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新井素子『チグリスとユーフラテス』感想
【HOME】 [Diary] 戻る 新井素子『チグリスとユーフラテス』(集英社)を読んだ。 小説としてはド下手。で... 【HOME】 [Diary] 戻る 新井素子『チグリスとユーフラテス』(集英社)を読んだ。 小説としてはド下手。でも、テーマと問題点の把握は正しいし、多分結論が向いている方向も正しい。 助詞を省略し、時にくずれた口語体になる、目眩のするような変体少女文体、咀嚼しきれていない世界設定、若すぎる人生観、若すぎる恋愛観、魅力のない脇役の男たちと、 「大人の小説」としてはどうしようもないものであるにも関わらず「本物」の輝きはある。 これは大人のための小説ではない。だが大人になれない人のための小説ではある。 読んでそう思った。 「本物」――そう、新井素子はいつだって「本物」だ。他人の作品の「まがい物」なんて書かない。 他人の思想、他人の文体、他人の設定、他人のキャラクターを借りてきたりしない。いつだって、自分の中のもの、自分の中に取り込んだものだけを使って書く。 だから、新井素子に似ている小説はあっ
2008/06/02 リンク