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ブックマーク / www.aozora.gr.jp (3)

  • 作家別作品リスト:小酒井 不木

    名は小酒井光次(こさかいみつじ)。医学博士。東北帝国大学教授。生理学の分野では当時世界的な権威だったという。1921(大正10)年から雑誌「新青年」に探偵、犯罪を主題にした小説、論文を発表。翌年、病気のために退職。1924(大正13)年から探偵小説家として格的に活動した。小酒井不木については「奈落の井戸」(もぐらもち氏作成)が詳しい。筆名の読みは、「こさかいふぼく」、「こざかいふぼく」の二通りが流布しているが、もぐらもち氏は検証の結果、「こさかいふぼく」が妥当との結論を導き出している。 「小酒井不木」 公開中の作品 誤った鑑定 (新字新仮名、作品ID:46675) 暴風雨の夜 (新字新仮名、作品ID:48056) ある自殺者の手記 (新字新仮名、作品ID:48086) 安死術 (新字新仮名、作品ID:46676) 按摩 (新字新仮名、作品ID:48085) 暗夜の格闘 (新字新仮名、作

  • 作家別作品リスト:ラヴクラフト ハワード・フィリップス

    公開中の作品 怪奇小説の執筆についての覚書 (新字新仮名、作品ID:57859)     →The Creative CAT (翻訳者) 狂気の山脈にて (新字新仮名、作品ID:57858)     →The Creative CAT (翻訳者) 時間からの影 (新字新仮名、作品ID:57342)     →The Creative CAT (翻訳者) ダゴン (新字新仮名、作品ID:57443)     →大堀 竜太郎(翻訳者) 断章 アザトース (新字新仮名、作品ID:62061)     →Morishous T.H.E creative (翻訳者) チャールズ・デクスター・ウォードの事件 (新字新仮名、作品ID:57254)     →The Creative CAT (翻訳者) 天涯から来たる色 (新字新仮名、作品ID:58044)     →枯葉 (翻訳者) ニャルラトホテプ 

  • 宮沢賢治 セロ弾きのゴーシュ

    ゴーシュは町の活動写真館でセロを弾く係りでした。けれどもあんまり上手でないという評判でした。上手でないどころではなく実は仲間の楽手のなかではいちばん下手でしたから、いつでも楽長にいじめられるのでした。 ひるすぎみんなは楽屋に円くならんで今度の町の音楽会へ出す第六交響曲(こうきょうきょく)の練習をしていました。 トランペットは一生けん命歌っています。 ヴァイオリンも二いろ風のように鳴っています。 クラリネットもボーボーとそれに手伝っています。 ゴーシュも口をりんと結んで眼(め)を皿(さら)のようにして楽譜(がくふ)を見つめながらもう一心に弾いています。 にわかにぱたっと楽長が両手を鳴らしました。みんなぴたりと曲をやめてしんとしました。楽長がどなりました。 「セロがおくれた。トォテテ テテテイ、ここからやり直し。はいっ。」 みんなは今の所の少し前の所からやり直しました。ゴーシュは顔をまっ赤にし

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