3兆3000億円強の巨額で英半導体設計のアーム・ホールディングス買収を決めたソフトバンクグループ。孫正義社長はあらゆるモノがインターネットとつながる「IoT」時代への布石を打ったと話す。孫社長は日本経済新聞の単独インタビューに応じ、アーム買収の経緯や思い、経営哲学を語った。ジョブズならどんなチップを使うか――アームには10年ほど前から関心を持っていたとのことですが、なぜですか。「ちょっと話
また、ソフトバンクグループとしての長期的戦略は一緒に議論するが、ARMの経営の自律性、中立性、独立性は維持していくとも話しました。 孫氏は、「新しくパラダイムの変革が起きたときに、その最初にアグレッシブに投資することが成功の秘訣だと考えている」と説明。いま、次の大きなパラダイムとしてIoTが来ていることが、ARM買収の理由だと説明しました。 「インターネットのメインストリームがPCから携帯電話に移り、次の動きは携帯電話だけではなく、半導体が中に入っているものはすべて、消費者家電、自動車、インフラなど、半導体が中に入っているものはすべてつながっていく」(孫氏) 2015年の時点でARMベースのチップは150億近く出荷。この成長がこれから数十年にわたって成長し続けていくことを信じていると孫氏。 「これから5年はIoTに関する投資期間で、そのあと10年、20年と大きく成長してくと考えている」(孫
速報です。最近、持ち株の売却などで約2兆円の現金を捻出したあげく、株主総会前夜に、副社長だったニケッシュの退任を発表したソフトバンクですが、英ARM社を買収するというニュースが入ってきました。それも、3.2兆円ものソフトバンク史上最大の買収です。 金額、タイミング、買収先全てに驚くばかりですが、Brexitの影響で、1ポンド155円くらいだったのが、1ポンド139円くらいまで落ちてきているので、為替を上手く利用したタイミングと言えるでしょう。 また、負債規模や投資方針などでソリが合わなかったとされるニケッシュ氏との決別の直後ということもあり、 ニケッシュがいなくても一人で買収できるもん。 オレほど借金できるヤツは世界にもいないだろ!という傘下のダイエーホークスとは真逆に、世界の借金王へと突き進む決意を感じさせられます。 さて、それはさておき、この買収の狙いを少し見ていきたいと思います。 英
ソフトバンクがARM Holdingsを買収することで合意したと、相次いで速報が流れています。日本時間の7月18日(午前11時)、米国も欧州もまだ7月17日日曜日の夜か18日月曜日の早朝です。 (7月18日19時16分追記:日本時間7月18日18時から、ソフトバンクが記者発表で正式に発表しました。「 [速報]ソフトバンク、ARM買収を正式発表。孫氏「次の大きなパラダイムとしてIoTが来ている」。ARMの独立性は維持」) CNBCがツイートで速報。報道によると買収額は320億ドル(1ドル105円で約3兆3600億円)。 BREAKING: SoftBank agrees to acquire semiconductor giant ARM Holdings for more than $32B - FT (corrects price) — CNBC Now (@CNBCnow) 2016年
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