サポートエンジニアの佐藤(@awwa500)です。アプリケーションからSendGridを使ってメールを送る場合、さまざまな原因によって発生するエラーを適切に処理することは運用上重要です。特に気をつけたいのは次の点を考慮してシステムを設計することです。 リクエストは失敗する 「リクエストの成功」=「メールが届いた」ということではない 問題に気づかなければ意味がない 今回は、こういった点を考慮した利用方法について詳しく見ていきます。 リクエストが失敗する前提で設計する 外部サービスへのリクエストが失敗することを前提にして、送信内容をログに残しいつでも再送できるようにしておきましょう。こうすることで、利用しているサービスの障害や途中のネットワーク障害にも対処できるようになります。 例えば、SendGridのAPIを利用してメール送信する場合、アプリケーションサーバとリクエスト処理サーバを分けて、