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八木啓代のひとりごと 五輪エンブレムでちょっと思ったこと
どんな分野でも、プロの評価と素人の評価が違うというのはままあることだ。素人さんの評価はどうしても... どんな分野でも、プロの評価と素人の評価が違うというのはままあることだ。素人さんの評価はどうしても、「第一印象」とか「なじみ」に左右されるからだ。あと、「ストーリー」ね。 美術作品でも音楽作品でもありがちなんだけど、作品そのものより、その裏の「作った人のドラマ」みたいなところに「感動」する人はとっても多い。(佐村河内守作品はその良い例だろう。曲が良ければ、誰が作ろうが、どういう経緯で作られようが関係ないはずだ) アート作品に限らず、工芸品でも料理でも、ある意味、なんでもそうだ。専門家の視点と素人の視点、専門家の評価と素人の評価は異なるのは仕方がない。 でも、実際には、「その道の専門家」などというのはごく一握りしかいないわけで、消費社会において、「ものを評価する」立場にあるのは、圧倒的多数の「消費者」だ。 だからこそ、音楽でも美術でも、「作品をより理解するため」という名目で、さまざまなドラマ(
2015/09/04 リンク