小説などの描写がイメージできない ：追記あり

旧字で旧仮名使いの古い本を読むわけでもないのに、どうしても活字の本の中での描写が頭の中でイメージしきれない。 読めない本の種類としては圧倒的に小説が多い。 技術書、解説書などは問題がない。 一番の問題は、風景などの視覚的な描写を頭の中でしっかり思い浮かべるのができてないことだと思う。 知識が足りてないという事もあるし、ひとつひとつのパーツは理解できてもそれを頭の中で映像化するのが難しいのだ。 例えば 私は墓地の手前にある苗畠の左側からはいって、両方に楓を植え付けた広い道を奥の方へ進んで行った。 するとその端れに見える茶店の中から先生らしい人がふいと出て来た。 夏目 漱石「こころ」より 夏目漱石はかなり分かりやすい素直な文体の作家だと思うけど、自分にはこういったちょっとした描写ですらイメージするのが難しく感じる。 墓地は思い描ける、苗畑は普通の畑とは違うのか？と不安になったのでググった画像で

[zeromoon0]

情報を無限に求めてるなあと思った。とりあえず読み進めるなら「墓地に行く途中で先生に会った」くらいの情報だけしか得ない。必要があったら戻ってくる。

[kurotsuraherasagi]

とても丁寧に読むんだなあ。自分は想像できるパーツは並べて、できない部分はぐにゃっと印象で都合のいいように補完するイメージで読んでる。細部を詰めなくていいと思えるようになってから宮沢賢治が好きになった

[sds-page]

墓地と畑と道と茶店と人を思い浮かべたらディテールは気にしないで先に進む。それこそ今流行りのAIに描かせてみたらどんな感じになるだろう

[zzteralin]

いや、割と例文はみんな引っかかりながら読む奴だと思う。現代人の文章をよんではどうか。

[Sephy]

空想に精度を求め過ぎだと思う。実際に見た事のない物を文章から想像するには限界がある。例えば「龍」を10人に描かせたら全員違う龍を描くだろうし。犬でも知らない犬種なら全員違う犬を描くだろう

[IkaMaru]

もしや増田は「アファンタジア」なのでは？ 情景を脳裏に浮かべることが苦手、あるいはまったくできない人を指す https://www.amazon.co.jp/dp/476283176 自分はこの本で知った

[Palantir]

自分の場合は、結論として先生がいたってことだけ理解して、それ以外は気にしてない。

[blue_high]

自分もふんわり読み進める方だな（言及する場所があればそこに焦点が当たる感じ）自分の手元を見ると、手ははっきりするけど周りにはフォーカス当たらずにふんわりするじゃん？そんな感じ

[greenbow]

わかる。小説はストーリーよりも情景描写の方が重要だと思うんだけど、ぼんやりしたイメージになってしまって歯がゆい。

[btoy]

「蠅の王」とか「指輪物語」とか地図を文章で説明してるとこあるじゃん。南にナントカ森があり西にカントカ山がそびえたち、みたいな。あれはしんどい。指輪物語は挿絵で地図載ってたりするからまだいいけど。

[dddeee]

増田の挙げた例文は全然余裕だけど、横溝正史「本陣殺人事件」は映像化作品でしか知らないけど、小説の言葉の描写だけであの密室トリックをちゃんと把握できるかはあまり自信ないかも。

[frothmouth]

眼鏡を掛けていない状態

[tsukitaro]

盲目の人はどうイメージするのだろう

[NOV1975]

最近のコンテンツって描写の解像度が上がってるからそう感じやすいのかもね。個人的には読んでる最中のその手の描写の解像度はスーパーカセットビジョン程度しかない

[kanimaster]

『こころ』を具体的にイメージしながら読むと、先生からの手紙のボリュームが凄すぎて大変なことになるよ。

[monotonus]

川端の雪国は比較的それがしやすくて凄いと思う

[yogasa]

想像で補いながら読むので、急に知らんところから人が出てきたり、お前おったん？とか数ページ前なので忘れてたりとかよくある。でもマンガもコマ割りがあるのでよくわからんの多い。特にバトルもの

[estragon]

この例文だと、墓地の手前に苗畑があって、その左手に両方に楓を植え付けた広い道があり、そこを進んでいった先にある茶店の中から先生らしい人がふいと出て来たってことだと思うけど、確かに少し引っかかるな

[pecan_fudge]

“苗畑は普通の畑とは違うのか？と不安になったので”／不安になる時点で小説向きの読み方ではない。情景のイメージは必須ではない。茶店から先生がふいと出てきたというところだけ押さえておけばよい。と思うのだが

[yoshi-na]

小説読むときにはカット割もカメラ演出も特効も全部想像しないと読めないので全然読み進めない人間です

[sato0427]

原因は書いてるとおり地図も読めないのにマッピングしようとするから。そして情景はあくまで舞台セットなので映像作品のように墓地→苗畠→楓→広い道→茶店と、次々に思い浮かべるだけで良い。

[beerbeerkun]

語感とかリズムで言葉を選択してるケースもあるだろうから書いた人間でさえぼんやりしている描写もあると思うよ。だから勝手に無理やり想像してる。ときどきホワイトボードに書いたりもする。

[Borisovich]

自分はADHDで自分が速度に介入できない受動的な情報処理ができず授業も聞けなかったし、映画を見るのも苦手で本だけが友達状態だったりもしたがまあなんとか生きてる。増田も無理して本読む事なく好きな事すればいい

[LethalDose]

著者の癖と、単語がイメージできるかによるのかな。シリーズ物はあとになるほど読みやすい。翻訳物は苦手で、3－4倍時間がかかる。アジア圏の本はまだ読みやすい。海外の作品は、視線の巡る順番が違うように感じる。

[Mr_Lostman_1978]

誰が言ったか忘れたが、どんな名だたる作家の作品でも風景描写はかったるいものだ、という論評を思い出した

[mayumayu_nimolove]

イメージする目的は？イメージしないとできないものなの？

[kiria25]

自分がイメージしていたものと実写化、アニメ化された時のイメージが全然違う、ということはよくある。

[tokuninac]

登場人物の像を実在の俳優やアニメキャラで想像してるから、かなりカオス

[mythm]

増田が地図のようにと書いてるから気がついたけど、わたしは例文みたいな描写のときは一人称視点で見ている想像をしているな…。描写が追加されたら楓が両側に生えたり、歩いているうちに茶屋が突然存在したりしてる

[maemuki]

ラノベ風にしたらいけるかも？…なんか木とか沢山生えてる墓の横の道に行ったら、店の横から先生が出てきた！みたいな

[businessart]

イメージが湧かないから本読めないとか、映像の方がいい言ってる奴が時々いるやんな。レスでも触れてる人おるけど、そういう連中って実は脳の能力が低いんじゃないかと思う。

[GiveMeChocolate]

わかるなあ。かと言ってそこまで気にはしてなかった。この増田が呪いのように今後気になってくるかも…なんて。ちなみに例文、俺も俯瞰した映像を生成するには時間を要するし、合ってるかもわからないのでなんとも…

[maicou]

めっちゃその世界の中を歩いてる気分になるけどなあ。俯瞰じゃないです。自分が歩いてる気分になる。

[hilda_i]

一回読んで文章の全てを解る必要はないわね。何度か読み返して初めて解ることもある。そういう発見をするのも読書の楽しみの一つ。

[boxmanx99]

概念で理解してる。墓が何個か、新しいか古いか、整列してるか雑然としてるか等は想像せず「墓」という概念だけ捉えて先に進む。文章で詳しく描写されてるなら、されたレベルまでだけ理解する

[sen47]

真逆な人。技術書とかイメージが紐づいていないものが読み進めづらい。極端なんだろうな

[ruricom3000]

今読んでる「隻眼の少女」の描写がわかりづらく、大いに共感する…

[nyokkori]

通り過ぎるだけのシーンだから、なんか墓場の横に畑や木が植えてあって奥に店があるんだなくらいでサラッと次に行っちゃう。眼鏡美人の描写があったら真剣に想像するけど。

[asiamoth]

ミステリィなら場所や方向・利き手などに注意を払った方が楽しめそうだが、それ以外のジャンルは気にせず読んだ方が良いのでは。分からなかったら「詩と思って読む」のも好き。

[chambersan]

子供の頃どんなに頑張っても出来なかったやつだこれ。私は小説を読了後、後ろのページから前に読み返してシーンや伏線を反芻するのが好き。小説の楽しみ方って結構色々あると思います