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松浦晋也の“読書ノート” 第26回 阿片ケシ篤農家の生涯と、星一の苦難
第26回 阿片ケシ篤農家の生涯と、星一の苦難 二反長半 著『戦争と日本阿片史』(すばる書房) 前々回、... 第26回 阿片ケシ篤農家の生涯と、星一の苦難 二反長半 著『戦争と日本阿片史』(すばる書房) 前々回、前回と星製薬の創業者である星一(ほし・はじめ、1873~1951)から話を展開したが、星一とモルヒネ(いうまでもなく阿片ケシの未熟果から採取する樹液から精製される)のことがどうしても気になって、『戦争と日本阿片史 -阿片王 二反長音蔵の生涯-』を読んでみた。本来なら一の息子である星新一の『人民は弱し 官吏は強し』(新潮文庫ほか)から読むべきなのかも知れないが、こちらは学生時代に読んで、みっちりと描き込まれた官による陰湿な民間いじめにすっかり参ってしまった記憶があって、どうしてもすぐには読む気になれなかったのである。 本書は、日本の阿片ケシ栽培の先駆者である二反長音蔵(にたんちょう・おとぞう、1875~1951)の生涯を阿片栽培の歴史とからめてまとめた本である。著者は音蔵の次男で、1907年
2017/06/23 リンク