「現実の物語化・物語の現実化」 - 高度に発達した気遣いは、気違いと区別がつかない

現東京都知事によると、今回の地震は「天罰」だそうです。この発言そのものへの評価は、都民のみなさんにお任せします。こんな時に言う話ではないかもしれませんが、物語と違って現実には、基本的に文脈というものがありません。どんなに努力しても報われることなく不幸がひたすら続いてそのまま惨めに終える人生もあれば、他人を何人殺そうとその罪を償うこともなく幸福の絶頂で終える人生もある。そして当然、物語のように、努力と結果の、罪と罰の帳尻がきっちり合う人生だってあるでしょう。が、それはどれも「たまたま」そうなっているのに過ぎない。現実において起こる不幸は、「試練」でも「罰」でもなく、何の意味もない、無いに越したことはない、ただの障害です。創られた段階ではどうだか知りませんが、現在いまここにあるこの現実は、何者にも管理などされていません。実際に不幸に襲われている当人が、その現実を受け入れるために「試練」や「罰」

[Erlkonig]

「訓練された礼儀正しい日本人」的なアレもこの手の「物語化」と同じ構造だと思ってますが、なにぶん向いてる方向が正反対でポジティブだし、私自身ベタにうるっときたりもするので、ここ数日もんにょりしてます。

[yukkie_strike]

天罰という言葉を聞いたら「お前が災害に苦しんでいるのはお前のせいだ」と罵られているのと一緒だよね。。。天災に遭うのはその人のせいじゃないのにね

[ikemo10]

"自分が「現実」の隙間に見出した美しい「物語」に他人を巻き込むことは、誰であろうとどんな場合であろうと決して許されない。"

[hatoken]

「天罰」の部分を除いて、会見で語られた全体はどう読み解かれるのだろう

[logi]

"現実において起こる不幸は、「試練」でも「罰」でもなく、何の意味もない、無いに越したことはない、ただの障害です"

[yuichiro0611]

石原はもう少しマトモだと思っていたが…

[toratorarabiluna273momomtan]

『それはどれも｢たまたま｣そうなっているのに過ぎない｡現実において起こる不幸は､｢試練｣でも｢罰｣でもなく､何の意味もない､無いに越したことはない､ただの障害です｡』『現在いまここにあるこの現実は､何