視聴者の「見る力」を問うクセの強さ…前代未聞の挑戦作『ブギウギ』が“朝ドラ史に残したもの”とは | 『ブギウギ』秘話 | 文春オンライン

『ブギウギ』は「歌」で語りかけてくるドラマだった。その時々の人物の気持ちを必要以上に台詞にせず、歌に乗せて、あるいは表情で物語ってきた。「さよならコンサート」での「東京ブギウギ」に回想シーンなど乗せなくても、このドラマを愛した視聴者ならば、各々の心に自然とこれまでのスズ子の人生が浮かび上がってくる。 「画力」で語っていた 「映画は『画力（えぢから）と音力（おとぢから）』で語るもの」、「ドラマは『台詞力』で語るもの」などとしばしば言われる。映画学校出身で助監督を経て、数々の映画に脚本として携わり、自ら映画監督も務める足立紳氏がメインの脚本を担当するドラマだ（本作は全26週中、17週を足立氏が担当、9週を櫻井剛氏が担当した）。足立氏の作劇に引っぱられて、おのずと作品全体が映画的アプローチに寄っていったことは想像に難くない。 その顕著な例で、なおかつ出色の出来だったのが、第10週「大空の弟」だ。

[BigHopeClasic]

「説明が足りない」と思う人がいるとすれば「説明」がほしいと思った箇所はおそらく笠置シヅ子の自伝そのまんまの描写をしたところなのではと思う。そこをドラマ化するのに余計な言葉を足すのは良くないので

[kno]

特に後半は音楽の力でねじ伏せた感はある／スズ子の成長、というより趣里ちゃんの歌の成長を見届けた感慨のほうが大きい

[hatsan8]

戦後にブギで大ブレイク、の描写が弱かった。いつも同じステージで歌ってるように見えて、人気が出た実感がないまま「人気が落ちたので引退します」と言われても…感。朝ドラ、後半に予算を残せず失速しがち。

[gm91]

トムジェリばりに舞台を跳ねる主役の存在感が葵小夜羽鳥ら押つよ脇役陣に負けてない絶妙なバランスだったと思う。個人的にはなかなか気合いの入ったアホンダラー！にふるえた。

[amnesia4646]

見る側に何を期待するのだ。いつも決め顔がクシャ顔で、同じ振りでキレイに踊るリップシンクステージ。見る力がないから他者との接し方も不義理と不人情しか感じられなかったよう。ごめんね！

[bml]

歌モノはYoutubeやSNS向けでもあるからな。歌のステージなんかYoutubeで100万とかだし。NHKにすりゃ若者向けでアピールできるのは欲しい。