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京都で18禁「春画展」 愛の営み鮮やかに、平安時代の「禁断愛」模本も
春画は、性的な事柄と笑いの同居した芸術性の高い肉筆画や浮世絵版画の総称で江戸時代には「笑い絵」と... 春画は、性的な事柄と笑いの同居した芸術性の高い肉筆画や浮世絵版画の総称で江戸時代には「笑い絵」とも呼ばれる。大名や武士、庶民までが楽しまれたが、明治期から恥ずべきものとして秘匿されるようになった。25年前から無修正で出版はされていたが、日本では春画だけの展覧会は行われてこなかった。 昨年、東京・永青文庫で行われた展示では、3カ月弱で約21万人が来場するなど大きな反響を呼んだ。京都展では、その後見つかった作品など同会場限定の12点を含む全135点を展示。新たに春画のルーツを探るコーナー「京都と春画」も設けられた。伊勢神宮に奉仕するため、潔斎(けっさい)していた済子女王と、警護の武士・平致光の平安中期の密通事件をモチーフにした「小柴垣草紙絵巻」の模本など嵯峨・野々宮を舞台とした作品や、京都の絵師・西川祐尹の作品が京都限定で並ぶ。 同実行委員長の淺木正勝さんは「明治以来、春画だけの展示ができなか
2016/02/10 リンク