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ブックマーク / hnw.hatenablog.com (8)

  • PHPのround関数とは一体なんだったのか - hnwの日記

    (7/3 14:05追記)Javaに関する記述について誤認があったので盛大に書き換えました。Java 6、Java 7、Java 8それぞれで実装が変わっていたようです。 (7/13 23:55追記)記事中ではroundを四捨五入と言い切ってしまっています。これは筆者がC99のroundを基準に考えているためですが、言語によっては偶数丸めになっているround関数も珍しくありません。ご注意ください。 PHPのround関数について、ネット上で次のような記述を見つけました。 PHP 四捨五入の計算を間違える唯一の言語として畏れられていましたが、そのバグは治っているかもしれません(治ってないかもしれません) 主要なプログラミング言語8種をぐったり解説 - 鍋あり谷あり 各言語を面白おかしく紹介する内容とはいえ、ずいぶん雑な理解だなーという印象です。ゆるふわな話だけでPHPがdisられ続けるの

    PHPのround関数とは一体なんだったのか - hnwの日記
    bleu-bleut
    bleu-bleut 2016/11/29
    「引数が正なら0.5足して小数点以下を切り捨てる」ではなく「引数が正のとき小数点以下を切り捨てて元の数との差が0.5以上なら1.0を足す」
  • PHP7から文字列の無駄なコピーが減った話 - hnwの日記

    このエントリは闇PHP Advent Calendar 2015の14日目です。 稿では、PHP7のzend_string構造体導入によるメリットの話をします。 PHP5とPHP7の文字列型の扱い PHP5では、文字列型の変数は次のようにメモリに割り当てられます(横幅いっぱいが8バイト)。 文字列の体以外はzval構造体で管理し、文字列の体は別途メモリ確保するという形になっています。一方、PHP7では次のようになります。 1つの文字列変数が、zval構造体とzend_string構造体の組み合わせで実現されています。 これだけ見ると、PHP7では文字列長と参照カウンタrefconuntがzvalから追い出されてzend_stringに移動したくらいで、PHP5とPHP7のメモリ消費量に大きな違いは無いように思えるかもしれません(あるいはPHP7の方が不利に見えるかもしれません)。しか

    PHP7から文字列の無駄なコピーが減った話 - hnwの日記
  • PHP勉強会10年の歴史をふりかえる - hnwの日記

    PHP勉強会@東京が今月で10周年の節目ということで、大変めでたいですね。僕にとっては初めて参加・発表した社外勉強会だったこともあり、不思議な感慨があったりします。 そこで、ふと思いついてPHP勉強会の10年を表形式でまとめてみました。古参の人が懐古する以外の用途はほぼ無いと思いますが、現在の参加者の方や他の勉強会の運営をしている方の参考になる部分が1%くらいはあるかもしれません。 (企業名などは全て当時の名前です) 2005年 開催日 募集ページ 募集人数 会場提供 幹事 2005-06-18 (土) 第1回PHP勉強会 in Tokyo 24 株式会社HDE ELF 2005-07-23 (土) 第2回PHP勉強会 in Tokyo ? 株式会社HDE ELF 2005-08-28 (日) 第3回PHP勉強会 in Tokyo ? 株式会社ぷらっとホーム ELF 2005-09-18

    PHP勉強会10年の歴史をふりかえる - hnwの日記
  • PHPで素数を数えて落ち着いてみた - hnwの日記

    2,3,5,7,11,13,...と素数を順に列挙することで落ち着く人が世の中にはいるようです(参考:「素数を数えて落ち着くんだ…」)。とはいえ人力では素数を100個列挙するのさえつらいので、プログラミング言語に頼った方が落ち着けるはずです。PHPには、そんな状況で使えそうな関数が存在します。 gmp_nextprime ― 次の素数を見つける PHP: gmp_nextprime - Manual よし、この関数さえあれば落ち着けるぞ、と思いきや、マニュアルにはこんな記述もあります。 注意: この関数は素数を識別するのに確率的アルゴリズムを使用します。 誤って合成数を取得してしまうことは、まずありません。 PHP: gmp_nextprime - Manual えっ?「まずありません」ってことは少しくらいはあるんでしょうか。逆に不安で落ち着かなくなってしまいそうです。 稿ではこの関数に

    PHPで素数を数えて落ち着いてみた - hnwの日記
  • イテレータを介して見るPHPクラスの内部構造 - hnwの日記

    PHPにはイテレータの仕組みがあります。イテレータクラスのインスタンスは、配列同様にforeach文でループを作ることができます。たとえば次の例を見てみましょう。 <?php $iter = new SplQueue(); $iter[] = 1; $iter[] = 2; $iter[] = 3; $sum = 0; foreach ($iter as $v) { $sum += $v; } var_dump($sum); // int(6) SplQueueというのはキューを実現するイテレータで、ArrayAccessも実装しているので配列のように要素を追加することができます。この場合、3つの要素を持っているのでイテレーションも3回になります。 SplQueueによるイテレーションをネストしてみる ところで、同じイテレータをネストした場合どうなるでしょうか?次のようなコードを考えてみま

    イテレータを介して見るPHPクラスの内部構造 - hnwの日記
  • PHPの==がキモい件 - hnwの日記

    どうやら僕はround()の人なんだそうです(参考資料)。それはそうとして、もう少し前までは==の人だった気がしますので、その頃の話題を再掲します。 僕は2年ほど前に「==がキモい件」などのタイトルで勉強会で発表していた頃がありました。PHPの==演算子の挙動について、啓蒙が必要だろうと考えていたためです。当時に比べれば最近はPHPの==演算子の不思議な挙動に関する記事を見る気がしますが、まだまだキモさの全容を把握している人は少ないような気もします。 PHPの==演算子の何がキモいのか、一言で言うと両辺の値の型をテキトーに合わせて比較する点です。言い換えると、「型はさておき、等しい値を意味しているようならtrue」という演算子です。 マニュアルの「PHP 型の比較表」の「==による緩やかな比較」を見てもキモさがチラホラ見えるんですが、今回は更に突っ込んだ比較表を作ってみました。 まずは以前

    PHPの==がキモい件 - hnwの日記
    bleu-bleut
    bleu-bleut 2012/08/22
    スクリプト::型の比較
  • PHPで==の代わりにstrcmp関数を使うことによる問題点 - hnwの日記

    補足(2010/12/01 03:00):floatからstringへのキャストで丸められる桁数についてですが、php.iniの設定値「precision」の影響を受けるようです。 僕は以前から「PHPの==はキモいから===を使おうよ」と言っているつもりです(参考:「PHPの==がキモい件」)。しかし、ネット上には==を使った比較での不慮の事故を防ぐ目的で、「安全な==」としてstrcmp関数を使って比較している人が居るようです。このやり方について問題点を指摘します。 strcmpで比較するというのはstring型にキャストをして比較するのと同じですから、キャストして何が起こるか熟知していないと比較結果は想像がつきません。僕は全ての型からstring型へのキャストで何が起こるかスラスラ言えるわけではありませんから、何でもstrcmpするのは==を使うのと同じように怖いと感じます。 今回、

    PHPで==の代わりにstrcmp関数を使うことによる問題点 - hnwの日記
    bleu-bleut
    bleu-bleut 2012/04/16
    スクリプト::型の比較 型のキャスト
  • WebスクレイピングライブラリGoutteで遊んでみる - hnwの日記

    新年あけましておめでとうございます。今年もボチボチやっていきます。 稿ではPHP製のWebスクレイピングライブラリGoutteを紹介します。 Goutte(グット)とは Goutteは必要十分な機能を持ったWebスクレイピングライブラリです。そもそもWebスクレイピングというのは、外部Webページから必要なデータを取ってくるくらいの意味です。つまり、GoutteはWebスクレイピングを簡単に行う道具だと考えればいいでしょう。 具体的には、GoutteはWebクローラとHTMLパーサを組み合わせたようなものです。Cookieやフォームの扱いなどWebブラウザとしての機能は一通り揃っていますし、CSS風の要素指定もできるなど、機能面では他のライブラリと遜色ないように感じます。 さらに僕個人がGoutteに期待している点は、安定性とロングサポートです。Goutteは主要機能をSymfony2お

    WebスクレイピングライブラリGoutteで遊んでみる - hnwの日記
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