週刊誌をやっていると、今週はどうにもいいネタがないという週が必ずある。 そんな時にどうするかが、編集長の腕の見せ所なのだが。『週刊新潮』ならワイド特集、『週刊現代』ならセックス特集がそんな時の定番だ。 というわけで今週、『新潮』(11月26日号)はワイド特集「渦中の人『小春日和』吉凶譚」。いかにも『新潮』らしいタイトルで24本を並べているのだが、うち10本がたわいもない芸能ネタというのだから推して知るべし。 『現代』(11月28日号)の「大研究日本人のSEX」、12ページもとっている割に、どこかで読んだような話ばっかり。つまらん。 今週は『週刊文春』(11月26日号)がABC総合週刊誌連続1位の実力をみせつけた。スクープが2本。 「皇太子、中国国家副主席夫人が危険な『お忍びオペラ鑑賞』」 「角川春樹『火の車』でも40歳年下歌手と『再婚宣言』」 「皇太子−」の方は問題だ。 11日、学習院の創