「SHIROBAKO」の描く虚構と現実のバランス感覚 - subculic

『SHIROBAKO』のバランス感覚にはいつも膝を打つ。「虚構と現実」のバランスだ。このテーマで馴染み深いのは今敏監督だろうか。混淆していく現実と夢の世界を精緻な筆致で描き、入れ子構造に収める独特の手法を用いていた。アニメーション制作にスポットを当てた『妄想代理人』第10話「マロミまどろみ」は、比較対象として興味深いエピソードだ。同じ題材を扱うにしても、今敏監督と水島努監督の「ブラックジョーク度合い」とでも称すればいいのか、明らかな違いがある。とはいえ、『SHIROBAKO』の構造は今敏監督の作風と似ている。修羅場続きで一寸先に落とし穴が待ち構えている現実、けれど夢を持ち続けたいアニメーション制作という場所へのこだわり、その交錯が見所。そんな本作特有のバランスを支えているのは、隅々まで徹底して虚構と現実を対立させていること。主人公の宮森あおいを例にとってみよう。同期のタローこと高梨太郎と比

[kastro-iyan]

確かに社会人として身につまされる場面が多いんだけど、あまり重くなりすぎてないんだよな。

[KoshianX]

なるほど、確かにすばらしい。SHIROBAKO は大ヒットはしないかもしれないが、語り継がれる名作になることは間違いなさそうだなあ。

[paranoid3333333]

木下監督が『三女』では「心象描写」したいといっているように、『SHIROBAKO』にとって重要な要素なんだろうな〜

[yoshi1207]

虚構と現実の切り替えのリズム、ストップ＆ゴーが気持ちいいhttps://twitter.com/horiken2000/status/520197993597657089 虚構というか理想でもあるんだろうなぁ、俺が、俺達がアニメだ！みたいなｗ　でも現実は離れられない

[Capricornus]

あまり褒めると調子に乗るので持ち上げるのはほどほどにするか少し落としておいた方が良いと思います。

[suginoy]

"シーンの心情に添ったリアリティレベル、つまりシリアス寄りか、コメディ寄りか。あるいは自然体か誇張か、といったニュアンスを総合的に判断してポーズを決めているのだろう。"

[mercury-c]

“決してどちらか一方に振れすぎない、このバランス感覚が『SHIROBAKO』流。何より凄いのは、それを匂わせないことだ。「優れた演出は、演出と意識させないこと」という言葉の通り”

[aqn1]

なるほど。そういう視点からも語れるのか。

[akamiru]

みゃーもりかわいい、えまたそかわいいばっかり見ててすいませんって思った。面白い考察。

[kana0355]

“「優れた演出は、演出と意識させないこと」という言葉の通り。自然と馴染ませる手腕、まさにプロフェッショナル。”

[t_f_m]

"「優れた演出は、演出と意識させないこと」という言葉の通り。自然と馴染ませる手腕"

[hiroyuki1983]

まあこんな可愛いアニメーターがいるわけないんですけどね

[sakstyle]

今敏と比較しつつ、具体例としてはポーズ、リアクション、バッティングフォームなどから、現実っぽさと虚構っぽさの対比を

[ente04]

太郎は同期だったのか、先輩と思ってた。

[iguchi1124]

よく考察されているなあ

[sobietosorenn]

今敏さんか、亡くなってるんだよな…。

[ya--mada]

野球狂の詩 を知らないんですね

[CGA]

いい視点。あそこでみゃーもりがアニメになりそうという演出は虚構から現実へのスイッチだったわけですな。

[ja_bra_af_cu]

"シーンの心情に添ったリアリティレベル、つまりシリアス寄りか、コメディ寄りか。あるいは自然体か誇張か、といったニュアンスを総合的に判断してポーズを決めているのだろう。その配分が絶妙なのだ。"

[rikio0505]

ゴスロリ様のピッチングフォームを観たあおいの「何かアニメになりそう」というセリフにも繋がるわけですね。