タグ

ブックマーク / piyolog.hatenadiary.jp (55)

  • 偽造マイナンバーカードを使用したSIMスワップについてまとめてみた - piyolog

    2024年4月、偽造されたマイナンバーカードを使用したSIMスワップ事案が発生しました。さらにその後のっとられたSIMを通じて高級腕時計の購入などが行われる被害も発生しています。ここでは関連する情報をまとめます。 SIMのっとられ未遂含め400万円超の被害 SIMスワップの被害を報告したのは、東京都議会議員と大阪府八尾市議会議員の二人。愛知県名古屋市内のソフトバンクショップ(八尾市議会議員の事例ではソフトバンク柴田店)で何者かが契約変更(MNPや最新のiPhoneへの機種変更など)を行い、元々の契約者であった二人が所有するスマートフォンでSIMによる通話・通信ができない被害にあった。 昨日昼頃、スマホにPayPay通知が表示され「1000円チャージしました」と。自動チャージ設定?なんだろうとアプリを確認してもよくわからず放置。(この時にPayPayに確認すべきだった!)午後にメールチェック

    偽造マイナンバーカードを使用したSIMスワップについてまとめてみた - piyolog
    defiant
    defiant 2024/05/13
    この記事をおすすめしました
  • XZ Utilsの脆弱性 CVE-2024-3094 についてまとめてみた - piyolog

    2024年3月29日、Linux向け圧縮ユーティリティとして広く利用されているXZ Utilsに深刻な脆弱性 CVE-2024-3094 が確認されたとして、研究者やベンダがセキュリティ情報を公開しました。この脆弱性は特定の条件下においてバックドアとして悪用される恐れがあるものとみられており、当該ソフトウエアのメンテナのアカウントにより実装されたソフトウエアサプライチェーン攻撃の可能性が指摘されています。ここでは関連する情報をまとめます。 脆弱性の概要 xzとは主要なLinuxディストリビューションに含まれる汎用的なデータ圧縮形式で、今回問題が確認されたのはその圧縮・解凍ユーティリティであるliblzma(API)を含むXZ Utils。CVE-2024-3094が採番されており、Red Hatによって評価されたCVSS基値はフルスコアの10。影響を受けたライブラリをリンクしているssh

    XZ Utilsの脆弱性 CVE-2024-3094 についてまとめてみた - piyolog
  • 3万2768時間が経過して発生した石巻市戸籍情報システムの障害についてまとめてみた - piyolog

    2024年2月14日、宮城県石巻市は2023年9月に発生したシステム障害について原因がSSDの重大なファームウエア不具合であったと公表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 重大な不具合情報が共有されずシステム障害発生 2023年9月当時にシステム障害が発生したのは石巻市庁内で稼働する戸籍情報システム。システムが稼働するサーバー上で使用していたSSDの不具合によりバックアップサーバーを含めてシステム停止が起こり、市役所やコンビニなどで戸籍証明書の発行が行えない事態となった。2日後には最新の戸籍証明書の写しは発行できるようになった*1ものの、完全復旧(除籍や改製原戸籍の証明書発行)には約1か月(2023年9月20日~2023年10月18日)を要することとなった。 障害影響が長期化した理由として、市は当該システム上で取り扱うデータが戸籍にかかわるもので、復旧方法および突合などに万全を期

    3万2768時間が経過して発生した石巻市戸籍情報システムの障害についてまとめてみた - piyolog
    defiant
    defiant 2024/02/22
    この記事をおすすめしました
  • 私物HDDを使用して営業秘密を不正に持ち出ししていた事案についてまとめてみた - piyolog

    2023年12月5日、警視庁公安部はアルプスアルパインの営業秘密情報を不正に持ち出したとして男を不正競争防止法違反の容疑で逮捕しました。ここでは関連する情報をまとめます。 情報持ち出し直後に転職 不正競争防止法違反(営業秘密領得)の容疑として逮捕されたのはアルプスアルパインの元従業員の男。同社の自動車部品の開発部門がある宮城県の研究開発拠点で2021年11月9日にアルプスアルパイン貸与のPCから社内サーバーに接続し、車載電装部品(自動車の運転制御システム)の設計関連のデータをPC上に保存し、11月11日に私物のハードディスクに複製した疑いがもたれている。*1 *2 容疑に関して警視庁公安部は捜査に支障がおよぶとして男の認否を明らかにしていない。*3 *4 男は持ち出し行為の直後にアルプスアルパインを退職。ホンダに転職をしていた。*5 男の退職後に社内システムのデータの不審な動きをアルプスア

    私物HDDを使用して営業秘密を不正に持ち出ししていた事案についてまとめてみた - piyolog
  • JAXAへの不正アクセスについてまとめてみた - piyolog

    2023年11月29日、今年夏ころに宇宙航空研究開発機構に対し不正アクセスが行われていたとして複数の報道機関が報じました。ここでは関連する情報をまとめます。 ネットワーク機器の脆弱性を悪用し攻撃か 宇宙航空研究開発機構(JAXA)で不正アクセスが確認されたのは一般業務用のイントラネットワークの管理(アクティブディレクトリ)サーバーで、外部から機構内ネットワークにアクセスされていた可能性がある。*1 JAXAはWebサイト等で不正アクセスの事実について公表を行っていないが、11月29日の参議院文教科学委員会でJAXA理事長が攻撃は事実と発言した。*2 被害にあったサーバーには役職員や派遣社員5,000件余りがサーバー上に保管されていたため、これら個人情報などが外部へ流出した可能性があるが、*3 情報流出の有無については調査中としている。また、ロケットや人工衛星の運用にかかる情報など機密性の高

    JAXAへの不正アクセスについてまとめてみた - piyolog
    defiant
    defiant 2023/11/29
    この記事をおすすめしました
  • ルーター不具合による韓国行政ネットワークの大規模なシステム障害についてまとめてみた - piyolog

    2023年11月17日、韓国の地方行政システムで3日にわたる大規模なシステム障害が発生し、韓国内の多くの行政機関の業務に支障が生じ、手続きが行えないなど市民の生活にも大きな影響が及びました。その後の調査を経て、韓国政府はネットワーク機器の異常によるものだったと原因について明らかにしています。ここでは関連する情報をまとめます。 56時間にわたり行政ネットワーク使えず システム障害は認証基盤である行政電子署名証明書(GPKI)システムで発生。韓国では公務員はシステム接続を行う際にGPKIシステムで認証を行っているため、全国の自治体で業務システムを利用できない事態となった。GPKIシステムと接続していた、閉域ネットワーク運用されている韓国内のすべての自治体が利用する「市道セオル行政システム」や行政プラットフォームの「政府24(정부24)」が利用できなくなった。 GPKIシステムは物理サーバー15

    ルーター不具合による韓国行政ネットワークの大規模なシステム障害についてまとめてみた - piyolog
    defiant
    defiant 2023/11/29
    この記事をおすすめしました
  • 生徒用アカウント一覧表を盗み撮りして行われた不正アクセスについてまとめてみた - piyolog

    2023年9月22日、津山市教育委員会は市内の公立中学校で教員が保管していたアカウント一覧表を不正に入手した生徒が他の生徒の授業用タブレットに不正アクセスを行っていた事案が発生したと発表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 サポートのため教員が一覧表を教室へ持参 津山市公立中学校の生徒2名が不正に入手した生徒用Googleアカウント一覧表に記載された情報を元に、別の生徒8名のアカウント(授業用タブレット)に不正アクセスを行っていた。生徒らは授業に使用するタブレットに保存された動画(体育、音楽の授業の様子を撮影したもの)の閲覧やダウンロードを行ったり、タブレットのホーム画面の壁紙変更を行ったりしていた。*1 不正閲覧した生徒は、興味位やからかい目的で行ったと学校の聞き取りに答えている。 生徒用Googleアカウント一覧表は1クラス約30名分の情報を記載したもので教員が管理を行ってい

    生徒用アカウント一覧表を盗み撮りして行われた不正アクセスについてまとめてみた - piyolog
    defiant
    defiant 2023/09/27
    この記事をおすすめしました
  • 不正アクセスによるpictBLand、pictSQUAREの情報流出の可能性についてまとめてみた - piyolog

    2023年8月15日、GMWは同社が運営するサービスが不正アクセスを受けたことで、「pictBLand」及び「pictSQUARE」のデータベース情報が外部へ流出した可能性があると公表しました。また当該サービスのWebサイトを閲覧した際に別のサイトへ接続する状態になっていたことも明らかにしています。ここでは関連する情報をまとめます。 累計130万人登録のSNSに不正アクセス GMWが運営するサービスが不正アクセスを受け、pictBLandのサイトが一時改ざんされた他、データベース情報が外部に流出した可能性がある。サービスの累計登録者数は約130万人で、今回の不正アクセスによる影響を受けたアカウントの件数は約80万件。*1 不正アクセスとの関連があったとみられる事象が複数確認されており、それらは以下の通り。今後デジタルフォレンジックを行う企業へ調査を依頼することで影響範囲の特定を行うとしてお

    不正アクセスによるpictBLand、pictSQUAREの情報流出の可能性についてまとめてみた - piyolog
    defiant
    defiant 2023/08/23
    この記事をおすすめしました
  • 米紙が報じた中国による日本の防衛ネットワークの侵害についてまとめてみた - piyolog

    2023年8月7日(現地時間)、2020年頃に中国軍が日政府にサイバー攻撃を行い防衛機密情報にアクセスしていたとして米国のThe Washington Postが報じました。ここでは関連する情報をまとめます。 日政府のネットワーク侵害を米国が把握 発端となったのは、現地時間2023年8月7日付でThe Washington Postが報じた中国が日の防衛ネットワークへハッキングを行ったとする当局者の話などを取り上げた記事。2020年秋に米国NSAが日政府が侵害されていることを確認した後、米国が日に情報提供をはじめとする件への対応をどのようにとってきたか経緯や関連事案などをまとめたもの。同紙で国家安全保障やサイバーセキュリティの取材を行っているEllen Nakashima氏の署名記事。氏が面談した米国の元高官ら3人を情報ソースとしているが機密性が高いことからいずれも匿名での取材

    米紙が報じた中国による日本の防衛ネットワークの侵害についてまとめてみた - piyolog
    defiant
    defiant 2023/08/09
    この記事をおすすめしました
  • 富士通JapanのMICJETで相次ぎ発生した証明書誤交付についてまとめてみた - piyolog

    2023年3月以降、富士通Japanが提供する地方公共団体向けの住民情報ソリューションである「MICJET」(ミックジェット)において、プログラム不具合に起因するシステム障害によりコンビニ交付サービスで他人の証明書が出力されるなどの誤交付が相次ぎ発生しています。ここでは関連する情報をまとめます。 証明書の誤交付が発生した地方公共団体 富士通Japanが提供する住民情報ソリューション「MICJET」に関連した誤交付が生じたのはこれまでに8つの地方公共団体。MICJETのコンビニ交付サービスにおいて住民票の写し、印鑑登録証明書などで誤交付が発生した。MICJETを導入している地方公共団体は全国で123。*1 誤交付を行った地方公共団体 誤交付された対象 誤交付を行っていた時期 横浜市 他人の住民票(個人番号あり)の写し1件(1名) 他人の住民票(個人番号無し)の写し5件(11名) 住民票記載事

    富士通JapanのMICJETで相次ぎ発生した証明書誤交付についてまとめてみた - piyolog
    defiant
    defiant 2023/05/22
    この記事をおすすめしました
  • SIMスワップ詐欺による暗号資産口座への不正送金事案についてまとめてみた - piyolog

    2023年5月11日、警視庁はSIMスワップ詐欺を通じて他人の銀行口座から不正送金を行っていたとして、電子計算機使用詐欺などの容疑で女を逮捕したと公表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 SIMスワップ詐欺で約9,000万円の不正送金か 警視庁サイバー犯罪対策課は電子計算機使用詐欺、詐欺、組織犯罪処罰法違反などの容疑で女を逮捕。SIMスワップ詐欺は愛知県警が摘発していた事例が公表されていたが、警視庁が同手口による犯行を摘発したのは初めて。*1 2022年9月2日に、不正取得した都内の女性の個人情報を使用して栃木県内の携帯電話販売店でその女性になりすまし「携帯電話を紛失した、SIMカードを再発行したい」と虚偽の申告をしてSIMカードをだまし取った後、女性の銀行口座(ネットバンキング)に不正アクセスし、197万円を犯行グループが管理する暗号資産用の銀行口座に不正送金した疑い。再発行の際

    SIMスワップ詐欺による暗号資産口座への不正送金事案についてまとめてみた - piyolog
    defiant
    defiant 2023/05/15
    この記事をおすすめしました
  • 国土交通省が管理する簡易型河川監視カメラへの不正アクセスについてまとめてみた - piyolog

    2023年3月2日、国土交通省近畿地方整備局が管理する河川監視用カメラが不正アクセスの被害に遭っていた可能性があると報じられました。ここでは関連する情報をまとめます。 インターネット接続した河川監視カメラに不正アクセスか 国土交通省近畿地方整備局が管理する河川監視用のカメラ 261台に対して、不正アクセスされた形跡が2023年1月中旬に確認された。その後中国地方整備局、四国地方整備局の管理する70台の同じカメラでも不具合の恐れが確認され、合計で331台(その後最終的に337台)のカメラの運用が休止された。*1 当該機器は2020年2月以降導入が進められた「簡易型河川監視カメラ」と呼称されるものの1つで、10分から15分の間隔で撮影した河川の静止画をLTE網などを通じて送信する。送信された画像は国土交通省が公開する川の防災情報のサイトで画像を閲覧することが可能。大雨による川の増水や氾濫などか

    国土交通省が管理する簡易型河川監視カメラへの不正アクセスについてまとめてみた - piyolog
    defiant
    defiant 2023/03/06
    この記事をおすすめしました
  • CircleCIへの不正アクセスについてまとめてみた - piyolog

    2023年1月4日、CircleCIセキュリティインシデントが発生したことを公表し、利用者へ注意を呼びかけました。また1月13日には侵入経路を含む調査結果などをまとめたインシデントレポートを公表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 CircleCIより流出したデータから利用者のサードパーティシステムに影響 CircleCIが不正アクセスを受け、同社のプラットフォーム上に保存された利用者のサードパーティシステム(Githubなど)の環境変数、キー、トークンを含む情報の一部が流出した。不正アクセスにより情報が流出したのはクラウドで提供されるCircleCIで、オンプレミス型のCircleCI Serverは影響を受けない。 2023年1月13日公表時点で件の影響を受け、利用者よりサードパーティシステムへの不正アクセスが生じたと報告を受けたケースは5件未満。但しCircleCIは不正

    CircleCIへの不正アクセスについてまとめてみた - piyolog
    defiant
    defiant 2023/01/16
    この記事をおすすめしました
  • 警察庁によるランサムウェア(Lockbit)暗号化済データの復元成功についてまとめてみた - piyolog

    2022年12月28日、警察庁がランサムウェアにより暗号化されたデータの復元に成功したと報じられました。ここでは関連する情報をまとめます。 Lockbitによる暗号化されたデータの復元に成功 データ復元は警察庁のサイバー警察局、サイバー特別捜査隊が担当。暗号化されたデータからマルウェアを解析し、暗号化の復元を行うシステムを開発した。2022年4月以降、Lockbitの被害に遭った3社において捜査の過程でデータの復元に成功した。*1 復元成功に至った組織の一社はNITTANで、2022年9月13日早朝に暗号化によるシステム障害発生が発生し、2022年10月14日には警察、各システム会社及びサイバーセキュリティ専門会社の協力をうけシステム等の復旧作業を開始している。取材に対しては同社は復旧費などの損失を回避できたとコメント。*2 警察庁から欧州の複数の国の捜査機関に対して、今回の復元方法の情報

    警察庁によるランサムウェア(Lockbit)暗号化済データの復元成功についてまとめてみた - piyolog
    defiant
    defiant 2022/12/29
    この記事をおすすめしました
  • ランサムウエア起因による大阪急性期・総合医療センターのシステム障害についてまとめてみた - piyolog

    2022年10月31日、大阪急性期・総合医療センターは電子カルテシステムの障害発生により、緊急以外の手術や外来診療を停止していると公表しました。障害はランサムウエア攻撃が原因と病院は明らかにしています。ここでは関連する情報をまとめます。 障害影響で通常診療が一時停止 システム障害が発生したのは、大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター。大阪市の総合病院で診療科36、病床数865床。高度救命救急センター、地域がん診療連携拠点病院にも指定されている。 ランサムウエアによる実被害及び被害拡大防止措置による影響を受け2022年10月31日20時時点で電子カルテシステム及び関連するネットワークが完全に停止中。そのため、同センター内で電子カルテが閲覧できない状況となった。*1 障害の影響を受け、緊急的対応を要するものを除いた、外来診療、予定手術、新規救急受入の一時的な停止を行っている。システム障

    ランサムウエア起因による大阪急性期・総合医療センターのシステム障害についてまとめてみた - piyolog
    defiant
    defiant 2022/11/01
    これを見るとバックアップから戻せる可能性もあるのかな?
  • フォーム入力支援やサイト最適化サービスの改ざんについてまとめてみた - piyolog

    2022年10月25日、ショーケースは同社が提供する複数のサービスが不正アクセスを受けたため、サービスを利用する企業のWebサイトを通じて入力された情報が外部へ流出した可能性があると公表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 フォーム入力支援やサイト最適化サービス改ざんで複数社に影響波及 www.showcase-tv.com 不正アクセスによりショーケースが提供するサービスのソースコードの改ざんが行われた。対象サービスが稼働するシステムの一部で脆弱性を悪用されたことが原因。 被害に遭ったのは「フォームアシスト」「サイト・パーソナライザ」「スマートフォン・コンバータ」の3つ。フォームの入力支援やサイト表示最適化を行うサービスで利用企業は同社が公開するJavaScript (formassist.jp、navicast.jp上で公開)を自社サイトより読み込むことで利用する。 改ざん被害

    フォーム入力支援やサイト最適化サービスの改ざんについてまとめてみた - piyolog
    defiant
    defiant 2022/10/28
    この記事をおすすめしました
  • AWS認証情報が盗まれる2つのライブラリ改ざんについてまとめてみた - piyolog

    2022年5月24日(米国時間)、SANS ISCのフォーラムでPython向けライブラリの1つ(その後PHP向けライブラリでも判明)が第三者により不正なコードを含むアップデートが行われていたとして注意を呼び掛ける投稿が行われました。その後この行為に関わっていたとして実行者とみられる人物が顛末を公開しました。ここでは関連する情報をまとめます。 改ざんされた2つのライブラリ 今回影響が確認されたのPython Package Index(Pypi.org)で公開されている「ctx」、Packagist(Packagist.org)で公開されている「PHPass」の2つ。 影響を受けたライブラリ インストール実績 改ざんされたとみられる期間 概要 ctx 約75万回 2022年5月14日~5月24日頃 辞書(dict型オブジェクト)を操作するユーティリティを提供するPython向けのパッケージ

    AWS認証情報が盗まれる2つのライブラリ改ざんについてまとめてみた - piyolog
  • 東映アニメーションへの不正アクセスについてまとめてみた - piyolog

    2022年4月28日、東映アニメーションは3月7日に公表していた不正アクセスによるシステム障害について調査結果を公表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 不正アクセスの影響を受け作品制作が遅延 東映アニメーションは不正アクセスを受けたことに起因して、通常業務だけでなく同社が関係する作品制作の一部に遅れが生じた。具体的に影響が公表された作品は以下の5点。また関連商品の販売時期やキャンペーンが作品放送とタイミングが合わず、延期をしたり、放送前に登場キャラクターの商品が販売されてしまったり、告知が行われてしまうことがあった。 作品名 遅延が生じた期間等 ドラゴンクエスト ダイの大冒険 3月19日~4月9日までは再放送4回を実施。4月16日より再開(第73話)。*1 *2 デリシャスパーティ♡プリキュア 3月13日~4月10日までは過去のプリキュア映画作品の分割放送(3回)と再放送2回を実

    東映アニメーションへの不正アクセスについてまとめてみた - piyolog
  • Spring Frameworkの脆弱性 CVE-2022-22965(Spring4shell)についてまとめてみた - piyolog

    2022年3月31日、Spring Frameworkに致命的な脆弱性が確認され、修正版が公開されました。ここでは関連する情報をまとめます。 1.何が起きたの? JDK9以上で実行されるSpringMVC、SpringWebFluxでリモートコード実行が可能な脆弱性(CVE-2022-22965)が確認された。脆弱性の通称にSpring4shellまたはSpringShellが用いられている。 Spring FrameworkはJavaで採用される主流なフレームワークの1つのため、Javaで実行されるWebアプリケーションで利用している可能性がある。 2022年3月31日時点で脆弱性のExploitコードが出回っており、関連するインターネット上の活動が既に報告されている。 2.脆弱性を悪用されると何が起きるの? 脆弱性を悪用された場合、リモートから任意コード実行が行われることで、機密情報の

    Spring Frameworkの脆弱性 CVE-2022-22965(Spring4shell)についてまとめてみた - piyolog
  • 国内約200組織へ行われたサイバー攻撃と関係者の書類送検についてまとめてみた - piyolog

    2021年4月20日、国内約200の組織をターゲットにしたサイバー攻撃が2016年に行われていたとして、攻撃に関連するサーバーの契約に係った男を警視庁公安部が書類送検したと報じられました。捜査は現在も行われており他関係者の情報も報じられています。ここでは関連する情報をまとめます。 攻撃発信元サーバーに係った男を書類送検 書類送検されたのは中国共産党中国籍の男で、既に中国へ帰国。中国の大手情報通信企業勤務で日滞在中もシステムエンジニアの職に就いていた。*1 容疑は私電磁記録不正作出・同供用。2016年9月から17年4月、5回にわたり虚偽の氏名、住所を使い国内レンタルサーバー業者と契約。サーバー利用に必要なアカウント情報を取得した疑い。 男は中国国内から契約を行い、転売サイトでアカウントを販売。Tickと呼称されるグループがそのアカウントを入手し一連の攻撃に悪用されたとされる。 捜査にあ

    国内約200組織へ行われたサイバー攻撃と関係者の書類送検についてまとめてみた - piyolog