【100】日米修好通商条約は不平等条約ではなかった≫ 日米修好通商条約は不平等でなかった 無能な幕府は外国におそれをなして開国した おそらくそれが、一般的な幕末の開国の認識だと思います。 私も教科書でそのように習いました。 ですが、その不平等条約といわれる日米修好通商条約は、実は条約締結時は不平等ではなかったのです。 それどころか「むしろ日本に有利な形で締結された」と言われたら、「そんなバカな」と脳が拒絶反応を示してしまいそうです。 不平等の① 関税について 関税自主権がない ということが不平等といわれる一つ目の要因ですが、実は関税は締結時は 一般品目は、20%で、これは欧米各国で取引される関税と同率です。 その他の品目での、漁具、建材、食料などは5%、酒類は35% も併せて、これらの税率は欧米諸国同士で結ばれる条件と遜色ないものでした。 不平等の② 領事裁判権 不平等といわれるもう一つの