6月9日、東急百貨店吉祥寺店で一風変わった物産展が始まった。平日(木曜日)だというのに、前日の夜から並ぶ徹夜組が約50人。当日の朝も、百貨店の開店前から約300人が列を成した。初日9日の午前中は500人近くの行列ができ、昼過ぎまで入場規制がかかっていたという人気ぶりだ。同百貨店の催事では北海道物産展が人気No.1だというが、催事担当者は「平日だというのに、北海道物産展の土日をしのぐ人出。『想定外』です」と舌を巻く。 これは現在194万人のユーザーを抱える人気のケータイゲーム「コロニーな生活☆PLUS」(以下、コロプラ)発の物産展。「日本全国すぐれモノ市-コロプラ物産展2011」と題して、6月9日から15日までの1週間開催されている(参照記事)。物産展に出店しているのは日本全国から参加した「コロカ店舗」だ。コロカ店舗とは、コロプラと提携している名産品販売店のことで、コロプラユーザーが買い物を