タグ

ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (60)

  • トランプ米大統領は、なぜ、"They’ve gotten away with murder"と言ったのか?: 極東ブログ

    トランプ米大統領は、なぜ、"They’ve gotten away with murder"と言ったのか? 一昨日、日版AFPが『トランプ氏、日が貿易で「殺人」と非難 対抗措置を警告』という見出しの報道をした。ちょっと驚きをもって関心を集めそうな見出しである。内容もそれに準じていた。 【2月13日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は12日、日を含む貿易相手国が「殺人を犯しながら逃げている」と非難し、対抗措置を取る構えを示した。 トランプ氏はホワイトハウス(White House)で開かれたインフラ関連の会合で、出席した閣僚や州・地方自治体の関係者を前に、「他国に利用されてばかりではいられない」と述べ、「わが国は対中日韓で巨額を失っている。これらの国は殺人を犯しながら逃げている」と指摘。 「わが国以外の国、米国を利用する国々に負担してもらう。いわゆる同盟国

    charlestonblue
    charlestonblue 2018/02/19
    メディアとしては、より際立つ言葉を使ったんだろう。ドラマの題名との連想はトランプさんは意図しているだろうね。
  • [書評] DNAの98%は謎(小林武彦): 極東ブログ

    ネットの世界では非科学的な人をあざ笑うことを趣味とする人が少なくない。そうしてあざ笑う側の人は自身は確固たる科学的知識の場に立っているのだという自負があるのだろう。私はというと、それはつまらないなと思うのである。現代の先進国の市民なら、市民生活に必要でかつ義務教育で補われるべき基的な科学知識くらいは覚えておく必要があるし、水に伝言なんかできないことをも当然その過程で知っておくべきだが、現代人として科学知識に触れる醍醐味は、科学にはまだまだわからないことが多いのだ、ということから、宇宙と生命に対してある種の畏敬感を持つことではないか。というわけで、私は、私の知らない科学領域の話に関心を持つ。 例えば遺伝子についてだ。人間は神様が作ったものではなく遺伝子情報でできたものだから、遺伝子が解明できれば人間のすべて(人間を構成するたんぱく質の形成情報)がわかる、と期待されていた。それで遺伝子の解明

    charlestonblue
    charlestonblue 2017/12/17
    “たんぱく質の構成に使用されない98%もの「非コードDNA領域」”
  • [書評] テストが導く英語教育改革(根岸雅史): 極東ブログ

    英語教育については各種の議論があり、その混乱は宗教やイデオロギーの対立のような様相のようにも感じられる。しかし、根幹にあるのは単純な疑問である。「なぜ日英語教育は失敗しているのか?」ということだ。もちろん、「失敗などしていない」といった議論もあることは知っているが、それは別枠として置いておきたい。 英語教育の失敗をその過程で見るなら、基的に中学・高校の英語教育の失敗と見てよいだろう。だからもし、英語教育を改善するなら、中学・高校の英語教育をまずどうするかということになる。もちろん、ここですでにさまざまな議論が待ち構えている。会話・表現重視、読解重視などといった重点から学校英語教育を整理するという各種の議論である。だがそうした「英語教育」の内容以前に、学校の教育といういわば基的な枠組みに載っている英語教育という実態を見るとき、各種の議論で比較的見落とされていることがある。定期テストの

    charlestonblue
    charlestonblue 2017/12/07
    「学校の英語教育は「総合問題」に代表されるナンセンスな問題で、生徒をコントロールするために延々と継続され、前書のいう「落ちこぼれ」を作り出してきたのだろう。」
  • [書評] 東芝解体 電機メーカーが消える日(大西康之): 極東ブログ

    他の人にはどうでもいいことなのだが、私は関東逓信病院で生まれた。父がNTTの前身、電電公社員だったからである。そして、「逓信病院」という名称が残すように、電電公社となる以前、その病院は逓信省に所属していた。つまり、現在の民営化NTTもこの名前の病院と同じ道を辿り、国家機関から公社を経ていた。 父は晩年、年金の関連で、戦後のごちゃごちゃしていた時代について自身の記憶で整理し、当初、逓信省の公務員であったことを証明していた。そこに何か誇りのようなものがあったのか今となってはわからないが、彼はまた、NTTの民営化を嫌ってもいた。その前に辞めた。そうした電電マンの父が私に残してくれた言葉がある。「いいか、電電公社というのはダルマだ。手も足もないんだ。だから手と足を大切にしなければ、前に進めないんだ」と。 父は、自身は嫌っていたNTTではあっても息子の私がそこに就職することを望んでいたのではないかと

    [書評] 東芝解体 電機メーカーが消える日(大西康之): 極東ブログ
    charlestonblue
    charlestonblue 2017/06/20
    “三重野康日銀総裁以降の金融政策の誤りである。それが電機企業を含めた日本の製造業を弱体化させた”この20年のデフレの罪は重い。
  • やあ、僕だよ。久しぶり。: 極東ブログ

    やあ、僕だよ。久しぶり。 ブログに書きたいことがなかったわけでもないんだけど、まあ、いろいろあってね。さて、なんの話にするかな。森友学園? まさか。もっとつまんない話がしたいんだ。ブログなんてそう、そもそもつまんないもんじゃないか。 昨日だった。ダイヤモンド・オンラインというサイトで『自民党「愛煙家」議員暗躍!受動喫煙対策法案は骨抜きに』という記事を見かけた(参照)。内容はわかりやすい。表題から想像が付くと思う。でも、ついでにリードも引用しておこう。こういう話だ。 森友学園問題や南スーダンの自衛隊の日報問題など課題の多い第193回通常国会のなかで、政府が成立を目指そうとしている1つの法案がある。2020年の東京五輪に向けて制定を目指す受動喫煙対策法案だ。受動喫煙の制限促進に好意的な世論を考えれば、速やかに制定してもおかしくないこの法案。だが、自民党内の強硬な反対もあり、法案成立の目途は見え

    やあ、僕だよ。久しぶり。: 極東ブログ
    charlestonblue
    charlestonblue 2017/04/06
    「臭覚といった生物的な嫌悪を正当化した種類のヘイトと同じ起源なのではないだろうか。」正義=禁煙への道。私は喫煙しないけど、もう少しグレーでいいと思う。
  • バッハ・ボックス(プロトタイプ)の作り方: 極東ブログ

    バッハ・ボックスは掌に載る150g程度の立方体で、スイッチをオンにすることによってバッハの音楽が流れる装置である。当然ながら、スピーカーを装備し、メモリー内にはバッハの音楽が電子データとして含まれていて、バッハの曲を聴くことができる。比較的静かで小さな部屋ですぐにバッハの音楽を聴くことができる。バッハが1つの環境になる。 まだ企画段階なので販売されていない。 以下はこの試作品の作成方法の一例である。 基的な機械部分は、Tsing MP3プレーヤー TT-028を利用する。小型でワンスピーカーのMP3プレヤーだがメモリは含まれていない。おもちゃのようだが、いや、実際におもちゃと言っていいのだが、おもちゃのわりにはけっこういい音が出る。 電源は内蔵リチウム電池にUSB充電になる。電源用ケーブルは付属している。残念ながらフル充電しても大してもたない。同機にはFM受信機能や時刻表示機能もあるがほ

    バッハ・ボックス(プロトタイプ)の作り方: 極東ブログ
    charlestonblue
    charlestonblue 2016/12/15
    ドビッシーを入れれば、ドビッシーボックスか。いいね。
  • [書評] オードリー at Home ― 母の台所の思い出 レシピ、写真、家族のものがたり (ルカ・ドッティ他): 極東ブログ

    [書評] オードリー at Home ― 母の台所の思い出 レシピ、写真、家族のものがたり (ルカ・ドッティ他) 『オードリーat Home―母の台所の思い出 レシピ、写真、家族のものがたり』(参照)は、学術書ほどではないが、それなりのお値段から想像されるように、多少は豪華なだといっていい。無線綴じに見える。手にすると見た目より軽い。翻訳書は紙を選んでいるからだろう。内容は、副題にあるように、「母の台所の思い出 レシピ、写真、家族のものがたり」である。息子、ルカの母・オードリー・ヘップバーンの思い出の書籍であり、彼女が作ったレシピ集である。 これはもうオードリー・ヘップバーンのファンなら是非、買うべきだ。いや、買っておかなければならないだとまでいえる。私については、このが出版されたとき、アマゾンになくて、出版社から直接買った。今見ると、アマゾンにある。洋書もある。Kindle版もある

    [書評] オードリー at Home ― 母の台所の思い出 レシピ、写真、家族のものがたり (ルカ・ドッティ他): 極東ブログ
    charlestonblue
    charlestonblue 2016/12/07
    オードリのレシピと家族の話。
  • 「Sアミーユ川崎幸町」事件、雑感: 極東ブログ

    昨日言及した神奈川県「津久井やまゆり園」事件を特徴付けるのは、大量殺人であろう。そしてその背景として現在の日社会では、ヘイト・優生思想の問題が焦点化されて話題になった。その最大の理由は、容疑者自身が明白にヘイト・優生思想と理解される思想を文書などで開陳していたからである。しかし仮に、こうした、容疑者による思想が自身の文書によって開陳されず、社会的な弱者への殺害という現象面だけで見るならば、この事件に似て、かつ現在性という点で接近する事件は、「Sアミーユ川崎幸町」事件だろう。 「Sアミーユ川崎幸町」事件という呼称は定着していない。朝日新聞ではこの事件を「川崎の老人ホーム転落死事件」としているようだ(参照)。だが、冬の深夜、120cmの高さのある手すりを超えて認知症高齢者が「転落死」した、というよりは、「殺害」されたと見るほうが正確だろう。ウィキペディアなどは「川崎老人ホーム連続殺人事件」と

    「Sアミーユ川崎幸町」事件、雑感: 極東ブログ
    charlestonblue
    charlestonblue 2016/08/25
    「スタンフォード監獄実験」なるものがあるんですね。社会的立場を作るとそれに囚われる人々。
  • 英国のEU離脱がもたらす安全保障上の論点: 極東ブログ

    英国のEU離脱について、前もってブログならではの予想記事を書こうかとも思ったが、自分なりに詰めのところが見えなかった。投票数日前から英国入りしてて現地報道をしていたNHKの香月隆之特派員も投票前に、英国民は「良心」によって残留を選ぶだろう、と、おそらくうっかり言っていたのが印象的だったが、私もそうした「良心」を信じたい気持ちはあった。が、結果は離脱となった。 ので、これからどうなるのかという、一種後出し議論がメディアで盛んになりつつある。辺境ブログでもネタを投じて起きたいとも思うのだが、日のメディアやジャーナリズムを見ていてしみじみ思うのは、やたらと経済にばかり関心をもっているものだなあということである。EUというのは、安全保障の枠組みでもあり、英国ではこの議論もけっこう盛んに行われていた。が、どういうわけか、日人はこの問題にあまり関心を持たないように見える。 これも日のジャーナリズ

    英国のEU離脱がもたらす安全保障上の論点: 極東ブログ
    charlestonblue
    charlestonblue 2016/06/29
    トルコは戦闘機撃墜についてロシアに詫びを入れたとのこと。トルコの後ろ盾はEUだけど、EUの内紛を見ると頼りにならないと思ったのか。EU軍構想があるんですね。知りませんでした。
  • [書評] さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ(永田カビ): 極東ブログ

    すでに知っている人は知っているだろうし、むしろ私のほうがこの作品についてのこれまでのネットの話題を知らないほうの人なんだが、ようするにコミックである。内容は表題通りで、あまりにさびしすぎてレズ風俗に言った女性の物語である、というと簡単そうだが、概ね28歳の女性実話である。私は見ていないのだがすでに大筋はネットでも公開されているが、それは「女が女とあれこれできるお店へ行った話」となっているようで、書籍化にあたりタイトルを再考したのだろう。 そういうことなんだが、話がまとまらないが、これ、コミックでなくて、文章のレポだったらどうだろうかとも少し思った。 実際には見やすく丁寧に書かれたコミックなので読みやすい。コマの割りや、ルポなのだが脚色も上手でいい作品になっている。 で、評価に困惑した。よい作品なのである。で、どう評論していいのか、とても困惑した。もちろん、評論なんかしなくたっていい。よい作

    [書評] さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ(永田カビ): 極東ブログ
    charlestonblue
    charlestonblue 2016/06/29
    身体性を忘れた今の人たちは、こうやって身体性を取り戻すんだろう。身体性は動物としての体ですかね。
  • 昭和の保育: 極東ブログ

    先日、「現代は少子化なので幼稚園も経営努力として保育にも関心を持っていることがある」という話を書いたところ、「なに言ってんのこの爺、昭和の話してんじゃないよ」みたいなコメントを頂いた。なるほど徳仁親王と同世代の私も爺という時代にはなったが、「それってどこが昭和なんだろうか」とも思った。昭和の保育っていうのは……とちょっと思って、そうだなあ、昭和の保育の話を書いてもいいなと思った。昭和という時代の保育がどうだったか、教えられないのかもしれないが、知らない人も増えてきたので、奇妙な誤解も生まれているかもしれない。 昭和の保育というが、昭和は大雑把に二つの時代に分けられると思う。あるいは、三つだろうか。戦前、戦後、もはや戦後ではない時代。昭和の戦争はメディアで映像的にもよく取り上げられるが、意外と戦争自体の時代は短い。日中「15年」戦争もあり、それも戦争期ではあるが、当時の世界情勢を見て特段に戦

    昭和の保育: 極東ブログ
    charlestonblue
    charlestonblue 2016/04/08
    守り子または兄弟が忙しい両親の代わりに子供の面倒を見ていた。
  • 「闇のキャンディーズ」問題で問われなかったかに見えたこと: 極東ブログ

    昨日のエントリーを書いたあと、ちょっとためらいの気持ちが残った。というか、あえて書かない部分があった。書かなくてもわかる人もいるかもしれないが、とも少しは思ったが、まあそういう期待どころか、実際には書くといっそう混乱を招きそうにも思えた。まあ、だからお前なんかブログ書くなと言われるわけでもあるが、さて。 しかしエントリーを改めてその部分を簡単に書くと、「闇のキャンディーズ」さんも佐野研二郎氏と同様の意味あいで(参照)「詰め腹」だったのではないかと思っていたのだった。 率直なところまだためらう気持ちはあるが(その理由はたぶん今回はあえて書かないつもりだが)、それでも想定通りの誤解がぞろぞろと自分に向けられてくるようでもあり、しかしだからといって書いても理解が進むわけではないだろうとは思う。くだくだ、と。でも、少し書いておこう。 まず、簡単な疑問を一つ。 「闇のキャンディーズ」さんは「新潟日報

    charlestonblue
    charlestonblue 2015/12/18
    「「闇のキャンディーズ」さんのような行動は他国スパイの疑惑があって当然だろう。」 まー、会社側は気がついていないでは。
  • 同志社大学長選の村田晃嗣氏落選で「もや」っと思ったこと: 極東ブログ

    今年ブログに書き落として「もや」っとしたことが他になにかあるだろうかと自分の心を覗き込んで、そういえば、同志社大学長選の村田晃嗣氏落選では、なんとも言えない「もや」っとした思いが残ったことを思い出した。あれはなんだっただろうかと再考して、やはり「もや」っとしたままであった。ただ、そのもや感は書いておこうかと思う。 話は11月6日のこと、同志社大学で任期満了に伴う学長選挙があり、立候補した現学長の村田晃嗣氏(51)が破れ、理工学部教授の松岡敬氏(60)が選出された。 自分にとってはほとんど関係のない大学の人事のことでもあり、それだけ見ればどうという話でもなく、安閑と傍観してよいことである。なにより、その選出過程に公的な問題があったとも想定されない。ただし、報道からの情報を加えれば、投票資格者は同大学の教職員約930人に限られ、投票者数や得票数については公開されてはいない。 ではどういう焦点化

    charlestonblue
    charlestonblue 2015/12/16
    当用憲法で「学問の自由はこれを保証する」という条文があるにもかかわらず、学問の世界ではリベラルしか生きられない。ここにモヤッとがあるのではないか。建前と実態の乖離。
  • 一番大切なものが欠落していた戦後70年談話: 極東ブログ

    予定通り、昨日の14日、安倍晋三首相は戦後70年の談話を発表した(参照)。私も定刻にNHKを付けてみたら、おじゃる丸がやっていていた。首相の代わりにおじゃる丸とは、ああ、日も平和になったものだな、と思った。が、気がついたが、NHKといってもいつも私が見ているそのチャネルだけではなかった。 同時刻ツイッターを覗くと他局でもCMを挟んでやっていたらしい。なかには、センター試験の論述問題よろしくキーワードのチェック項目も掲載していたところがあったようだ。ご冗談でしょう? 戦後70年談話について、安倍首相を攻撃できる部分があるかとワクテカして聞いている人たちもいたようだった。しかし、突発事態でもなければそんなネタが出るはずもないのは、すでに有識者会議「日の役割を構想するための有識者懇談会」の報告書(参照)が出ていて、首相談話もこれに逸脱することがないことからもわかるはずだ。というか、この報告書

    charlestonblue
    charlestonblue 2015/08/16
    ロシアとの関係は今微妙なので入れることはできないでしょうね。
  • 「戦争を知らない子供たち」という曲があったけど………: 極東ブログ

    ツイッターを眺めていて、おやっ?と思うツイートを見かけた。なんというのか、隔世の感というのか、時代は変わるなあと思ったのである。まあ、僕もけっこう年を取ったなということでもある。ちょっとそんな感慨を書いてみたい。 該当のツイートなのだが、そのままベタに引用してもよいのだけど、発言者に特に思い入れはないし、ましてバッシングの意図はさらさらないので、そうした不用意な誤解を避けるという意味で、該当のツイートの内容だけを引用したい。そういう主旨なので引用先のリンクもあえて外しておきますよ。 さて、このツイート、どう思われるだろうか。 「戦争を知らない子供たち」という曲があったけど…戦争を知らずに育つとこういう政治家になるのかと安倍首相やその取巻き政治家を見て思う。戦争を知らなくても想像力があれば…と思っていたところにSEALDsを始めとする若者達が出てきた。想像力に創造力を持った新しい世代に期待す

    charlestonblue
    charlestonblue 2015/08/04
    こういった意味があったのね。知らなかった。
  • 安保法制について政府の思惑と法制局の考えは違うのではないかな: 極東ブログ

    これもなんとなく思っていたことだが、めんどくさいので書かなかった。しかしちょっと書いておこう。安保法制について政府の思惑と法制局の考えは違うのではないかなということだ。 あえて書こうかなと思ったのは、今回の安保法制を理解する上で、中国海洋侵出への対抗という文脈は違うのではないかと思うからだ。いや、それも正確な感覚ではない。政府側はそういう文脈を与えることがわかりやすい説明だと思っているだろうが、実際の法案を書いた法制局はそう考えていないのではないかというか、そんな違和感である。実際に法案の原文を読んだときからその違和感を持っている。最初に弁解を記すならごく印象にすぎないのではあるが、少し文章的に補ってみよう。 この印象が濃くなったのは、井上武史・九州大学大学院法学研究院准教授の見解を見てからだった(参照)。世の中は、安保法制は戦争法だとか違憲だとかいう観点で井上教授の意見を受け止め、その先

    charlestonblue
    charlestonblue 2015/07/22
    小松局長が国際法に合致する方向で解釈を訂正使用としたが、昔に戻ろうとしている。しかし法制局も昔は国際法に合致した解釈をしていた時期があった。
  • 大学中退は今や栄誉になったってホント?: 極東ブログ

    このところネットで「学歴フィルター」という言葉を見かける。それを最初見かけたとき私が思ったのは、「学歴をフィルターアウトするんだろうなあ」「使えない学歴もっている人をフィルターアウト(選り分ける)というのはいいんじゃないか」ということだった。 日だと、なぜかわからないけど、いやまだ後進国時代の歴史・慣例を引きずっているからなのか、大学の学歴なるものをありがたがる風潮が社会にあるけど、別段、そんな学歴なんて世の中に出て使えないでしょ? というか、学歴は博士とかでないと意味ないじゃんとか思っていた。 が、逆だった。違うらしい。低いランクの学歴だと、就職の応募で足切りされるということらしい……と書いて「足切り」って、現代では使っていけない用語だったっけ、あるいはイスラム原理主義の用語だったっけと、ちょっと字引を見たが、とくに指摘はなかった。 高卒と大学の差なのか。高卒と大学とではそれほど差があ

    大学中退は今や栄誉になったってホント?: 極東ブログ
    charlestonblue
    charlestonblue 2015/06/12
    「アプリ開発にお熱をあげて大学中退するよりも、若いうちに異文化生活を体験してこれからの世界のビジネスを考えるという若者に未来があるようには思えたな」
  • WHO(世界保健機関)改革の裏側: 極東ブログ

    WHO(世界保健機関)改革が実施されようとしている。この件について、国内報道を見ていると、特に意図もなく単に報道陣に背景知識がないからではないかと思うが、国際社会ではよく知られている問題意識が抜け落ちているような印象があった。この問題については日でも識者がいるので、そうした方面から詳しい説明がいずれ出るのかもしれないが、現時点で備忘をかねて言及しておく。 WHO(世界保健機関)改革の報道は国内でもあった。例えば、朝日新聞「WHO、エボラ熱の教訓受けて組織改革 年次総会で表明」(参照)より。 世界保健機関(WHO)は、西アフリカでのエボラ出血熱に対する初動遅れを受けて、即応態勢を備える組織改革をする。チャン事務局長がスイス・ジュネーブで18日に始まった年次総会で表明した。 エボラ出血熱については、昨年3月に大流行の兆候が判明。国際NGO「国境なき医師団」などが直ちに現地で活動を始めたのに対

    charlestonblue
    charlestonblue 2015/05/29
    WHO改革:国際社会ではよく知られている問題意識が抜け落ちているような印象
  • アベノミクスでミートソース缶が減量したのか?: 極東ブログ

    先日、面白いツイートがあった。該当ツイートにある写真を見ればわかるように、キューピーのソース缶が最近、減量したかに見える。 右が一月ほど前に買ったもの、左が今日買ったもの。お値段は同じ。こっ、これがアベノミクスのチカラなのかッ! pic.twitter.com/sHVLF3C7tH — 早川タダノリ (@hayakawa2600) 2015, 4月 5 このツイートを見たおり、そういえば、このミートソース缶は私の好みなので買い置きがあったかもしれないと材棚を見たら一つ残っていたので、この旧缶の内容とキューピーのサイトにある新缶の内容と比較してみた。結果、総量は減っているが内容がそれで減量されたとは言えないと思い、そうツイートした。単純な話、品の内容量の大半は水分なので水分を減らせば、全体量は減るからである。 だがこの際、ちょっと勘違いしていた。結論からいうと、全体で減量されていると言っ

    アベノミクスでミートソース缶が減量したのか?: 極東ブログ
    charlestonblue
    charlestonblue 2015/04/10
    面白い分析だな。でもニヤニヤ感が半端ない。
  • エジプトのラファール戦闘機購入にまつわる話: 極東ブログ

    13日のこと、フランス2を見ていたら、ダッソーのラファール戦闘機が初めて海外に売れたのでとても嬉しいというニュースがあり、軍事産業の海外展開が嬉しいなんて、なんだかなあという感じがしていた。しかも売り先はエジプトだというので、さらに、なんだかなこりゃという感じがした。 ネットで確認できるかなと調べてみると、フィガロに早々に掲載されていた(参照)。 このニュース、日国内では報道されているのかなと、そのおりさっと調べてみたが見当たらなかった。が、少し間を置いてみるとAFPで見つかった。「仏ラファール戦闘機、初の輸出へ エジプトに24機」(参照)である。とりあえず全体がわかりやすい事実のみのニュースなので引用する。 【2月13日 AFP】フランス政府は12日、ラファール(Rafale)戦闘機24機とフリゲート艦1隻を、52億ユーロ(約7050億円)でエジプトに売却する予定だと発表した。 フラン

    charlestonblue
    charlestonblue 2015/02/19
    「錯綜した問題を「イスラム国」の文脈で簡単に覆ってしまうという風潮も、なんだかなあ」というメディアの大根ぎり。