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ブックマーク / mickmack.hatenablog.com (9)

  • 新著が出ます:『達人に学ぶDB設計 徹底指南書』 - ミックのブログ

    3/16 に新著が出ます。タイトルは『達人に学ぶDB設計 徹底指南書』。名前からピンと来た方もいるかもしれませんが、『達人に学ぶ SQL徹底指南書』の続編に当たります。の装丁も同じ轟木亜紀子さんにお願いしたので、シリーズものっぽく仕上がっています(写真は文末の Amazon へのリンク参照)。 書も、前回の SQL 編と同様、初級者から中級者へステップアップするためのコツやノウハウを詰め込んだ盛りだくさんな内容になっています。ただし、正規化や ER 図の描き方や、インデックスの仕組みやバックアップといった論理・物理両面における設計の基礎についてもカバーしているので、初級者であっても置いてけぼりにすることのないよう配慮したつもりです。 ただ、DB 設計というのは非常に広範囲な内容を含むので、イメージが湧かない、という方もいるでしょう。そこで以下に、書の章構成と前書きを示しますので、購入

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    dagjmpd 2012/03/11
    新著が出ます:『達人に学ぶDB設計 徹底指南書』 - ミックのブログ ~君につけ届け~ (id:mickmack / @copinemickmack)
  • 教父たちの遺産:八木雄二『天使はなぜ堕落するのか』 - ミックのブログ

    評価:★★★★★ 哲学の分かりにくさには、大きく二つの種類があります。一つが、純粋に論理的な難しさ。特に強い論理性への志向を持つ現代の分析哲学などを学ぶと、論理学や数学と類似の難しさを感じます。 哲学のもう一つの難しさは、もう少し根が深く微妙なものです。それはしばしば「一体何がテーマなのか分からない」という困惑の形を取って現れます。実際、哲学を勉強してみようかな、と思って世評の高い哲学書を読んでみると、何の断りもなく細密な議論が始まって数ページでノックアウトされることが、よく起きます。典型的には、大学一年生がカントの『純粋理性批判』やハイデガーの『存在と時間』を読んで返り討ちにあう、というパターンです。 そういう場合は「自分とは波長が合わなかったな」と割り切って他のを当たる、というのも現実的な対処の一つです。哲学にも色々な分野があるし、哲学者も星の数ほどいます。中には説明の上手い人もいれ

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    dagjmpd 2012/03/04
    教父たちの遺産:八木雄二『天使はなぜ堕落するのか』
  • 階級社会アメリカ - ミックのブログ

    New York Times の記事より。("Harder for Americans to Rise From Lower Rungs") 日はいま、階層が二極化しているだけでなく、階層が固定化される社会に向かっていると言われています。親が貧乏だと、子供も満足に教育を受けられず貧乏なまま人生を終える。親が金持ちだと良い教育を受けられて、子供はもっとお金持ちになる。この「貧困の再生産」と呼ばれる問題は、格差問題における重要な論点の一つで、新春の NHK の討論番組「ニッポンのジレンマ」でも関心を集めていました(この番組は 1/7 再放送なので、見逃した人は録画の用意を)。 この話をするとき、必ず参照点として持ち出される国が、アメリカです。アメリカン・ドリームという言葉に象徴されるように、アメリカというのは経済的な流動性の高い社会だ、というのがこれまでの通説でした。しかし記事では、複数の研

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    dagjmpd 2012/01/07
    階級社会アメリカ
  • 『Web+DB Press Vol.63』「SQL緊急救命室 第2回」 - ミックのブログ

    『Web+DB Press Vol.63』に「SQL緊急救命室 第2回」が掲載されました。今回のテーマは、「冗長性症候群」。ムダの多いコーディングスタイルとして、SQLにおける条件分岐を UNION で行ってしまうケースについて取り上げています。 手続き型言語における条件分岐は「文」の単位で行いますが、SQL における分岐は「式」の単位で行う、という重要なポイントを理解できる内容となっています。

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    dagjmpd 2011/07/17
    『Web+DB Press Vol.63』「SQL緊急救命室 第2回」
  • 「DBアタマアカデミー 最終回」がWebで公開 - ミックのブログ

    技術評論社のサイトに「DBアタマアカデミー」の最終回「治療としてのパフォーマンスチューニング」が公開されました。 今回は、DB だけでなく、システムのチューニングを行うときの一般的フローを整理した内容となっています。チューニングを医師の行う「治療」に見立てて、フローをイメージしやすくしたつもりです。 これで「DBアタマアカデミー」は終了となります。今月の下旬に刊行の 4月号では、また新しい連載も始まりますので、こちらも期待してお待ち下さい。

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    dagjmpd 2011/07/17
    「DBアタマアカデミー 最終回」がWebで公開
  • 年金は人生の「残念賞」 - ミックのブログ

    今週、民主党がマニュフェストで掲げていた年金の傾斜配分方式の具体案が明らかにされました。「社会保障と税の抜改革調査会」(会長・仙谷由人官房副長官)がまとめたもので、骨子としては「現役時代の平均年収が 600 万円を超える人から次第に減額していき、1200 万円超の人には支給しない」というものです。 これは、場当たり的に給付カットしたり現役負担を増やしてきた従来の年金制度改革とは一線を画すものです。昔のエントリで、私も年金はお金持ちの老人にあげる必要はないと書いたことがありますが、今回の民主党案は私が思い描いていたものに近い。違うのは、給付基準として、私が老後に入ったときの資産(ストック)を望ましいと考えるのに対して、民主党案が現役時代の平均収入(フロー)を使っていることです。民主党案だと、現役時代に 平均 4000万円 稼いでいても、その後散財してすってんてんになった人は年金を一円も貰え

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    dagjmpd 2011/07/17
    年金は人生の「残念賞」
  • SQLの未来 - ミックのブログ

    先週の土曜にビズアイユさん、坂井さんともに、慶應大学日吉キャンパスへ出かけてきました。目的は、遠山元道準教授の研究室へお邪魔してSuperSQL という新言語のお話を聞くこと。6時間超にわたって遠山先生自らプレゼンとQA までしていただくという非常に贅沢な時間でした。 SuperSQL は、名前から連想するような SQL の拡張言語ではありません。これは遠山先生も強調していたのですが、私の理解した範囲で表現すると、これは HTML、LATEX、Ajax など「表示」をつかさどるプレゼンテーション・レイヤーと SQL というミドル・レイヤーをラップする言語です。 もともと、歴史的には SQL はプレゼンテーションを意識しない言語として開発されました。その目的はあくまで欲しいデータを検索することであって、見せ方は上位レイヤーの仕事なので自分は関知しない、という分業の方針に基づいています。これは

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  • ミックのブログ

    日、新著が発売となります。書の初版は処女作ということもあり、色々と書き手として未熟な部分も多く出てしまったなのですが、幸運にも長い期間読んでいただいたことでこのたび改訂版の刊行にこぎつけることが出来ました。 さすがに10年経過すると内容も古くなっており、多くのコードをリバイスしています。特に初版刊行時にはまだサポートが不十分だったウィンドウ関数が、現在では主要なDBMSではほぼ利用できるようになったことを受けて、全面的にこれを採用しました。これにより性能と表現力を両立させるモダンなSQLコーディングが可能になったので、ぜひ書でその素晴らしさを確認いていただければと思います。 以下に書の前書きを引用しますので、購入の際の参考にしてください。 書の初版が刊行されてから、10年が経過しました。筆者にとって、初版は初めて書いた、いわゆる処女作であり、自分の知見や文章がどのような受け取

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    dagjmpd 2010/12/14
  • Club DB2 第103回 講演「リレーショナルとはどんなことか」 - ミックのブログ

    昨日箱崎の IBM 社で開かれた勉強会 Club DB2 第103回で、ゲスト講師として話してきました。DB2 の勉強会なのにデータベースと SQL の一般論をぶってしまって大丈夫かな、と思ったのですが「たまにはそういう話もいいものです」という主催者側の寛大なおはからいにより、好きなこと喋らせてもらいました。 Ustream で中継流したり、Twitter で質疑を受け付けたり、新しい形のコミュニケーションが体験できて面白かった。こんなとき、インターネットというのは当に良いものだと実感。 当初は50人ぐらいだろうと予想していたら、蓋を開けてみたら100人部屋が満杯になってびっくり。人生で一番名刺交換とサインをした日になりました。飲み会でも色んな人と話ができて楽しかった。の著者にとって、なかなか読んでくれた人の生の声を聞ける機会は少ないので、「こののおかげで助かった」という人にお会い

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    dagjmpd 2010/12/14
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