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犯罪とこれはすごいに関するdalのブックマーク (1)

  • 「痴漢です!」その一言で車内の空気が変わった。

    すぐに手首をつかまれたのは僕だ。目線を向けるとこわばった顔で僕を指差すOLと、疑いと怒りをほどよくブレンドした顔で僕を拘束するサラリーマンがいる。大丈夫、『それでもボクはやってない』だって見たし、予習はバッチリだ。僕じゃありません、なにか勘違いじゃないですか、こうだ。 「ち、ちがうますぅー。ぼぼぼ僕やってま」 「しらばっくれる気か! この子泣いてるじゃないか!」 ヘタクソな山下清の物真似みたいになってしまった僕の弁解をサラリーマンが遮る。かぶさるようにOLの鼻をすする音。車内の空気が一気に冷える。 「ちょっ待ってくださいよ、当に僕じゃ」 「うるさい、言いたいことがあったら警察に言え!」 次の駅でホームに突き落とされ、僕の遅刻は決定的になる。ちらと車内を見ると、突き刺さるような視線がいくつも見えて思わず目を伏せる。と、ここで別の声がかかる。 「まあまあ、ちょっと落ち着きましょう。当にこの

    「痴漢です!」その一言で車内の空気が変わった。
    dal
    dal 2009/02/19
    冤罪怖いよー。/実際見た事象より脳内で生成した事象の方がより鮮明に事実として記憶に残るヒトの脳の不思議。女共よ冤罪返しされないように脳内の整理をしておこう。
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