日産社長が中国合弁・東風からの出資画策で総スカン、リストラ計画に暗雲

電機・自動車の解毒 電機・自動車業界に異次元のコロナ危機が直撃している。日本経済を牽引してきた二大産業だが、旧来のビジネスの常識が崩れる「Withコロナ・ポストコロナ」時代に勝ちきれる保証はどこにもない。コロナ戦禍を奇貨として、二大産業はものづくり原理主義からの脱却、国内製造業全体のリストラクチャリングという“解毒（デトックス）”に踏み切れるのか。 バックナンバー一覧 日産自動車の窮地が鮮明になっている。コロナショック以前からの改革遅れが付けとなって表れているのだ。そんな有事に、「あるワンマンプレー」によって内田誠社長が経営上層部の反感を買い四面楚歌になっているという。日産経営陣に何が起きているのか。また、日産を含む国内自動車メーカーには、コロナショックに耐え得る企業体力が残されているのだろうか。特集『電機・自動車の解毒』（全17回）の＃06では、自動車メーカー7社のリーマンショック前とコ

[cinefuk]

『大方の日産関係者が「コロナ主因」説を信じていない。20年3月期決算の赤字転落は、日産上層部の経営の混乱による“人災”だと見る向きが多い。実際、内田社長とグプタCOOとの連携が取れていないことは明らかだ。』