“5万円パソコン”こと、今話題のネットブック(低価格ミニノート)。思い起こせば約1年前の2007年11月、北米でアスーステック・コンピューターが「Eee PC」を発売。昨年1月から日本でも販売し始めた。当初は、一部のコアなパソコンユーザー中心だった購買層も、日本エイサーの「Aspire one」が登場した7月以降、一気に拡大。ビジネスマンが使う2台目、3台目のパソコンとして広まった。認知度が高まった最近では、初心者ユーザーまで購入しているというから驚きだ。 パソコンの価値観を変えてしまった低価格ミニノート。だが話題性だけで購入してしまうと、不満点もそれなりに多いのが実状だ。当然といえば当然のこと。低価格ミニノートには、価格を安くするためにいろいろな制約がある。A4ノートと使い勝手を比べてしまうのは、正直、酷な話なのだ。しかし、せっかく購入したのだから、できるだけ快適に使いたいというのが人情