青森県つがる市森田町の社会福祉法人「健誠会」が運営する多機能型事業所「夢工房月見野」が、「不細工だけどかわいい」と人気の秋田犬「わさお」にちなんだ「わさおのお店のイカかりんとう」を開発した。 13日から、わさおの地元・鰺ヶ沢町などで販売される。 同工房は昨年10月に開所。主に知的障害者の就労移行支援事業などに取り組み、今年2月からは「コーヒー」「リンゴ」など5種類のかりんとうを製造・販売している。今回、新たな目玉商品を開発しようと、わさおに着目。飼い主で、イカ焼きなどを販売する「菊谷商店」の菊谷節子さん(65)に協力を依頼した。 新商品は、小麦粉とおからをミックスした生地に、県産の焼きイカをすり込むなどして製造。同工房の外崎俊春所長は、「イカの風味がよく出ていて、お菓子としてもビールのつまみとしても楽しめる味になった」と胸を張る。 12日にわさおを連れて同工房を訪れた菊谷さんは、「わさおが