「自由研究」に見る、「自由な発想」信仰の落とし穴

なんというか、世の中には、「自由な、型にはまらない発想」というものを礼賛するあまり、却って「発想」を表現出来る機会を奪っているような、そんな傾向があるような気がするんですよ。 8月も初旬を過ぎて、世間はすっかり夏休み色一色になりました。 しんざきは激しく暑さに弱い体質でして、自分にライブラを使えば「あつさによわい」「直射日光によわい」「高温多湿によわい」「よわいったらよわい」と表示されること間違いない感じなんですが、この季節は本当に外を歩いているだけで、継続ダメージによる死が見えてきます。 ワルキューレの冒険で言うと毒沼歩いてるようなもんです。お互い熱中症には気を付けましょう。 「自由研究」の話をします。 毎年、小学校の夏休みの宿題に「自由研究」が出ます。 先日まで知らなかったんですが、これ、別に学習要領に「自由研究」という項目がちゃんと定義されている訳ではなく、どう指導するかはかなりの部

[snow8-yuki]

型破りと形なしの話 / 何を考えるかは自由でいいけど、どう考えるかはある程度決まったパターンしかない

[p_shirokuma]

これ、子どもの自由研究だけじゃなくて大人の自己選択にもある程度言えそうで、はじめのうちから形式やテンプレを教わるのは大切なことだと思う。

[makicoo]

型の重要性というか、ステップ踏むことの重要性を感じる。うちの子は手遊び歌が好きなんだけど単純なものから段階を経てより複雑な物を好むように。最初から複雑なものしかなかったらそもそも興味を持ってない気が。

[unfallen_castle]

「子どもの、自由で柔軟な発想」というのは素敵な言葉だけど、それを発揮する為にはまず教えなくちゃいけないことがあるんじゃないか、と思うんですよ

[kari-ko]

これなあ。これに気づき、手当てをしようと2017年から放送してくれてるEテレ『自由研究55』は本当にえらい。本当の意味で「自由な発想」を損なわないように手当てをしてくれている。

[Sei]

レゴ好きな息子が作るものの変遷が、この「発想」と「表現」のサイクルを回してる感じ。作りたいものがあって、でも表現力が追いつかないので親と一緒に試していき、クリアするとまた新しいものを作ってみたいな。

[kazuki_9106]

何かやりたいことしてみよう？　というのは大人でも「何その雑なフリ」と思うので、特に得意なことのない子供にはとてもハードルが高いものになる気がする