【書評】ズレずに生き抜く 山本一郎著：村上福之の「ネットとケータイと俺様」：オルタナティブ・ブログ

要するに山本一郎氏の本です。内容は「『多動力』とか『お金2.0』とか『僕たちはもう働かなくていい』みたいなファンタジービジネスポルノを逆方向にダッシュでグーパンチした本」と 思ってます。生々しい現実しか書いてません。文芸春秋オンラインの連載をベースに書かれた本ですが、けっこう加筆・修正をしており、現代社会の、オッサンの悲哀とか、 仕事のベンチャー業界の闇とか、高齢化社会とか、結婚とか、育児とか、人工知能とか、VTuberになっても人は何物にもなれない的な悲哀とかのコラムです。 さすが文春オンラインで毎度、ランキング１位をとるだけあって、世間的に流行に乗ったネタで、異様な執筆速度で、いろいろ書いててすごいなーと思います。 ただ、文春側の帯の語句や装丁に疑問が残ります。「時代と自分のズレを認識し、希望に変えるための必読書」という帯も誰が考えたんだろう。山本一郎のコラムを読んで、「なるほど現実は

[call_me_nots]

“内容は「『多動力』とか『お金2.0』とか『僕たちはもう働かなくていい』みたいなファンタジービジネスポルノを逆方向にダッシュでグーパンチした本」と 思ってます”

[mkusunok]

絶望の先には希望しかないんだよ、たぶんだけど

[dazz_2001]

まぁ、好き嫌いは別にして、面白い人なので、ちょっとだけ興味ある

[nobodyplace]

“山本一郎のコラムを読んで、「なるほど現実は厳しいな」「そういう裏があったのか」と思う人が普通で、「希望」を感じる人間は、よほど日本語が読めないんじゃないだろうか”