ブックマーク / econ101.jp (3)

  • ノア・スミス「移民流入の害は,いっこうに実証に現れない」(2024年5月10日)

    移民受け入れを支持する人間として,ぼくは懐疑的な人や批判的な人に耳を貸すようにつとめてる.どんな国にも,自らがのぞむならどんな人間でも招き入れる権利がある――あるいは,入国を拒否する権利がある.移民の流入で自分たちの文化が変わってしまうのを人々が心配しているなら,それは完璧に許容されるべき態度だ. ただ,それと同時に,移民流入制限派の人たちは移民受け入れにともなう経済的な害悪をあれこれとたくさん主張している――賃金低下,政府財政への負担,などなど.それでいて,そういう主張はずっと証拠と矛盾しつづけている. たとえば,多くの証拠から,移民流入は――低技能移民の流入ですら――現地生まれの人たちの賃金や雇用の見通しに悪影響を及ぼしていないことが明らかになっている〔日語版記事〕.最近出た Michael Clemens & Ethan Lewis の論文を見てみると,この研究はとても「きれい」な

    ノア・スミス「移民流入の害は,いっこうに実証に現れない」(2024年5月10日)
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    alt-native 2024/05/13
    移民排斥論者がどんな連中かは歴史の教科書みればわかるし、そのエビデンスがいつになっても出てこないっていう裏付けでしかない。
  • タイラー・コーエン「娘がいる方が離婚しやすい?」(2021年1月13日)

    [Tyler Cowen, “Daughter-driven divorce?” Marginal Revolution, January 13, 2021] 息子がいる夫婦よりも,娘がいる夫婦の方が離婚しやすいのだろうか? オランダの住民登録データとアメリカの調査データを用いて,稿では次の点を示す:娘がいる夫婦の方が離婚するリスクは高くなるが,それは娘が13歳から18歳のときにかぎられる.このように年齢が限定される研究結果は,時期に関係ない息子選好・出産時における性選別という説明とい違う.稿では,十代の娘がいる家庭における人間関係の緊張と考慮した説明を提案する.副次標の分析から,性別役割の考え方が娘とパートナーと異なっている見込みが大きい親たちほど子供の性別による離婚リスクが大きく異なっていることが見出される.また,十代の娘がいる家庭における人間関係の緊張を示す調査の証拠も研究

    タイラー・コーエン「娘がいる方が離婚しやすい?」(2021年1月13日)
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    alt-native 2021/01/15
    10代の娘ってとこがミソなのだが、そこ省いたタイトルだから眉唾感が
  • アレックス・タバロック「どうして性差別と人種差別は減っていかないんだろう――誰もが性別差別も人種差別もあまりやらなくなってるのに」

    [Alex Tabarrok, “Why Sexism and Racism Never Diminish–Even When Everyone Becomes Less Sexist and Racist,” Marginal Revolution, June 30, 2018] 概念は参照クラスしだいでちがってくるという考えはべつに新しくもない.背の低いバスケ選手は背が高いし,貧しいアメリカ人はお金もちだ.とはいえ,青い点はとにかく青い点だろ,と思ったことがある人はいるだろう.青色は波長で定義できる.だから,青いかどうかの線引きにはあいまいなところがあるにしても,「背が低い」「お金もちだ」といった相対的概念とちがって青い点の背後にはなんらかの客観的な現実がある,というわけだ.ところが,Levari, Gilbert, Wilson, Sievers, Amodio & Wheatley

    アレックス・タバロック「どうして性差別と人種差別は減っていかないんだろう――誰もが性別差別も人種差別もあまりやらなくなってるのに」
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