京都市交通局は来春の営業運転開始をめざす地下鉄烏丸線新型車両の外観・内装において、京都の伝統産業素材・技法を活用する。このほど活用事例の第2弾として、車内の釘隠しと吊手のデザインが公開された。 連結部通路(イメージ図) 地下鉄烏丸線では、現行車両20編成のうち9編成について、2021~2025年度にかけて新型車両に更新する予定。1編成目は今年7月に搬入され、2022年春の営業運転開始をめざし、現在は最終段階の仕上げを行っているという。 京都ならではの地下鉄として、新型車両の外観・内装デザインに京都の伝統産業素材・技法を活用しており、今回は内装デザインの釘隠しと吊手を紹介している。 「釘隠し」のデザイン(実物写真)。2号車は「サトザクラ(春)」、3号車は「シダレヤナギ(夏)」、4号車は「タカオカエデ(秋)」、5号車は「ツバキ(冬)」をデザインした 釘隠しは中間車両(2~5号車)の連結部通路の