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本好きのためのユートピアだった鳥取県の「定有堂書店」の物語。消えゆく小さな町の本屋の魅力を考える1冊 | ダ・ヴィンチWeb
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本好きのためのユートピアだった鳥取県の「定有堂書店」の物語。消えゆく小さな町の本屋の魅力を考える1冊 | ダ・ヴィンチWeb
例えば奈良氏は本屋の仕事についてこう述べる。 “本屋の仕事は、自分の読書の楽しみの選択ではない。も... 例えば奈良氏は本屋の仕事についてこう述べる。 “本屋の仕事は、自分の読書の楽しみの選択ではない。もっと受動的なものだと思う。読者の愉しみのために本を並べる。(中略)対話性に富んだ、豊かな営みがある” 本屋の仕事について奈良氏は対話という言葉を使う。読者との目に見えぬ対話によって本屋の営みは豊かであると。書店員という仕事の魅力は、自分の好きな本に触れる喜びなのではない。自分が選んで並べた本を手に取りそれを買う読者の存在を知った時に初めて魅力が生まれる。本を選ぶ判断基準は自分ではなく、本を手に取るであろう読者を思い浮かべながら本を選ぶ。その仕事は本を媒介にした対話なのだ。本屋の仕事は“受動的なもの”という奈良氏の言葉は、本屋で働いていた者であるならば深く頷くはずだ。 “小さな本屋の特性は、「引き算」にあるのかもしれない”との言葉も強く心に残る。 品揃えやサービスを削ぎ落すことは広い客層をカバー