ママスタセレクトさんで連載中の『妻の飯がマズくて離婚したい』を読んでの感想と、それに関連したツイートをまとめました。 自分のツイートのみならず非常に納得度の高いリツイートさせていただいたツイートも引用させてもらっています
今、はてなで小山田批判の次くらいに熱い、ルックバック統合失調症患者問題。 俺は基本的にあの批判に関しては否定的に見ている。 ただ、一方で、漫画の描写が統合失調症患者の偏見を強めるという意見に関しては完全に否定できるモノではないとも思っている。 統合失調症患者の描写に限らず、また「差別を助長する」と言われるような描写に限らず、あらゆる物語は正負を問わず人に影響を及ぼし、社会の価値観の形成の一助になるだけの力を持っているモノだ。 その力を無視して「漫画の描写が偏見を助長することなどない!」というのは、あまりにもご都合が過ぎるだろう。 だが、それでも俺は「差別を助長するのでああいう描写はするべきではない」という意見には頷かない。頷けない。 それは身も蓋もない話だが、物語の持つ悪影響ということを言い出したら際限がなくなってしまうからだ。 マンガに男の殺人鬼が出てきたからといって「男は全員殺人鬼だ」
閲覧注意 おわかりいただけただろうか… 薬を盛ってはいけません。 売り物としての無性愛者 世の中にはコンバージョン・セラピーというものがあってだな 「無性愛者を『恋愛脳』にする薬」について考えてみると 自分は麦茶が飲みたいっす先輩! 俺たちはディストピアに生きている おわりに 閲覧注意 この文章はTwitter上で発表されたある漫画に対する感情を吐露するものである...と言うと、当然、「その漫画って、何?」と思うだろう。ごもっともです。私はここで、その漫画へのリンクを直接貼ることもできる。 しかし私はこの漫画についてはそれをするまいと思う。自分の体験を振り返れば、とてもそのようなことはできないと思う。 なぜか。私はその漫画を読んで、自分でもびっくりするほどのダメージを受けたからだ。 その理由を説明するには、まず明らかにすべきことがある。 この文章を書いている私のセクシュアリティは、恐らくア
コメント一覧 (39) 1. KKRD 2021年02月04日 01:52 松井優征氏がどういう人物か、私は 「ひらめき教室 『弱者』のための仕事論」(集英社新書)松井優征 , 佐藤オオキ 著 という対談本で知りました。 松井氏は、頭がよく、読者を意識し、自作を客観視し、計算して描ける、ある種の優秀な方だと本の全体を読んで思いました。 読者を意識という点では、下記の記述で明言されています。 *引用開始* ーーー 佐藤 (中略) ちなみに漫画家の場合、読者というエンドユーザーをどこまで意識しながら描いているんですかね。 松井 読者はもちろん意識していて、読者しか意識していない、と言ってもいいぐらいです(笑)。間違いなく客商売だし、買っていただく人あっての仕事だから、「みなさんが求めているものを描きました」という姿勢で取り組みたい。 ーーー *引用終わり* 上記の本や、松井氏の過去の作品から、
「鬼滅の刃」が絶好調だ。 あえて説明する必要もないが、劇場版の興行収入がえらいことになっていたり、単行本の売り上げがドえらいことになっていたり、最終巻を求めて長蛇の列ができたり、めちゃくちゃ転売されたり、わけわからんコラボグッズが出たり、とんでもない状況だ。 見ると、町ゆく子どもたちのマスクまでどこかで見たような柄のものになっている。 これはもう社会現象と言っても過言ではないのだろう。 この「鬼滅の刃」はすごい。 たぶんどえらい作品だ。 そんなもの詳しくなくても分かる。 ただ、「たぶん」と表現しているのは、実はまだ観たことがないからだ。 そう、僕はこの作品に全く触れていないのだ。 原作も見てなければアニメも見ていない。もちろん劇場版も見るつもりはない。 やはり、たとえ末端といえども文章を書いたりして表現活動をしている者として、こういった作品は必ず抑えておく必要がある。 社会現象は多くの人に
This webpage was generated by the domain owner using Sedo Domain Parking. Disclaimer: Sedo maintains no relationship with third party advertisers. Reference to any specific service or trade mark is not controlled by Sedo nor does it constitute or imply its association, endorsement or recommendation.
2017年10月2日(16:30~17:50)に開催された萩尾望都先生特別公開講座に行ってきました。今回は女子美術大学1年生向けの公開講座です。ほとんどが若い学生さんでしたが、一部(60名)に一般公募による熱心なオールドファンが参加されていました。その中の一人として紛れ込みました。 「仕事を決める、選ぶ、続ける」というタイトルで、萩尾先生が若い学生さんに向けて、これから仕事を決める、続ける上で大切なことを話されました。とても個人的なことを、かなり深く突き詰めてお話され、私も伺ったことがないお話も出てびっくりしたりしました。「イグアナの娘」のプレゼントのエピソードは実体験だそうですが、あの作品、それだけではありませんでした。それから山岸凉子先生の霊感バリバリのお話もとても興味深かったです。 聞き手は女子美術大学 アート・デザイン表現学科メディア表現領域の内山博子先生。私はいつものようにメモと
『累』という青年漫画がある。 大女優の娘でありながら、非常に醜い容姿の「かさね」という少女が主人公である。 かさねは、ある日《接吻した相手と、一時的に顔を取り替えられる口紅》を手に入れ―― という、ジャンルとしてはファンタジーになるんだろうか。 かさねの容姿に関するコンプレックスは凄絶である。 彼女は己を「女の身体にバケモノの顔がついたよう」と表現する(実際絵的にもそういう描かれ方をする)。 髪は己の顔を隠すように長く、いつもビクビクと人目を気にしている。 道で誰かにぶつかって、会釈をする程度のことさえ「滑稽」に思えてできない。 《口紅》の力で美少女と顔を取り替えたとき、美しさを得て彼女は呟く。 劣等感のない…うたがいのない“自信”…! それ一つ持っている事が こんなにも快感だなんて…! 彼女にとって、世界とは、容姿によって著しく姿を変えるものである。 醜い顔のかさねが見る世界と、美しい顔
『美味しんぼ』における山岡士郎が残した功績を考える (其の二) 2018年09月30日 『この記事を書いたのは誰だーーー!!』 どうもみなさんこんにちは。苦し紛れで書いた『美味しんぼ』レビューがなぜか、マンガ新聞の週間レビューランキングに入っていて驚いています。 しかしながら「なら、...
2014年01月08日 02:23 鬼頭莫宏さんが語る戦争への無関心とフィクション(ハリウッド映画や日本の漫画等)における名もなき人々の大量死への無関心。 先日の朝日新聞に掲載された漫画家の鬼頭莫宏さんの語る戦争論がとても興味深い、実感として僕も常々感じるものであったので、抜粋引用してご紹介致します。 2014年1月7日朝日新聞より 鬼頭莫宏「命のエゴが生んだ無人兵器」 現在、戦争の最大の抑止力は「敵味方問わず人命は尊い」という人道主義ではなく、「他国民の命に関心はないが、自国民の命を失うのは耐え難い」というエゴイズムです。(中略) ならば、無人兵器やロボット兵器が発達し、自国民の犠牲なしに機械を使って戦争ができるようになったらどうなるのか。近未来を舞台にした「ぼくらの」という作品では、無人兵器による戦闘を禁ずる「天津条約」という国際協定を描きました。「戦争を起こすには、自国民を死の危険に
山本貴嗣 @atsuji_yamamoto 先日創作に人生勉強は必要でしょうか、というようなお尋ねをいただいて、少し考えてみました。少なくともマンガには有意義だと思います。ただ何を人生勉強と言うか。要は世間知らずの反対になることかと。ただ十代でデビューするマンガ家などどうしても勉強不足で(私は19歳でした)描きながら(続く 2012-09-17 18:43:57 山本貴嗣 @atsuji_yamamoto 続き)学ぶしかない。若くしてデビューしたまま大作家な方もいれば歳とって出てきてすぐ消える人も。中大漫研の同期だった河合単氏は一度就職して銀行員になってましたがどうしてもマンガ家になりたくて退職、経験を生かして銀行マンガを描いてた時期があったと思います。でも永遠にネタが続きは(続く 2012-09-17 18:45:58 山本貴嗣 @atsuji_yamamoto 続き)しません。最近はグ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く