日本生命保険の本店ビル(大阪市中央区)に3日、リンゴの自動販売機がお目見えした。青森産リンゴが芯を除いてカットしてあり、袋を開けるだけで食べられる。 自販機はエム・ヴイ・エム商事(神戸市)が設置。今年1月に東京メトロ霞ケ関駅に設置されたのを振り出しに、これまで全国で4台稼働しているが、オフィスビル内は今回が初めてという。1袋に半個分が入って150円。 リンゴは皮をむく手間やゴミが出るなどの理由からオフィスではなじみが薄かった。「福利厚生と従業員の健康増進のために導入した」(日生)といい、「リンゴ1つで医者いらず」を目指す。品種は季節により異なるが、現在は「つがる」を使用している。