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2018年の本 - Valdegamas侯日録
一年越しの更新となった。はてなダイアリーの終了が告知されたこともあり、恐らくこれがはてなダイアリ... 一年越しの更新となった。はてなダイアリーの終了が告知されたこともあり、恐らくこれがはてなダイアリーへの最後の投稿になると思われる。今年は昨年より状況が悪く、完読ではなくつまみ読み程度で終わった本が多かった(読書メーターの更新も滞っている)。とはいえ、今年刊行の本を中心に、いくつか印象に残った本を整理したい。 ■国際政治 政治学の範疇に入る本自体がそれほど読めず、どちらかといえば国際政治・日本政治に区分されるような本に偏った読書をする一年であった。ここでは広く国際政治にまとめられる本を取り上げたい。印象に残ったのは、西平等『法と力』、田所昌幸『越境の国際政治』、小川浩之・板橋拓己・青野利彦『国際政治史』、モーリス・ヴァイス『戦後国際関係史』の四冊だった。 西平等『法と力―戦間期国際秩序思想の系譜』(名古屋大学出版会) 20世紀に国際政治学は、どのようなロジックから生まれたのか?それは国際政治
2019/01/01 リンク