パソコン通信サービスとして一世を風靡した「NIFTY-Serve(ニフティサーブ)」。2006年の終了から6年の時を経て2012年6月、あの頃を懐かしんだり昔の仲間と再会したりできる1年限定のウェブサービスをスタートした。 パソコン通信の経験者ならば、アクセスしてみると文字が流れる速度を見るだけで、懐かしのモデム通信を思い出すことだろう。 これを企画したのは、ニフティメディア事業部 ポータルサービス部の広田朋美氏、クリエイティブデザイン部の君島哲也氏を中心としたチームで、皆パソコン通信の時代を知らないという。 今、なぜパソコン通信サービスを再現しようとしたのか。目指すものはなにかをニフティに聞いた。 --今回、1年間限定のNIFTY-Serveをスタートして、反響はいかがですか。 広田氏:予想していた以上の反響です。昨年、ご好評をいただいた「Welcome to NIFTY-Serve」と