年功序列の崩壊や能力主義の採用、あるいは転職のため、年下の上司や年上の部下が登場してきている。その間で起こり得るトラブルとは?(Tech総研/リクルートの記事を再編集して掲載) 年功序列の制度が崩れつつある現在、職場の人間関係は大きく変わりつつある。特に上司の年齢が部下よりも低い場合、お互いに気を使い、やりにくさを感じることがあるだろう。「年齢なんて関係ない」といいつつも、心の中では複雑な攻防が繰り広げられているはずだ。 そこで今回、年上部下または年下上司になった経験のあるエンジニア100人に対するアンケート調査から、両者の間にある「壁」を明らかにしつつ、最適な関係を徹底検証してみた。 下の図は、今回のアンケートを基に作成されたもの(図1)。年齢差について、「最大いくつ離れた状況で仕事をした経験がありますか」という質問では、5歳未満が最も多く49%。次いで5歳以上10歳未満が36%。 なぜ