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ポパー『開かれた社会とその敵』 歴史法則なんて存在しない
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ポパー『開かれた社会とその敵』 歴史法則なんて存在しない
20世紀を代表する哲学者、カール・ポパーが、第2次世界大戦の最中、亡命先のニュージーランドで執筆した... 20世紀を代表する哲学者、カール・ポパーが、第2次世界大戦の最中、亡命先のニュージーランドで執筆した『開かれた社会とその敵』は、左右の全体主義に対するスリリングな批判の書だ。1989年のベルリンの壁の崩壊、91年のソ連の崩壊で、「開かれた社会」と「閉じた社会」の対立には決着がついたかにみえた。しかし実際には、「開かれた社会」への挑戦はなくなるどころか、21世紀の今、募りつつある。 左右の全体主義と対峙したポパー 「当軒は注文の多い料理店ですからどうかそこはご承知ください」。店に入るとそう書いてある。山で道に迷った若者たちは、「山猫軒」というおいしそうな西洋料理店を見つけてわくわくする。店からの注文に従い、服を脱ぎ、肌にクリームや塩を塗っていくと、「さあさあおなかにおはいりください」。料理を食べるつもりが、反対に「山猫軒」が2人を食べる算段だったのだ。 宮沢賢治の童話『 注文の多い料理店 』