ハイキュー!!の映画を見てきたので気持ちが高ぶってる間にまとまらない文章でざっくり感想。 入場特典の原作者描き下ろし漫画収録の冊子「33.5巻」 物足りなさを感じる。「もっと試合を見たかった」と思う。でもそれはこの作品に対する悪口じゃない。必要な物足りなさなんだ。 試合が終わったことに気づかずに「あれっ」とこぼす日向。「終わらないで欲しい」と思っていた研磨。彼らの心情を味わえるよう、狙って「物足りなく」作られていると感じた。 尺が長く迫力のある一人称視点の映像。それによって陥る、自分がコートの中に居るような没入感。得点板が最後に映ったのはいつだっけ?点差がわからなくなる。視聴者がただ「この楽しい時間がずっと続いてくれ!」と高揚したところで、不意打ちに試合が終了する。肩透かしを食らった感さえあるこの展開から得られる「物足りなさ」は、日向と研磨が心待ちにしていた「もう一回が無い試合」が終わって