現在、日本の様々な書籍やメディア、Webサイトが「フランスで日本文化が人気!」と伝えています。確かに今年のJapan Expoも20万人以上の動員を記録し連日凄まじい熱気でした。しかしそれは「日本」に特化したイベントだからこそで、もともと日本が好きな人々が集まっているのだから当たり前と言えば当たり前です。それでも20万人以上が集まること自体が凄いのですが。それでは、ごく一般的なフランス人はどうなのでしょうか?もし本当にフランスで日本文化が人気なら、意識せず街角を歩いていても何らかの「日本のもの」に出会うはずです。人々の生活に溶け込んでいなければ本当に人気とは言えませんからね。そこで、Japan Expoを取材した後に投宿していたホテル周辺のナシオン地区及びバスティーユ地区を歩き回って実際に調べてみました。 ■ハローキティはだいたいどこにでもいる ちょうど宿泊していた時期にホテル周辺で朝
米Googleが、同社独自のソーシャルネットワーキングサービス「Google+」にて提供しているソーシャルゲームプラットフォーム「Google+ Games」を6月30日で終了すると発表した。 「Google+ Games」は2011年8月よりサービスを開始したソーシャルゲームプラットフォームで、Facebookなど他のプラットフォームと同様に友達とゲームのスコアを競ったり、アイテムを贈り合ったり、協力プレイを楽しむことができた。 サービス開始当初よりZyngaやRovioなどの大手を含む多くのディベロッパーが各種ゲームを提供していたが、残念ながらあまり振るわず途中から撤退するタイトルも相次いだ。後にiOS/Android向けのネイティブアプリゲームやスマートフォン向けWebアプリとの連携も開始したが、こちらも一足先にサービスを終了している。 なお、現在Google+では引き続きゲー
昨年12月に発生した米コネティカット州での小学校銃乱射事件を発端に、再び現実世界の事件との関連性が問いただされるようになった暴力ゲーム。全米ライフル協会(NRA)の副会長Wayne LaPierre氏が、『Bulletstorm』や『GTA』といった作品名を挙げ暴力ゲームを非難したことも記憶に新しいですが、そのNRAがiOSゲーム『NRA: Practice Range』のリリースを開始しています。 この『NRA: Practice Range』は画面上に登場する的を撃つ3Dシューティングゲームとなっており、9種類の武器と3種類のシューティングレンジを収録。基本無料ながらAK47アサルトライフルやMK11スナイパーライフルといった武器を0.99ドルにて別途購入することも可能です。またNRAの各種ニュースや安全性に関する情報などにもアクセスすることができます。 このゲームを開発のMedl
グリー株式会社の米子会社であるGREE Internationalが、スマートフォン向けのソーシャルプラットフォーム「OpenFeint」のサービスを2012年12月14日を以て終了すると発表した。 OpenFeintはiOS及びAndroid端末向けのゲームアプリにランキング機能や対戦機能、フォーラムなどのコミュニティ機能を提供するソーシャルプラットフォーム。2011年4月22日にGREEにより約85億7000万円で買収され同社の子会社となった。 その後も様々なスマートフォン向けゲームアプリに対しソーシャル機能を提供してきたが、GREEの開発者向けページによれば12月14日を以てOpenFeintサーバーをシャットダウンしSDKの提供も停止するという。それに代わり今後はGREE Platformにソーシャルプラットフォームを統合するとのことで、開発者に対しGREE Platform
マイナビは、ゲーム産業を豊富な調査データをもとに分かりやすく解説する電子書籍の新シリーズ、「ゲーム産業をデータで読む」の創刊を発表しました。 「ゲーム産業をデータで読む」シリーズは、昨今のユーザーマインドの変化を分かりやすくまとめた、ゲーム産業に興味がある人向けの書籍。ゲームビジネスに特化したリサーチ&コンサルティングを手掛けるゲームエイジ総研が執筆を担当しており、同社が保有している、ゲームビジネス専用の40万人の調査パネルから無作為抽出した約20,000サンプルから集計・分析を行ったものとなっています。 第1弾は、急成長を遂げるソーシャルゲーム市場を徹底解説した『ソーシャルゲーム・マーケティングレポート 〜誰が、いくら、どのゲームにお金を使っているのか?』とのこと。価格は5,000円(電子書籍版)、3,000円(オンデマンド印刷版。電子版購入者のみ購入可能)。bookend形式で、電
コナミのCareen Yapp氏は、gamescom 2012のパネルディスカッションにて、ソーシャルゲームパブリッシャーとしての売上が1位のジンガに次ぐ世界2位であると語りました。 昨年のコナミのソーシャルゲーム事業の売上は367億円でした。一方1位のジンガ(『FarmVille』『CityVille』などの開発会社)は11億2000万ドル(1ドル=79円換算で884億8000万円)と、売上高の単純比較では2倍強の開きがあります。なお、ジンガはフェイスブックをプラットフォームにするゲームが主で、ワールドワイドに展開している一方、コナミはほぼ日本の市場のみでの売上になっています。 しかし、ジンガはソーシャルゲーム事業のみでこれだけの売上がありながら、今年の報道にもあったように、今年4〜6月期の決算では3844万ドルの赤字を計上しています。 現在、ソーシャルゲームの世界展開を考えるコナ
ドイツ・ベルリンに拠点を置くソーシャルゲームディベロッパーのWoogaが、現在同社がGoogle+にて提供中のソーシャルゲーム全てを7月1日までに終了すると発表した。 Woogaはドイツで最も成功しているソーシャルゲームディベロッパーと言われており、既にFacebookではランキング上位に位置するタイトルも多数運営している。同社は2011年8月にGoogle+にも参入し『Bubble Island』『Monster World』『Diamond Dash』の3タイトルの提供を開始した。 しかし残念ながらアクティブユーザー数が伸びず、参入から約1年での撤退となってしまった。既に『Monster World』はサービスを終了しており、『Bubble Island』と『Diamond Dash』も7月1日を以て終了する。 なお、今後同社はPC向けタイトルのリソースをスマートフォン・タブレット向け
5月5日、子供の日、読売新聞(朝刊)に掲載された「アイテム新商法 『違法』」という記事が発端でした。小見出しには「コンプガチャ中止要請へ」。内容は市場規模2500億円を超えるソーシャルゲームの主な収益源となっている「コンプリートガチャ商法」を消費者庁として景品表示表に抵触すると判断し近々見解を公表し、従わない場合は措置命令を出す方針という記事が今回のコンプガチャ騒動の始まりでした。 その記事は、すぐに他のメディアに飛び火しました。ネット、ツイッター、フェイスブックのフィード、ブログなどでの書き込みが相次ぎました。すでにみなさんご存じのように実態としては消費者庁は「いかがなものか」という問題提議は行ったものの、正式な見解や措置命令を出したわけではないことが後日の発表で明らかになったわけです。しかし、日本で一番の発行部数を誇るメディアのことです。おそらくは具体的なソースと次の「事件」を想定した
各社報道によれば、消費者庁はソーシャルゲームの「コンプリートガチャ」(コンプガチャ)と呼ばれる手法について、景品表示法上の「絵合わせ」に該当するとして近く各社に通知を行う方針を固めたとのこと。 コンプガチャとは、ランダムでカードなどのアイテムが手に入るガチャのシステムを進化させたものと考えられ、ガチャで入手できる複数の組み合わせを完成させると更にレアなアイテムが手に入るというもの。コンプガチャを揃えるには一般的に多額の投資が必要で(分かりやすく説明したコンプガチャシミュレーターも参照)、数十万円を請求されたとして消費者庁への相談も昨年50件寄せられたとのこと。 『アイドルマスター シンデレラガールズ』のコンプガチャ。ガチャで複数のレアカードを全て集めるとよりレアなカードが手に入る。『探検ドリランド』のコンプシート。ガチャで該当のカードを集める毎にシートが埋まっていく。『プロ野球ドリームナイ
今回は、SNSの中でもこれまで本コーナーであまり取り上げることがなかったmixiとFacebookの関係に着目し、その調査データをご紹介いたします。いうまでもなく世界最大のSNSであるFacebook。片やFacebookよりも先に登場し国内で多くのユーザーを獲得、日本ではいまだFacebook以上の利用者数を保有している国内最大のSNSであるmixi。この両者のユーザー像の違いはどのようなものでしょうか。 まずは、当社が毎月発行している『Monthlyゲームマーケット・トレンドレポート』の調査を開始した昨年秋から現在までのmixi、FacebookのゲームMAUの推移を【図1】で振り返ります。各月の左側の棒グラフがmixi、右側がFacebookです。また、グラフ下部に両者にまたがっている藍色の部分は、両SNSの重複ゲームユーザーを示しています。カッコ内の%表示は、それぞれのSNSからみ
2011年9月13日。 ニンテンドー3DSカンファレンス2011に行ってきた。 結論を先に述べる。 「ニュースはなかった。それがニュースだ」 今日のニンテンドー3DS、31作品の新作タイトル発表をうけてゲーム専門誌は、「豪華ラインナップが大公開!」と報じるだろう。 たまたまであるが、私の席の隣には経済誌の記者が座っていた。開幕前に同僚記者同士でフィリピンパブの雑談をしていた。内心、「場をわきまえろ」と思っていた。時は過ぎ、岩田社長のスピーチが終了した。 その瞬間、ひとりの記者は「ソーシャルの話とか、全然出てこなかったな」と吐き捨てるような口調で感想を述べていた。類推するに、その経済誌記者は「ソーシャルを無視した任天堂の見えない次世代戦略」とネガティブな報道をするのだろう。 煽か貶。 つまり、煽(あお)るか、貶(おとし)めるかの報道が大半になってしまった日本のメディアの中で、私はこの場を借り
他紙、他サイトはNGP改めPlayStation VITAとWii Uを同列に扱っています。 E3 2011で発表された、 日本の家庭用ゲーム機メーカーの、 新型ハード。 置かれた環境は同じです。 そして書かれている内容は、カンファレンスで発表されたことの要約記事が目立ちます。 私は物書きとしての良心を発揮しているのか、過剰に煽る罪をおかしているのか。 自分でもわかりませんが、メリハリをつけて対比的に書きます。 どうして、PlayStation VITAとWii Uが同じような論調で語られるのでしょう。 両者は別物です。 昨日、私はPlayStation VITAは「郷に従った」と書きました。 マーケティングです。言い換えると市場適合をしました。 アメリカの市場にPlayStation VITAを合わせる工夫を凝らしました。 今の北米のゲームユーザーが好むゲームソフトが、不自由なく遊べるこ
ディー・エヌ・エーは、6月25日開催予定の株主総会での決議をもって、創業者で代表取締役社長兼CEOの南場智子氏が退任する取締役人事を発表しました。 南場氏は1999年にディー・エヌ・エーを創業、以来代表を務めてきましたが、6月で取締役の任期満了を迎えるにあたり、病気療養中の家族の看病を優先するため、代表取締役を降りることとしたとのこと。後任はMobageなどのソーシャルメディア事業を統括してきた守安功氏で、南場氏は取締役の立場で事業を補佐していくとのこと。 ディー・エヌ・エーではMobageを統括する守安氏が代表を務める体制として、エンジニア出身である強みも生かし、技術的見地も踏まえた経営で業績を拡大していきたいとしています。 また、常務取締役EC事業本部長兼CFOの春田真氏が取締役会長に、取締役兼CTOの川崎修平氏が取締役最高技術責任者に、執行役員EC事業本部EC戦略統括部長の林光洋氏が
マイクロソフトは、2月1日から品川駅前の品川グランドセントラルタワーに本社を移転しました。これまでは拠点が分散していましたが、Xbox事業部を始めとして各部門が集約された形です。 また、社名を日本マイクロソフト株式会社に変更しています。 新社名 日本マイクロソフト株式会社 新住所 〒108-0075 東京都港区港南2-16-3 品川グランドセントラルタワー 地図:http://www.microsoft.com/japan/mscorp/branch/new/default.mspx ■著者紹介 土本学(つちもと まなぶ) 1984年山口県出身。在学中にインサイドを立ち上げ。2009年からGameBusiness.jp編集長も。興味関心はゲームビジネス、ウェブメディア、リサーチなど。Twitterでもつぶやいてます。facebookはこちら。何かありましたらご気軽に。株式会社イ
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