が6680億円、雑誌が2855億円となり、ついにコミックが書籍を逆転したことがわかった。市場占有率はコミック41.52%、書籍40.97%、雑誌17.51%となった。 各市場の推移 出版科学研究所が1月25日の時点で紙の「雑誌」として公表している数字には、かなりの割合でコミック(「雑誌扱いコミックス」と「コミック誌」)が含まれている。そこで、コミック市場の内訳が発表された時点で、「書籍(コミックを除く)」や「雑誌(コミックを除く)」の実態を明らかにするのがこの記事の目的だ。 以下のグラフは、『出版指標年報』で「書籍扱いコミックス」と「雑誌扱いコミックス」が別
23年1月の書籍雑誌推定販売金額は797億円で、前年比6.5%減。 書籍は474億円で、同7.0%減。 雑誌は323億円で、同5.8%減。 雑誌の内訳は月刊誌が266億円で、同3.3%減、週刊誌が56億円で、同16.0%減。 返品率は書籍が32.8%、雑誌が41.8%で、月刊誌は41.3%、週刊誌は44.3%。 最悪に近い前年マイナスと返品率で、23年が始まったことになる。 学参期以後の取次と書店の動向がどうなるのか、それが焦眉の問題であろう。 韓国映画『名もなき野良犬の輪舞』に「人を信じるな、状況を信じろ」というセリフがあった。 23年はどのような出版状況へと向かっていくのか、注視し続けなければならない。 1.出版科学研究所による22年度の電子出版市場販売金額を示す。 ■電子出版市場規模(単位:億円) 年201420152016201720182019202020212022前年比 (%
ジャック・ドーシー氏が2019年に立ち上げた分散型オープンプロトコル開発プロジェクト「Bluesky」のソーシャルアプリ「Bluesky Social」のプライベートβ版が米AppleのApp Storeに登場した。 アプリ概要には、かつてドーシー氏がTwitterで目指した「What's Happening?(今どうしてる?)を把握できるアプリ」に似た「What's up?」(最近どう?というような意味)というフレーズと、「シーンを検索し、最新情報を投稿して、つながりを保とう」というフレーズが掲載されている。 プライベートβ版なので、ダウンロードはできるがウェイティングリストに登録し、コードを入手しないと利用はできない。アップデート履歴によると、公開されたのは2月18日で、28日に最初のアップデートを行っている。 Bluesky Socialはプロジェクトが取り組むオープンソースのソーシ
インスタ創業者2人によるAIニュースフィードアプリ「Artifact」2023.03.01 14:00 Kevin Hurler - Gizmodo US [原文] ( satomi ) フィードもAIへ。 Instagramを共同で立ち上げてMetaに売ったケヴィン・シストロムとマイク・クリーガーがまた会社を立ち上げたと話題です。 今度の会社は「Artifact(アーティファクト)」。懐かしの記事フィードにAIエンジンを組み込んだアプリをリリースしました。 TechCrunchによると、将来的にはSNSの要素も組み込んで、友だちとニュースを語り合う場にしていくのだそう。 匿名性のないRedditみたいな感じですねー。 さっそくダウンロードアプリをダウンロードするとユーザー登録不要で、メンズファッションや政治といった選択肢の中から興味範囲を10選ぶ要求画面に移行します。 有料購読しているニ
米アップルは人工知能(AI)を組み込んだ電子メールアプリについて、子供にとって不適切なコンテンツを生成する可能性への懸念から更新(アップデート)の承認を見送った。同社とアプリ開発会社のやりとりで明らかになった。開発会社は異議を唱えている。 アップルの判断は、チャットボット(自動応答システム)「チャットGPT」のような言語生成AIツールの一般利用について、懸念が広がっていることを浮き彫りにした。 アップルは先週、電子メールアプリ「BlueMail(ブルーメール)」の更新を認めなかった。アプリに新しく搭載されたAI機能が不適切なコンテンツを表示する可能性があることを理由に挙げた。ブルーメールの開発元ブリックスの共同創業者ベン・ボラク氏、およびウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した文書で分かった。 ...
目に止まったメディアとテクノロジーに関する“トピックス”。2023年2月27日から2023年3月3日まで。 海外ではジャーナリストや著名メディアら、OpenAIがChatGPTの学習用にかれらのコンテンツをライセンスや権利対価の支払いをせずに利用しているのを非難する動きに出ている。すでに昨年には、Microsoftが生成型AIでプログラミングを生成する「Copilot」でGitHub上のコードを利用しているとされる係争が生じている。 【有料購読者向け記事】: 「米アップルは人工知能(AI)を組み込んだ電子メールアプリについて、子供にとって不適切なコンテンツを生成する可能性への懸念から更新(アップデート)の承認を見送った。同社とアプリ開発会社のやりとりで明らかになった。開発会社は異議を唱えている。 アップルの判断は、チャットボット(自動応答システム)『チャットGPT”のような言語生成AIツー
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 米ペンシルベニア州立大学と米ミシシッピ大学に所属する研究者らが発表した論文「Do Language Models Plagiarize?」は、自然言語生成モデルが剽窃(ひょうせつ)している可能性を分析した研究報告である。剽窃されたコンテンツを自動的に識別するためのパイプラインを構築することにより、言語モデルがコピー&ペーストだけでなく、気が付かないうちにより高度な盗用をしていないかを検証する。 この研究では、21万件のテキストを用い、事前に訓練された言語モデルと専門分野に特化するよう微調整された言語モデルの2パターンの剽窃行動を検証する。具体的には、事
目に止まったメディアとテクノロジーに関する“トピックス”。2023年2月20日から2023年2月24日まで。 【有料購読者向け記事】: 直前の投稿で、日本のクリエイター向けサービスnoteで生成型AIの導入を紹介したが、米スタートアップも。こちらはポッドキャスター向け支援の「Podcastle」。クリエイターの音声自体をサンプリングデータ化し、自在に利用できるAI機能を提供するサービスを有償ベースで提供する。例えば、自分で作品をテキスト化すれば、自分の声がそれを読み上げてポッドキャスト作品にできる。 「noteのAIアシスタント(β)は現状、日本語が結構怪しい。とはいえ、使い方次第で出力のクオリティーも大きく変わることも分かった。AIの性能は簡単に判断できない。うまくいかない場合は使い方が悪い可能性も十分にある」。 ——本レビュー記事によれば、利用する価値が十分あるとまでは行っていないよう
なぜか中国の認知戦について、具体的なことが書かれている資料があまりなかったので、中国军网、中国軍事科学院(AMS)、アメリカ海軍分析センターなどの資料プラスアルファを整理してみました。後半はあくまでひとつの可能性と思って読んでください。出典などを整理したメモを別記事でアップしました。中国の認知戦がどういうものかを知りたい場合にはメモのほうがよいと思います。また、日本で見られる知戦についての勘違いについてはこちらの記事。中国の言う認知戦は軍事的優位に立っている国が行うものという前提があるんですけど、すっぽりそれが忘れられている。もちろん核兵器は必須。 ●全体像「認知領域作戦(认知领域作战)」(CDO=Cognitive Domain Operations)を中国は確立しているというのがペンタゴンの理解。戦争は情報技術からAIを利用した知能化戦争へと変わりつつあり、その焦点は認知領域というのが
「ポケットモンスター 赤・緑」のBGMや効果音を無料で聞ける公式サイト「Pokemon Game Sound Library」が公開されました。2021年に公開された「ダイヤモンド・パール」の分(関連記事)と合わせて、全194曲が聞けます。 Pokemon Game Sound Library 赤・緑からは45曲が収録 好きな曲を選べるのはもちろん、「冒険の気分」や「元気を出したいとき」といったテーマ別のプレイリストから聞けるなど、プレーヤーとしての機能も充実。好きな曲をポケモンのように6曲選び、「てもち曲」としてSNSでシェアすることもできます。 各プレイリストは公式YouTubeチャンネルでも公開 「赤・緑」の45曲の音源データと、いくつかの楽譜はダウンロードも可能。収益が発生しない範囲であれば、動画配信やイベントのBGM、演奏会や教材などに利用できます。規約の詳細は、ダウンロードペー
光害の深刻な地域ではアイマスクの着用がマストかもしれません。 英カーディフ大学(Cardiff University)の脳科学研究チームはこのほど、睡眠中にアイマスクをして光を遮断するというごく単純な行為が翌日の認知機能を向上させることを発見しました。 アイマスクの効果を調べた実験では、着用者の記憶力と注意力が未着用時に比べて高まっていたとのこと。 周囲の光の遮断により睡眠の質が改善されたことが原因と見られます。 研究の詳細は、2022年12月15日付で睡眠と概日リズムにかんする科学雑誌『Sleep』に掲載されました。 Wearing an eye mask while sleeping improves memory encoding and makes you more alert the next day https://www.psypost.org/2023/02/wearing
電気・水道・スマホの通信・サブスクなど、月々の支払いは滞納してしまえば、サービスの提供は強制的に停止することができます。 しかし車のような高額商品のローン滞納では、購入者が支払いの催促や自動車の回収を拒否する場合があり問題となっています。 そこで最近、アメリカの自動車メーカー「フォード・モーター・カンパニー」が自動運転システムの実現に合わせた画期的なシステムを考案しました。 このシムテムはなんと利用者が度重なる催促無視をすると、車が自動でメーカーのもとへ走り去ってしまうのです。 この特許は2023年2月23日、アメリカ合衆国特許商標庁(USPTO)によって認可されています。 Ford patents self-driving car that repossesses itself if the owner fails to keep up with payments – and drive
精度の高い文章を自動生成できるチャットボット「ChatGPT」の誕生は、新しいイノベーションへの期待感だけでなく、急速に成長するAIへの不安ももたらした。そんななか米国では、AIとの共存を避けられない次世代のために、アルゴリズムを理解し、批判的に評価する力を身に着けるための教育が始まっている。 マリサ・シューマンは、その日いつもと同じように午前の授業を始めた。彼女は、米ニューヨークのブロンクス地区にある中高一貫の公立女子高「ヤング・ウーマン・リーダーシップ・スクール(YWLS)」で、コンピュータ・サイエンスの教師を務める。 11時半になると、エネルギーに満ちあふれた高校生たちが教室に入って来た。着席し、ノートパソコンを取り出すと、生徒たちは教室前方にある電子ホワイトボードに目を向ける。そこには、授業のテーマであるウェアラブル機器に関する質問が映し出されていた。 教師歴10年のシューマンが、
GPTシリーズの限界と非連続的な進歩について 2023.02.28 Updated by Ryo Shimizu on February 28, 2023, 09:04 am JST 先日、秋葉原の3331で開催されたテクノエッジ主催イベントでは、StableDiffusionを開発したStability.AIのジェリー・チーさんと、THE GUILDの深津貴之さんと筆者の三人で鼎談した。 残念ながらイベントのアーカイブは残っておらず、80人の席は全て即完売。 改めて考えると、会場が小さすぎるしチケットが安すぎる。 まあそれはいいとして、懇親会ではTwitterやnoteでしか見たことがなかった生成AI業界のスターたちに挨拶できて非常に嬉しかった。 講演の感想をいただく中で、「Scaling Lawについての話が一番面白かった」と言われたので、昔もこの連載でとりあげた気がするが、再度この段
「自分の声で脅迫がくる…」AI生成音声に悩む声優たち2023.02.22 19:3011,472 Kyle Barr - Gizmodo US [原文] ( そうこ ) モダンホラーな脅迫。 AIが作り出した画像、文書、ディープフェイクな画像・動画が溢れている今日この頃。大統領や有名人のフェイク動画は出るたびに話題になります。一方、話題にならないところで脅迫に怯えるひとたちも。ネタ元、Viceの報道によれば、声優をしている人たちの一部に「自分の声」で脅迫音声が届いているというのです。もちろん本物の「自分の声」ではなく、ネットにアップされている自分の声を元にAI生成された「自分の声」なのですが。 実際に自宅住所を晒された人もDoxxing攻撃(個人情報晒すぞ?という脅迫)のターゲットにされていると報道されたのは、主にポッドキャストやYouTubeなどでも配信をしている声優の人たち。米Gizm
ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他 オハイオ州クリーブランドのメディア企業Futuriが、ラジオ放送用コンテンツ自動生成AI「RadioGPT」を開発、発表しました。 FutiriはRadioGPTを「世界初のAI駆動型ローカライズラジオコンテンツソリューション、RafioGPTの立ち上げにより、オーディオ業界に革命を起こしている」と鼻息も荒く紹介しています。 それがどんなものか、をざっくりと言えば「GPT-3技術とAI駆動型ターゲットストーリー発見およびソーシャルコンテンツ生成技術 TopicPulse 、AI音声技術を組み合わせ、あらゆる市場やあらゆるフォーマットに合わせこんだラジオ放送エクスペリエンスを提供する」一連のシステムとのこと。
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