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ブックマーク / www.chem-station.com (4)

  • 砂糖水からモルヒネ? | Chem-Station (ケムステ)

    モルヒネ、と聞くと犯罪の匂いがしますよね。きちんと医薬品として利用されているにも関わらず。 モルヒネは、ケシ (opium poppy) から単離されるアルカロイドです。ケシを育てて抽出することによって得ることができます(法律で禁止されています)。 しかし、高度な科学技術に慣れた現代人は “ちまちまケシ植物育ててモルヒネ集めるなんてやってられないぜ!” と思ってしまいました。 文明の発達は、人間を短気にさせた! しかし、これこそが科学技術の発展のモチベーションです! もっと簡単に、錬金術みたいにモルヒネ作る方法ないのかなぁ? 今回ご紹介するものは昨年報告されたものですが、最新の科学技術でそれを実現した論文です。著者らは、オピオイド生合成遺伝子を導入した酵母により、砂糖(sugar)を原料として Thebaine とHydrocodone を生産する系を構築しました。 簡単に言えば、”培地に

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    b0101 2016/08/04
  • 炭素繊維は鉄とアルミに勝るか? 2 | Chem-Station (ケムステ)

    Tshozoです。だいぶ間があいてしまいました。とりあえず前回は炭素繊維の歴史と製造方法などを中心に概要を述べてきました。今回は出来上がったものを鉄とアルミと比較し、どういう位置づけの材料なのかをまとめてみましょう。・・・結論がだいたい予想出来ると思いますが、まぁお聞きください。 圧縮天然ガス用タンクへの炭素繊維+樹脂巻き付け風景 東レ子会社Zoltekのさらに子会社 Entec社のHPより引用(こちら) 上の炭素繊維にはこういうベトベトした熱硬化樹脂をしみこませており、 後で加熱などで固める 他の材料との特性比較一覧 全体の定性比較イメージを書いてみるとこんな感じ。Fe:鉄、Al:アルミ、GF:ガラス繊維+樹脂熱硬化後、CF:炭素繊維+樹脂熱硬化後、です。一般的な値をもとにしており、最新データは反映させていません。コストも2012年前後での値なので炭素繊維の値段も少し下がってるはずです。

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    b0101 2015/08/20
  • フラーレンの中には核反応を早くする不思議空間がある - 化学者のつぶやき -Chem-Station-

    化学者のつぶやき フラーレンの中には核反応を早くする不思議空間がある 2013/9/25 化学者のつぶやき, 論文 フラーレン, ベリリウム, 半減期, 放射性物質, 核反応, 核崩壊, 電子捕獲 コメント: 0 投稿者: Green 今まで「自分が小さくなってフラーレンの中に入ってみたらどうなるんだろうか」と考えてみたことはありますか。夢の中だけでいいので、そんな経験をしてみたい気もします。実は、フラーレンの中には、ある種の核反応まで早めてしまうほどの、不思議空間が広がっているのです[1]。 火薬の燃焼が一瞬であるのに対し、鉄クギが錆びるという現象は、同じ酸化であるにも関わらずゆっくりで、時間がかかります。化学変化では、このように反応の進むスピードがまちまちです。化学反応の進む速さは、反応の種類だけではなく、温度や触媒の有無など反応の環境によっても大きく違います。こういった反応速度が決ま

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    b0101 2013/09/25
  • 科学史上最悪のスキャンダル?! "Climategate" - 化学者のつぶやき - Chem-Station

    一般的な話題 科学史上最悪のスキャンダル?! “Climategate” 2009/12/7 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 日常から Climategate, クライメイトゲート, 二酸化炭素, 京都議定書, 国連機構変動枠組条約会議, 温暖化, COP15 投稿者: StarryNight 既に海外のメディアでは大きく取り上げられており、日でも数々のサイトで取り上げられていることなのでご存知の方も多いかと思いますが、去る11月に起きた、「Climategate事件」についてのつぶやきです。(*筆者が尊敬する科学者H.M氏より情報提供・ご協力を得ての執筆です) 長いので先に簡単にまとめると、 ・地球温暖化に関する大御所研究者のこれまでのデータとemail等が流出 ・そのデータから、研究の不正・印象操作が発覚(地球温暖化はCO2が主要因ではない&そもそも温暖化してない?!) とのこと

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    b0101 2009/12/08
    信用される手段の科学が信頼できなくなる話。
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