ユヴァル・ノア・ハラリ「社会が信じるキャッチーな物語には敵が必要だ。でも、気候変動には敵がいなかった」 | 「2％」が私たちの運命を変える

「皆が同じ物語を信じることができれば、規範に従って大規模な範囲で協力し合うことができる」と、物語の重要性を説いてきたユヴァル・ノア・ハラリ。だが、彼は多くの人が気候変動の「物語」を信じているにもかかわらず、遅々として世界規模の対策が進まない理由に“敵”の不在を挙げる。 イスラエル人歴史学者で哲学者のユヴァル・ノア・ハラリ（45）は、2015年にアメリカで出版した著書『サピエンス全史』がベストセラーになったことで知識人のトップに躍り出た。そしてそれに続く『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』と『21 Lessons：21世紀の人類のための21の思考』で、その地位をゆるぎないものにした。 ハラリの思考の軸になっているのは、「虚構」を信じる素質が私たちにはあって、それが人間社会の大半を動かしている、という考え方だ。この虚構の力は、たとえば神や国家といった、人類共通の想像力における存在に

[zyzy]

人間をとことん解体して理解していった先のSF的な世界にもうすでに我々は足を踏み入れているのかもな。

[tikani_nemuru_M]

「トランスジェンダーやノンバイナリーなどを巡る議論に関して政治的批判が強い理由は、人々がおそらく潜在意識的に、〜人間の身体と脳で何ができるかについてのものになるだろうと感じているから」

[gcyn]

『以前、哲学は一種の贅沢品でした／ところが今はそうではない。たとえば、新しいバイオテクノロジーをどう扱うかを決めるために「人間とは」とか「善の本質とは」といった哲学的な難問に答えなくてはならない』

[type-100]

ハラリもすっかりグルになったなあ。サピエンス全史だけは本当におもしろかったんだけど。

[dgwingtong]

気候変動抑制を標ぼうするテロ組織が誕生したら人類が敵になって正義をかざせるのか。敵は資本主義で良いのでは？

[knok]

オゾン撤廃はなんでうまくいったんですかね

[futenrojin]

『サピエンス全史』のときから、この方の慧眼は微塵も曇らない気がしてしまうのだが、この方も人なのだからそんなことは決してないと考えるほうが自然ではある。

[hatehatebububutan]

年間グルーバルGDPの2％を環境に優しいテクノロジーとインフラ開発に投資することを今始めれば、それで破滅的な気候変動を食い止めることができるのです。