『推しの子』が示す「推し活」のアポリアと、その解法 - あままこのブログ

【推しの子】 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:赤坂アカ,横槍メンゴ集英社Amazon『推しの子』、現在アニメ放送中の作品ですが、とりあえず原作を1巻から11巻まで読みました。 読もうと思った理由は、単純に流行っているというのもありますが、↓の騒動が気になったからです。 www.cyzo.com realsound.jp この騒動における立場は主に3つに分かれると思います。 『推しの子』は実際にあった恋愛リアリティーショーの問題を軽く取り扱っていて許せない 『推しの子』はあくまでフィクションなんだから、現実の騒動とかとは関係ない 『推しの子』は恋愛リアリティーショーの抱く問題を真摯に描いており、読者をそういう問題に向き合わせる効果を持っている（上記記事の立場） しかし、僕がマンガを読んで思ったのは、上記3つの解釈のいずれも、合っている部分はあれど、しかし一面的な理解じゃ

[amamako]

id:nuryouguda ただアイドルのようなパーソナリティ消費（https://amamako.hateblo.jp/entry/2022/08/19/114714参照）の場合は、そこで「美しいものを表現するためには熾烈さも仕方ない」というわけにはやっぱりいかないんじゃないのかな

[asakura-suguru-64214002]

消費者側が社会構造を変えていくことは社会学的な理想だけど、不祥事を起したことがない企業や人はいないし、消費者もなんとなく受け入れていることを思うと消費者による「推し活」に変革の力はないのかなと思う。

[rag_en]

外在批評的にしか作品を見れないと、こんなズレた作品評をやらかしてしまうのか。本当にゴミ。「Social Justice」界隈にありがちな「構造ガー」を発動してる辺りもダメダメ。 https://b.hatena.ne.jp/entry/4687521559164097954/comment/rag_en

[nuryouguda]

芸能界も熾烈だしジャンプ漫画も熾烈だ。同時にそのような業界で作られる芸術が美しいというのも事実。極私的ではあるが、僕は他人への口調を柔らかくする所から始めるしかないかなあ。