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柔軟剤や壁紙の香りで呼吸困難に陥る…化学物質過敏症の人の、他人に理解されない苦しみ
「Getty Images」より 近年、セクハラやモラハラ以外にも、さまざまなハラスメントが問題視されている。... 「Getty Images」より 近年、セクハラやモラハラ以外にも、さまざまなハラスメントが問題視されている。“香害”ともいわれる「スメハラ」もそのひとつだ。体臭対策などで、香水や柔軟剤の香りを振りまいている人も多い。香りが強すぎると周囲に不快感を与えるが、当の本人は“良い香り”だと思っているから指摘するのも難しい。柔軟剤のテレビCMなどでも、花の香りを振りまくことで、周りの人たちが笑顔になるような演出をしているため、その香りが不快感を与えているとは想像しにくいのかもしれない。 ニオイだけの問題にとどまればまだしも、人によっては気分が悪くなったり、頭痛やめまいを引き起こし、さらには呼吸困難に陥り、日常生活にも支障をきたすほどの症状に陥るケースもある。これは「化学物質過敏症」と呼ばれ、患者たちはタバコの煙をはじめ、防虫剤や洗剤、そして香水のニオイなどでも体調を崩してしまう。 NPO法人化学物
2020/01/01 リンク